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剣鉄也

つるぎてつや

「俺は戦闘のプロだぜ、外しはしない!!」
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CV:『マジンガーZ対暗黒大将軍』では田中亮一 『グレートマジンガー』からは野田圭一

剣鉄也とは永井豪原作のロボットアニメグレートマジンガーの主人公。
タイトルと同名のスーパーロボット「グレートマジンガー」のパイロットである。通称「戦闘のプロ」または「偉大な勇者

人物像

元は身寄りの無い孤児だったが、小学校時代に兜剣造博士に引き取られ(パートナーとなる炎ジュンは、その一年後に引き取られている)、グレートマジンガーのパイロットとしての厳しい戦闘訓練に耐え抜いており、その経験に裏打ちされた技術から「戦闘のプロ」と自称する。

一見すると屈強な戦士だが、気さくな兄貴分といえる一面も併せ持っており、年齢よりも子供っぽい面を見せる事が時折ある。また、濃いめの顔に似合わず、大の甘党で、小遣いのほとんどがお菓子代に消えてしまう設定がある程。
しかし、その内面には、親のいない孤児としての生まれ育ちによる劣等感を強く秘めており、己にも周りに対しても厳しくするあまり、配慮のない発言で周囲の人間に反感を買うことがある。また、兜博士の教育が戦闘を重視したものであった為か、誰に対してもタメ口で、礼儀や気遣いに欠ける生意気なところもある。
非常に負けず嫌いな面もあり、同じくスーパーロボットのパイロットである兜甲児やゲッターチームに対しても、仲間意識よりも対抗意識が優先しがちになってしまう傾向が強く、戦闘のプロである事を誇示するあまり、後々厄介な問題を引き起こしてしまう為、結果的にスーパーロボット乗りの中でも屈指のトラブルメーカーになってしまってもいる。
子供のころ、友達が飼っていたカナリアに対抗し、「男らしい」という理由で鷹を飼っていたこともあるが、これも暴れた鷹によって友人の目を失明させてしまう事態を招いている。

後に甲児が帰国してマジンガーZのパイロットとして参戦した際は、最初こそ受け入れていたものの、徐々に暖かい家庭への思慕、養父である剣造博士への愛憎入り混じった執着などから、フラストレーションを募らせていく事になる。遂には訓練中に意味の無い挑発行為や、自らの実力を誇示する為だけに甲児の提案した作戦を事ある毎に無視する様になり、これらの行いは地獄大元帥の付け入る隙を与えてしまう事になった。

マジンガーZを取りに向かった甲児が危機に陥っても我関せずでいたが剣造博士によって諭された鉄也は、ようやく自らの過ちに気付き出撃するも、地獄大元帥の策略によって完全に窮地に陥ってしまい、結果的に剣造博士が科学要塞研究所の司令部で特攻し、死亡してしまうという最悪の事態となってしまった。その後、ボスや仲間達の助けを受けた鉄也は、重傷を負いながらも地獄大元帥の搭乗する無敵要塞デモニカを撃破。ミケーネ帝国との戦いに、辛くも終止符を打つのだった。

兜博士を死に追いやってしまった事で、甲児とシローを本当の孤児にしてしまった事を深く後悔する鉄也だったが、それを見舞うジュンと共に必ず再起する事を誓うのだった。

容姿

18歳にしてはちょっと濃い顔が特徴の青年(当初は22歳として構想されていたためと思われる)。
私服は青いショートトレンチにズボン、紫色のマフラー。

スーパーロボット大戦では

スーパーロボット大戦シリーズでは、現在の所、TV版とOVA版の二通りの剣鉄也が出演している。

TV版の設定では、「旧シリーズ」の第3作「第3次スーパーロボット大戦」より登場しているが、甲児に比べると極端なまでに目立たず、戦闘のプロでありながらも能力的に彼に劣ってしまっている等、かなり不遇な扱いを受けていた。
しかし、「αシリーズ」からは、甲児に劣らぬ活躍ぶりを見せる事になり(作品によっては甲児よりも目立っている)、能力面に関しても大幅な改善が施され、現在のパイロットとしての能力は、間違いなく「戦闘のプロ」に相応しいトップエースとなっている。
特に「α外伝」では「孤児としてのコンプレックス」という、ある意味で鉄也を最も象徴する部分が重点におかれ、甲児への嫉妬から和解に至るまでの経緯が原作以上に丁寧に描かれている。ただし、未来世界に飛ばされたという設定から、この当時の甲児やシローは、父・剣造との再会を果たしていない(最も前作αで言った様にEDで二人を剣造に紹介している)。コミックアンソロジー「鋼の救世主」では、そのストーリーの後日談が描かれる事になり、戦闘獣ダンテの策略によって、鉄也がグレートマジンガーのパイロットとして選ばれ剣造から大きく期待されていた事実を甲児が知った結果、鉄也への嫉妬と憎悪を爆発させた甲児がマジンカイザーでグレートマジンガーと激突する展開になっている。

人間関係に関しては、仲間の中でも戦士としての心構えを持っている者達を素直に認める傾向が強い。しかしその反面、逆に戦士として非情になりきれない者に対しては、仲間として一切認めようとしない器量の狭い面も…。尤も、そういう描写がある作品では周囲がフォローしている事が多く、仲間と打ち解けている作品では人質を取られた、元仲間が敵などの状況で、非情になりきれない仲間達の為に汚れ役を買って出る事もある。
本来の鉄也にあった気さくさやコミカルな面は殆ど見せる事がなく、原作を知らないプレイヤーからは、そのキャラクター性を誤解されてしまう事が少なくない。その分、コミカルな場面が強烈なのだが。小学生にオッサン呼ばわりされてショックのあまりその場を去ったり。

OVA版の設定だと、より精神面の成熟した大人びた青年として描かれ、厳しさと優しさを併せ持った良き兄貴分としての側面を見せる事が多い。また、秋津マサト碇シンジの様に、危機的状況等から止むを得ない事情等で戦わざるを得ない者や、戦士として非情になり切れない者に対しても、多少厳しい面を見せながらも色々と気遣おうとする器量の広さを見せている。
なお、携帯機スパロボ制作側に「鉄也の扱いを悪くするわけにはいかない」という拘りがあるのか、任天堂携帯機シリーズでは事実上主役級の1人として扱われている(ラスボス級の相手との戦闘前会話が甲児とは別に用意されている。例えば、共演した鋼鉄神ジーグ版の宙はこういう扱いはされていない)

真マジンガーではNPCという扱いになっていた。
しかし、スーパーロボット大戦Vでは新たなる愛機マジンエンペラーGミケーネ帝国と戦う勇者の姿があった。

その他

大体の人からは戦闘のプロとして人気だが、永井豪先生自身から気に入られていないらしくあまりいい扱いをされていない。理由として、鉄也のキャラクター造形に失敗してしまったことを上げている。
文庫版『マジンガーZ(少年ジャンプ収録版)』のあとがきにおいては、「マジンガーZの弱点を補うべく完全無欠のロボットとしてグレートマジンガーをデザインし、主人公を最初から戦闘のプロとして描いてしまったため、冷たいキャラクターになってしまった。やはり、主人公はどこかに欠点を持ち、それを克服していく要素を残しておかなくてはいけないという意味で、良い教訓になった」と、述べている。

関連イラスト


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ダイナミックプロ 永井豪 兜甲児 戦闘のプロ
グレートマジンガー 炎ジュン 兜剣造 兜シロー 兜甲児
UFOロボグレンダイザー デューク・フリード
スーパーロボット大戦 戦闘のプロ

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