概要
死滅回游が行われる10の結界(コロニー)のひとつ。
仙台駅の北部、仙台藩の刑場跡を中心とした半径約5kmに2018年11月1日、突如出現した円柱状の結界。
死滅回游でも特に戦局の展開が早く、開始からわずか数時間しか経過していない11月1日午前6時の時点で〝気の早い〟連中が殺し合いを始める。のちに彼らは実力と相性を鑑み四つ巴の膠着状態となり、11月12日の乙骨参戦までそれぞれ出方をうかがっていた。
明示されてはいないが、その関係はおそらく以下の通り。
- 己が領域を拡大し続けるドゥルヴ>蜚蠊の群れによる物量攻撃を主とする黒沐死
- 無尽蔵に手駒を増やせる黒沐死>「空」を操る烏鷺
- 空間を捻じ曲げ攻撃を反射できる烏鷺>砲撃を基本攻撃とする石流
- 遠距離から高威力の砲撃を放てる石流>自律する式神を用いるドゥルヴ
泳者
最高得点77点。400年前より甦った過去の術師。
「大砲」と称される程の呪力出力を誇る。
最高得点70点。平安の世から甦った過去の術師。
「空」を操る術式を持ち、歴史の陰に消えた一度目の生を憂う。
最高得点190点。死滅回游の平定を目指す呪術高専東京校2年生の特級術師。
圧倒的な呪力量を誇り、引き連れる謎の呪い「リカ」とその呪術のセンスはまさしく現代の異能。
ゴキブリを操る術式は、その数と呪力によって黒い奔流を形成する。
最高得点91点。倭国の時代より二度目の受肉を果たした過去の術師。
自律する二種の式神を操り、その軌跡を自らの領域とする術式は、かつて列島を制圧した。