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リボルクラッシュ

りぼるくらっしゅ

リボルクラッシュとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーBLACK RX』に登場する必殺技の一つ。
目次 [非表示]

概要め! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!

仮面ライダーBLACK RXが使用する必殺技の一つ。

専用武器・リボルケインを敵に突き立てそのまま貫くとともに、光エネルギーを体内に拡散・充満させることにより、敵を爆散せしめるものである。この技を食らった敵の身体からはその注入された光エネルギーが火花となって噴き出すほどである。


基本的な発動プロセスは後述の通りであるが、それ以外にもアクロバッターに乗った状態から加速を付けてリボルケインを突き刺したり、敵との剣闘の流れから刺突を決めたり、離れた敵目がけてリボルケインを投げつけたりといった具合に、様々なパターンも存在する。

いずれのパターンにおいても、エネルギーの充満がピークに達したのを見計らい、RXがリボルケインを引き抜き相手に背を向けつつ間合いを取り、さらに「R」の字を描くようにしてリボルケインを振るって「見得を切る」までがこの技の一連の流れであり、この見得切りの締めにリボルケインを振り下ろすタイミングで、背後の敵が爆発を起こすのである。


リボルクラッシュ


主な発動プロセス

①RXキックなどで敵をフラフラにする

RXキック(伸身前)

②左手でリボルケインを抜き

③右手に持ち替え

相手は死ぬ

④敵にぶっ刺し

俺は太陽の破片 真赤に燃えるマグマ

⑤念入りに流し込み

あれは、幻だったのだろうか

⑥出来上がり

愛に勇気を与えてくれ!!


最強の「必殺」技

リボルクラッシュは「体内から相手を破壊しつくす」、例えるなら口の中にホースを突っ込んで世界中の海水を全部流し込んで破裂させるというような、事実上喰らったら死ぬ系の技であり、各回に登場するクライシス怪人は言うに及ばず、彼らの上に立つ幹部達も軒並みその一撃の前に斃れ、ラスボスであるクライシス皇帝さえもあっさり死に追いやったほどである。


無論、技を「食らわなければ」その限りではなく、刺し貫いてから光エネルギーを注ぎ込むという性質上、刺される前にリボルケイン自体を防御すればよいという方法で回避すること自体は可能である。とは言えリボルケイン自体、地球外のどんなに硬い物質でも一撃で貫くなど、無茶苦茶とも言うべき貫通力・破壊力を備えているため、作中でこのような形での回避をまともに成功させたのは、TVシリーズ終盤に登場した最強怪人・グランザイラスのみ。この時はリボルケインに刺される前に刀身を掴んで刺されないように阻止するという、これまた無茶苦茶強引な方法で阻止しており、その規格外な強さをアピールしている。

またグランザイラスを始め、高い防御力や腕力のある怪人ならば、刀身を掴むことも可能ではあるが、身体にほんのちょっとでも突き刺さったが最後、同時に光エネルギーを流し込まれ破壊が始まり、RXもまた全力でリボルケインを押し込んでくるので、喰らった側に抵抗する余裕はまず無い。作中でもボスガンが短剣をRXの肩に突き立てて一矢報いようとし、ジャークミドラも突き立てられた状態のリボルケインを掴み取って反撃を試みようとしたが、いずれも失敗に終わっている。

正面の敵への刺突に集中している為、この間は背後や側面への注意が散漫になるという欠点もない訳ではない。この欠点を突いたのがガテゾーンであり、配下のヘルガデムにリボルクラッシュを仕掛けた際、その隙を付いて羽交い締めとした上で首のみが分離し、残ったボディによる自爆攻撃を仕掛けようとした・・・まではよかったのだが、0.1秒を隙などと言い放つRXに、その100倍となる10秒もの時間的猶予を与えてしまった結果、爆発とほぼ同タイミングでバイオライダーに変身、ゲル化による脱出を許した上に残った頭部をRXキックで倒されるという憂き目にも遭っている。


後述の客演時での使用も含め、リボルクラッシュを喰らって死ななかったのは2023年現在、宿敵であるシャドームーンだけである(※)。この時はベルトを狙った刺突が決まるも(RXの意思によるものか、あるいはキングストーンの力によるものか)貫通には至らず、他の怪人達のような爆死を免れている。もっとも、ほんの数秒程度の刺突でも致命的なダメージは十分に負っていたようで、直後にクライシスの人質となっていた子供達を救った後に落命に至っており、即死でないとは言え結果的にはリボルクラッシュが死因であるとも言える。


(※ 微妙なところではあるが、大ショッカーの幹部の一人であるリ・イマジネーションアポロガイストも、リボルクラッシュを喰らって死ななかったうちの一人であるとする見解もある。こちらは刺突が決まった直後にサイ怪人を呼んで妨害させ、辛くも難を逃れる格好となったが、そもそもこの時のリボルケインはTVシリーズとは異なり刀身が光っていない唯の金属棒のような状態であった上、原典とは別人扱いのリ・イマジネーションのRXであることにも留意すべき必要はある)


客演時の扱い

TVシリーズ終了から20年後に制作された『仮面ライダーディケイド』を始め、後年のクロスオーバー作品にも度々登場する機会の多いRXであるが、それらの客演の際にリボルクラッシュを決める機会は実はそこまで多くはなく、大抵の場合は不発に終わる(『ディケイド』、『仮面ライダー大戦』)、もしくは簡略化される(『オールライダー対大ショッカー』)といったケースが多い。

明確にリボルクラッシュを使用したケースは2015年公開の映画『スーパーヒーロー大戦GP』にて、因縁の相手とも言えるジャーク将軍相手に繰り出した際ぐらいである。ここでは前述したリボルクラッシュの一連の流れもきっちり再現し、古参ファンには嬉しいサービスとなった・・・のだが、一方ではスーツアクターを務めた「次郎さん」こと岡元次郎のぽっこりお腹が目立つことにもなった。


本人による使用ではないものの、『仮面ライダージオウ』の劇場版『Over_Quartzer』では、同作オリジナルのライダーでRXの力を持つ仮面ライダーバールクスがリボルクラッシュを使用している。同作ではジオウ仮面ライダーウォズに対して使用しているが、ジオウには前述のプロセスのうち③までで突き刺さずぶっ飛ばすという、ゲーム作品などに見られる演出となっており、ウォズにはリボルケインをぶん投げてそのまま刺すという形となっている。

そもそもバールクスが用いたのはリボルケインと称しているものの、デザインは大幅に異なっている上、使い方も『仮面ライダー大戦』と同じくレーザーブレード仕様であるため、厳密な意味でのリボルクラッシュと言えるかというと・・・。


派生作品での扱いだと!?

『BLACK RX』他の英語版ローカライズ作品『マスクド・ライダー』では、原典とは異なり光弾発射して倒すという描写へと改変されている。一応、リボルケインも設定上、先端から光エネルギーを弾丸状にして撃ち出すことは可能となっている。こうした改変については、「敵を貫く」という描写が放送局であるFoxの規制に抵触したのではないかと、ムック本『SFヒーローまぼろしの冒険伝説』にて推察されている。


また、『仮面ライダーSD』を始めとする一部のゲーム作品では、斬攻撃扱いになっていたこともある。うーむ、それではただのギャバンダイナミックではないのだろうか(バイオブレードもあることだし)。『仮面ライダーSD』のOVA版では、蜘蛛男の口の中に突っ込んで即爆発させていたのでエグさは半減している。

アクションゲームライダージェネレーション』シリーズや『ロストヒーローズ』では、刺さってはいるがRXと喰らった敵を分割して表示するという形を取っていた。『ガンバライド』では規制の関係か、長らく突きで相手を吹っ飛ばすという、前出の『Over Quartzer』と同様の演出とされていたが、シャバドゥビ5弾での修正でめでたく完全再現となった。やったぜ!

(同じくスーパーヒーロージェネレーションでも思いっきりブッ刺している)


【劇場版】ガラガランダの倒し方【ネタバレ注意】


関連タグだっ!

仮面ライダーBLACKRX リボルケイン

相手は死ぬ 即死 RXキック


ハリケーンスラッシュ:『ウルトラマンオーブ』に登場するヒーロー、およびその形態の一つ。リボルクラッシュとほぼ同じ原理の必殺技である「ビッグバンスラスト」を有する


スパイラルバレード:『ウルトラマンブレーザー』に登場するヒーローの必殺技。バリエーションがあり、第3話で披露した形がモロにそれ。ちなみにブレーザーのメイン監督リブート作品でも特撮監督を務めている。



レオナ・ハイデルン:『KOF』シリーズの登場人物の一人。持ち技の一部が特撮ヒーローのパロディとなっていることで知られており、そのうちの一つとして「リボルスパーク」という、リボルクラッシュのパロディとも言うべき超必殺技を持つ。武器ではなく素手(手刀)で刺すという違いは有るものの、突き刺してる間相手の背中から火花が散る、引き抜いて一欠っぽいポーズを決めると相手が爆発する、などなかなかの再現度である


合体魔神レイアース:『魔法騎士レイアース』に登場する巨大戦力の一つ。TVアニメ版の第一部・第二部でリボルクラッシュに近似した必殺技を使用している

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