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概要

マリオシリーズの1つ。開発は任天堂のセカンドパーティーであるインテリジェントシステムズIS)。

絵本のような世界観で、紙のようにペラペラなキャラクターたちや仕掛けが登場するのが特徴。

絵柄や雰囲気は可愛らしいが、マリオシリーズの中ではかなりの異端とされる作品であり、新奇性の強いゲーム内容や、極めて個性的なキャラクター、設定、ブラックジョークなどが特徴的であり、それが本シリーズの人気の一端でもある。

ペーパーマリオ(Paper Mario)」とは「マリオストーリー」の海外版の名称であり、以降のシリーズでは日本でもこの名称が使用されている。

3作目以外のIS開発のペーパーマリオは4年に一度に発売されているのも特徴。


開発の経緯

シリーズ一作目『マリオストーリー』は本来『スーパーマリオRPG』の続編として、開発当初のタイトルも『スーパーマリオRPG2』となっていた。

その後、『スーパーマリオRPG』の正当後継とも言えるアルファドリームの『マリオ&ルイージRPGシリーズ』も登場し、同じくマリオRPGから派生した作品ではあるが両作品はそれぞれ別々の道を辿っていくことになる。

なお、本シリーズには開発元のISだけでなく、『スーパーマリオRPG』のイベントデザインを担当した工藤太郎(現・バンプール代表取締役社長、代表作『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』など)も協力しており、シリーズを通して工藤氏がオブザーバーとして携わっているため、こちらもマリルイ同様に初代マリオRPGの流れを汲んでいると言える。


シリーズの変容と評価

3作目『スーパーペーパーマリオ』までは個性豊かなキャラクターや、重厚な世界観・シナリオが特徴的な作りだったが、『ペーパーマリオスーパーシール』からは宮本茂の意向で大きく方向性を転換。

本家マリオの世界観を保つためかストーリーは必要最低限になり、平面表現を生かしたアクション・パズル要素に力を入れた作品に仕上がっている。

モブはキノピオで統一され、敵キャラクターもクッパ軍団が中心となった。それに伴い、作品特有のオリジナルキャラや種族は大幅に減少し、既存の種族の中に存在している個人名付きの改変キャラ(例としてノコノコならカメキノコタロウノコブロスゼニノコーといったキャラクター)も同様に減っていった。

これに関しては『ペーパーマリオオリガミキング』のインタビューでも「マリオの世界に影響を及ぼす改変キャラクターが作れない制約」と語られており、開発に苦慮した様子が見て取れる。


しかしその結果、多くのファンの期待を裏切る事となり、主に海外を中心に大炎上。

ゲーム内容は紙ゲーに近いがクソゲー認定される事態に。

ほぼ同じ路線のペーパーマリオカラースプラッシュに至っては、(WiiU末期と言う事もあるが)売上本数ワースト2位を記録してしまう。

流石にこのままではまずいと思ったのか、ペーパーマリオオリガミキングではキャラクター制約はそのままに、濃厚なストーリーが復活。

濃厚なストーリーが復活した事でまだ完全ではないものの、大炎上はとりあえず沈静化した。


因みにキャラクター制約に関しては、『スマブラ』シリーズにてペーパーマリオシリーズのオリジナルキャラがフィギュア・シール等で登場しており、『ペーパーマリオRPG』のリメイクも発表されているため、完全に封印されたわけではない。


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スーパーマリオRPG マリオ&ルイージRPG ペーマリ風

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