プロフィール
人物
名門『荒矢田高校』に通う女子高生で、兄のタイヘイと八王子のアパート『コーポ吉田』で2人暮らしをしている。名前の漢字表記は「埋」。
アニメによると“う→ま→る”と発音(公式Twitterでは「みかん」ではなく「りんご」の発音であると例えられている)するようだ。
後述する容姿で述べるが、普段は破滅的なグータラな生活を好む「干物妹(ひもうと)」であるが、外に出れば完璧さが際立つ美妹(びもうと)や凄腕のゲーセン荒らし「UMR」と化す。
容姿
美妹(外用フェイス)
亜麻色のロングヘアーが特徴的な美少女。この容姿端麗さに加えて老若男女問わずに接するその姿は、通り行く人の目を釘づけにする程で、ほとんどの場面でキラキラとしたエフェクトが描かれている。スタイルもかなり理想的らしく、スリーサイズは数値こそ出ていないが、劇中で「数値が黄金比」と称賛されていた。また、後述の干物妹からこの姿になる際にはうまる~んと独特な擬音が発生する。
普段の態度、礼儀作法も非の打ち所が無く常に笑顔を絶やす事が無い。
おまけに運動神経にも優れ、学業成績も最高クラス。成績評価は全科目が最高評価であり担任からは大学、または大学院への進学を勧められている。
と、ここまでならアニメOPの歌詞にも出てきた完璧JKという言葉も似合うのだが、ひとたび家の玄関をくぐれば……
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干物妹
立てば二頭身、座ればまんまる、歩く姿はちんちくりん
もしくは、立てば食欲・座れば布団・歩く姿はブリの腹
「干物妹」状態のうまるは、何故か2頭身程度までデフォルメされた姿になる。外見だけでなく言動(アニメ)では声も)も16歳とは思えぬほど幼稚で我儘であり、兄に家事の全てを押し付け、自身はゲームや漫画、アニメやパソコンといった趣味に没頭している。挙句、叱られなければ深夜までジャンクフードを貪りながら、1.5Lのコーラをラッパ飲みするという現役ニートや大入りの飲料を好むアメリカ人も真っ青になりそうな不摂生極まった生活を送る。これで外では前述の完璧振りなのだから彼女のポテンシャルはとんでもない……
なお、「美妹」時は160㎝と普通の背丈だが「干物妹」時は40㎝まで小さくなる。
このデフォルメは描写ではなく実際に縮んでいる節があり、本場兄妹なんかは完全に気づいていない。
…というか他人の頭にしがみついたり、脇に抱えられたり、美妹との体格差を活かした動きをしたことすらあるのでもはやほぼ確実。
この状態のうまると交流がある主な人物は本場切絵、本場猛、橘・アレックス、金剛ヒカリ。内、ヒカリのみ美妹と干物妹状態のうまるが同一人物であることを知っている。
ペットとしてハムスターを2匹飼っている(なお何故かハムスターとは思えない奇っ怪な姿をしている)。
かわいがってはいるが、当然世話は兄に押し付けている。
なお、元々は美妹状態が本来の姿で、干物妹状態は兄のタイヘイと同居することになった際コミュニケーションを円滑にするために演じていた姿だったが、徐々にこちらが素になっていった模様。
UMR
また、「UMR(ユー・エム・アール)」という通り名で凄腕のゲーマーとしても名が知られている。よくゲームセンターに出没しては、ジャンル問わずあらゆるゲームのスコアランキングを埋め尽くし、クレーンゲームに関してはワンコインで台を空にしてしまうほどの腕前で、一部のゲームセンターではゲームセンター荒らしとして警戒されている程。
なお、こうした趣味としての外出の際は帽子を深く被った姿で極力目立たない振る舞いを取っている。「美妹」と「干物妹」の中間の第3の形態とも言われており、アニメでも両者とまた異なる声(どちらかと言えば「美妹」時に近いがそれよりもやや低めなボーイッシュな声色)で喋る。
初期のUMRは上のイラストの通り帽子と服装を変えるだけだったが、橘・シルフィンフォードと遭遇して以降は正体を隠すためにゲームセンターや大会などではアイマスクをつける姿が多くなった。
この状態のうまると交流がある主な人物は橘・シルフィンフォード、本場猛。
人間関係
土間タイヘイ(お兄ちゃん)
うまるの兄。家にいる時はいつも妹のワガママに手を焼かされている苦労人。うまるには厳しくしようとするものの、兄妹としてついつい情が出てしまい結局大目に見てしまう事も……
うまるの方も普段はワガママばかり言っているがタイヘイにはかなり懐いており、ほとんどブラコン状態である。
タイヘイが2週間家を空けて帰ってきた時は寂しかったと大泣きしたり、タイヘイが美人社員と共に出張するとわかると気になって出張先までついてくる始末。
同級生にしてお隣さん。学校での友人の1人であり、優秀なうまるにコンプレックスを感じつつも憧れていたりする。最近ではタイヘイとの仲の良さにうまるが嫉妬することも…。基本的には美妹状態のうまるとしか交流がなく、干物妹もUMRも知らない。
高校のクラスメイト。とある事情から干物妹状態でいるところを見られてしまい、それ以来何故だか「師匠」と呼び慕われるようになる。ちなみに家でのデフォルメ体型を、うまるの妹の「こまる」だと思い込んでいるが、これは切絵のことを当初怖がっていたうまるが切絵にうまるの妹か? と聞かれたので咄嗟に嘘をついたため。
自称「うまるの永遠のライバル」。学力テストや体育の種目など事ある毎に勝負を仕掛けるも、常に一歩及ばず負け続けている。後にゲーセンの格ゲー大会で「UMR」と勝負して以来、仲良くなっていく(ただし、「UMR」の正体がうまるであることには気付いていない)。彼女がうまるに対抗するのには実は理由があって…
本場猛(ぼんば)
タイヘイの同僚。合コンに失敗した彼が強引に部屋に来た事で知り合う(例によってデフォルメ体型の時に)。以来、互いを「たぬきち」「ボンバー」と呼び合う程仲良しになる。
母親
タイヘイの幼少期の回想に登場した土間兄妹の母。
見た目は現在のうまるに瓜二つでCVもうまる役の田中氏が兼役。現在はどうしているのかは不明。
そもそも土間兄妹の家族構成は他の妹キャラ達と違い殆ど掘り下げられず父親の存在に至っては全く言及すらされなかった。
うまるとポップソ対決だ!!(まさかの本家参戦)
うまるはゲーム好きであり、原作では音楽ゲーム『ポップンミュージック』のような家庭用コントローラ(ただし5ボタン)を使った「ポップソ」をプレーするシーンが存在する。
うまる「さあお兄ちゃん!!とりあえずニチアサまでうまるとポップソ対決だ!!」
タイヘイ「バカ!!寝るよ!!」
うまる「目覚めよ お兄ちゃんフィーバー!!」
(タイヘイ「うぜぇぇーーーー!!!」)
このシーンがアニメ第2話で再現された際、ポップソコントローラは原作通り5ボタンのままで色も違ったのだが、何故かプレー画面のシーンでは本家ポップンそっくりの9ボタン(配色まで同じ)になっていた。
(そのため5ボタンのコントローラで9ボタンを演奏するという謎ゲーになってしまったのだが)
それから時を経て、音楽ゲーム『jubeat prop』や『maimai PiNK』、『BeatStream アニムトライヴ』にアニメ版オープニング曲「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」が収録。
これらのゲームではうまるがジャケットだったり、うまるのアイコンを獲得できたり、ムービーがアニメOP映像だったりとうまるを堪能することが出来た。
そしてその流れに乗って、2015年12月22日にポップン新作『pop'n music éclale』にも「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」が上陸。
気になる担当キャラは、なんと「うまるちゃん」本人というサプライズであった。
通常ポップンではアニメ版権曲は別のポップンキャラが代わりに担当するのが常識だったので、アニメのキャラ本人が直接来てしまうのはまさに前代未聞のことである。
気になるうまるのアニメーションはポップン風のデフォルメではなく、アニメ版の絵柄そのままで干物妹姿がメイン(まあ、もともとデフォルメみたいなものだが・・・)。
GREATアクションやダンスオジャマでは美妹形態に変身したり、WINやLOSEでは(勝っても負けても)呆れるタイヘイが現れたりなど、原作の雰囲気をそのまま持ち込んだキャラになっている。
プレイヤーキャラクターとして使うことも可能で、キャラデコにも対応していた(※セリフパーツ変更には月額有料登録が必要)。
2020年10月25日まで登場した。
- プロフィール
誕生日 | 9月26日 |
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キャラコメント | 干物妹!うまるちゃんから登場だよ |
- 対戦セリフ
攻撃 | う・ま・る! | ダメージ | おに~ちゃん |
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GOODプレー | ん…ま~い! | BADプレー | 認めない! |
WIN | 干物妹ライフ | LOSE | おしまい! |
- キャラデコ獲得セリフ
(対戦セリフと同じ内容のものを獲得)
知り合いになった | ハート1個 | う・ま・る! |
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まぁまぁ仲良くなった | ハート5個 | おに~ちゃん |
仲良くなった | ハート10個 | 干物妹ライフ |
ポプともになった | ハート15個 | おしまい! |
かなり仲良くなった | ハート20個 | ん…ま~い! |
深い仲になった | ハート25個 | 認めない! |
Pixivでの扱い
TVアニメの放送に伴い、その知名度により投稿数が飛躍的に上昇。
特に『アイドルマスターシンデレラガールズ』の双葉杏とは、「オタクでニート(≒干物?)」「淡い金髪」「ロリ体型(干物妹時)」など、何かと似た部分が多いことから彼女とコラボしたイラストもしばしば投稿されている。→干物アイドル!あんずちゃん
その他、頻繁にデフォルメ(2頭身)化するところが『奇面組』に似ているという意見も存在する。
つい最近では、新たなグータラ仲間として『ガヴリールドロップアウト』の天真=ガヴリール=ホワイトとコラボしているイラストも投稿されているが、
実は、ガヴリールの中の人にとって本作はデビュー作品でもあり、ガヴリールを演じた後に放送された第2期である「干物妹!うまるちゃんR」にも引き続き出演している。
関連イラスト
関連タグ
刑部姫(Fate)(似た者同士のグータラキャラで干物妹バージョンのうまるの格好をさせたイラストも投稿されている)
シャーロット・カタクリ(ONEPIECE):一見真面目で皆の憧れの的だけど実は…という似たキャラ。ネタバレになるといけないので詳しくはリンク先へ