概要
ペーパーマリオシリーズに登場するルイージで本編のルイージ同様、優しくて真面目であるものの、兄のマリオと比べるとやや無鉄砲で頼りない部分もある。ただし、臆病者である面はあまり強調されてはいない。
基本的に本編にはあまり絡んではこないが、終盤の重要なポジションとしてさらっと登場したり、本編の裏で活躍(?)していることも多々ある。
各作品での活躍
マリオストーリー
ピーチ姫から兄のマリオ共々、キノコ城のパーティに招待されたが、キノコ城がクッパ城によって上空に持ち上げられる際に驚いて逃げたらしく、それ以降は自宅(マリオの家)で留守番をしている。また、自宅のとある場所では彼の日記を読むことができ、ストーリーが進むにつれて日記の内容も増えていく。
また、自己顕示欲も強い様で、本作のエンディングのパレードでは、ちゃっかりと先頭で指揮官をしていたりする(『スーパーマリオRPG』と同様)。
アクション作品やマリオ&ルイージRPGシリーズなど他のシリーズのルイージが通訳がいないと台詞が分からない無口キャラ(ボイスあり)として扱われる事が多い中、ペーパーマリオシリーズでは比較的台詞が多い程、よく喋るキャラとして登場する事が多い。それどころか現在のルイージの性格の基礎を作り上げてきたのも『マリオストーリー』が最初と言われている。
ペーパーマリオRPG
前作では留守番扱いだったが、本作ではマリオとは別の冒険をしており、ゴロツキタウンにいる彼から冒険の活躍(?)を聞くことができる。
冒険の内容はクリキングに攫われたエクレア姫を助けるために、「きせきのらしんばん」とよばれるキーアイテムを集めるといったものである。
また、それらの冒険を小説にした『スーパールイージ(全5巻)』も発売しているが、かなり脚色されている様で、隣にいる各同行者の口から語られる実像はかなりグダグダだったらしい(具体的な内容はスーパールイージの記事を参照)。
一方、ゴロツキタウンの依頼「ルイージさんに あいたい!」は、マリオが「エムブレームL」と呼ばれる、装備すると服の色がルイージになるバッジを活用してクリアするといったものであるが、その内容はなんと本物のルイージが、上記のマリオを本物だと思ったルイージファンのキノピオの女性(キノビア)に偽物呼ばわりされるといったもの。流石にかわいそうである。
その他、バトル中に観客席で彼が登場することがたまにあり、ウルトラキノコなどの強力なアイテムを投げてくれることもある。
スーパーペーパーマリオ
白と黒の両ヨゲン書において「ミドリのオトコ」と呼ばれる程の重要な役割を果たしている。
また、シリーズでは初めてプレイアブルキャラとして登場している。
冒頭でピーチ姫、クッパと共にノワール伯爵のよって別世界へ連れ去られてしまう。コントンのラブパワーが生まれた直後に現れ、結婚式を止めようとするものの、コントンのラブパワーに攻撃してしまったことでクッパやピーチ姫達とは散り散りになってしまう。
その後は一人で脱出を図ろうとするものの、ナスタシアによって「ミスターL」に闇堕ちし、二度に渡りマリオ達と敵対することになる(詳しくはミスターLの記事を参照)。
滅びたモノノフ王国での戦いの後、ディメーンによって始末されアンダーランドに来た際にミスターLの洗脳が解けたようで、同じくアンダーランドに飛ばされていたマリオによって助け出されたことでマリオの仲間、及び4人目の勇者となる。
加入時期はステージ7突入時とかなり遅いものの、専用技は前作のジャバラジャンプのような「スーパージャンプ」という強力な技を持つ。踏みつけだけでなく上昇時の頭突きにも攻撃判定があるため、これによって一部のボスは瞬殺できてしまう。
そして、最後の戦いでは…。
ペーパーマリオスーパーシール
特定の位置に現れ、ペパライズで引っ張ると走って逃げ出していく。シリーズでは珍しくセリフは全くなく、本作以降は隠し要素のような扱いを受けるようになる。(むしろその方がルイージらしいとはいえるが)。
ペーパーマリオカラースプラッシュ
前作同様特定の位置(Lマークのような印があることが多い)のキリトリを行うことで登場し何を言うでもなく去っていく。
しかし、今作では終盤にセリフ付きの出番があり、イロドリの泉とクロクッパ城を繋ぐ「レインボーロード」を行き来するために、マリオカートシリーズに出てくる「スタンダードカート(カートのカラーはルイージのものが使用されている)」にマリオを乗せて連れて行ってくれる。
また、スタンダードカートは次回作にも登場する。
ペーパーマリオオリガミキング
今作ではストーリーの進行に必要な、様々なカギを探す役割を担っている。
彼は「ピーチ城のカギを見つけたい」のだが、見つけるカギはどれも彼にとって期待外れなものばかりである。しかし、最後のカギの場所は…。
マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX
初コラボ作品であるため登場が期待されたが、なんと本編での登場は一切無し。
エンディングのパレードにすら登場しないため忘れられているかに思われていたが、クリア後の特典にあたるサウンドテストにて、ニテルデ諸島の一部で一人でバカンスしていることが発覚。…登場するたびどうも影が薄くなっているような…?