国府駅

ほんぶんかっこないをさんしょう

日本の鉄道駅のひとつ。電停を含め全国3か所にある。

曖昧さ回避

1. 愛知県の南部、豊川市にある名鉄名古屋本線・豊川線の分岐駅（「こう」）で、駅番号はNH-04。
2. 兵庫県豊岡市にあるJR山陰本線の駅（「こくふ」）。
3. 熊本県熊本市中央区にある熊本市電の停留所（「こくぶ」）。

愛知県(名古屋鉄道)

駅名は所在地である国府町からとられた。

地上駅で、島式3面6線のホームを持つ。

快速特急はほとんどが通過するが、特急以下はすべて停車し、特急には、早朝の名古屋方面行きに当駅始発、夜間の名古屋方面発に当駅どまりの列車がごくわずかに存在する。準急は当駅折り返し、もしくは豊川線内が普通列車となるもののみ。

乗り場	路線	方向	方面	備考
1・2	名古屋本線	下り	東岡崎・名鉄名古屋・名鉄岐阜方面
3・4	名古屋本線	上り	伊奈行(普通)・豊橋行(特急・急行)
5・6	豊川線	上り	豊川稲荷方面

駅から豊川市中心部には、豊川線利用のほかに、豊鉄バスが受託している豊川市コミュニティバスでも出られる。ちなみに当駅からのコミュニティバスは、かつては豊鉄バスの一般路線だった。

同じ名鉄には、愛知県の北部・稲沢市に国府宮（こうのみや）駅があり、こちらも名古屋本線の駅である。ただし国府宮駅は中部国際空港へのミュースカイを含め全列車が停車する。

兵庫県(JR西日本山陰本線)

平成の大合併以前は城崎郡日高町に属していた。

豊岡駅から見て1駅京都寄りに戻った駅がこちら。

「嵯峨野線」の愛称で呼ばれる京都～福知山間が電化されていなかった国鉄時代末期、当駅を含む福知山～城崎(現・城崎温泉)間は、福知山線宝塚～福知山間とセットで電化され、京都口より一足早く電車が走り始めた。

相対式2面2線のホームを持つ無人駅で、普通列車だけ停車する。

乗り場	路線	方向	方面	備考
1・2	山陰本線	上り	和田山・福知山方面	京都方面は福知山でのりかえ
	山陰本線	下り	城崎温泉行	浜坂以西は乗り換え

熊本県(熊本市電)

JR豊肥本線の新水前寺駅も近く、A・B両系統とも乗り入れる。

ちなみに同音異字になるが、同じ九州には日豊本線の国分駅（鹿児島県霧島市）があり、合併前の国分市の中心だったことに由来する。

その他

• 飛騨国府駅(ひだこくふ：JR東海/高山本線)：岐阜県高山市にあり、高山市に所在する駅の中で最も北に位置する。駅名の由来は、嘗ての吉城郡国府町から。

関連項目

駅 日本の同名駅一覧

国府駅(愛知県)

愛知県内の駅一覧 名古屋鉄道 名古屋本線 豊川線

国府駅(兵庫県)

JR西日本 山陰本線　兵庫県内の駅一覧