CV・モデル:桐谷健太
概要
『龍が如く4』に登場する東城会系三次団体「金村興業」若衆で、若頭の新井弘明を兄貴分として慕っている。
九尾の狐の刺繍がされた赤いスカジャンにオールバックといかにもチンピラ然とした恰好をしているが、かなり人懐っこい性格。
喧嘩の腕も相当なもので、秋山駿も高く評価する程。ある程度のヤクザなら多数相手でも無傷で制圧できる。
劇中の動向
新井が上野誠和会の伊原を殺害して行方をくらませた後に秋山と協力関係を結んだり、沖縄第刑務所から脱獄して神室町にやって来ていた冴島大河と偶然出会ったりと、主人公に度々関わっていた。
終盤、スカイファイナンスにて偶然隠し金庫とそのに保管されていた1000億もの現金を発見した際には混乱しどうすべきか迷っていたが、冴島との別れ際に言われた「極道の勝負は一度きり」という言葉を受け行動を開始する。
その後、東城会会長・堂島大吾に1000億の件を相談し、彼の指示で葛城勲と接触したところ、その場に現れた新井に見破られ銃撃されるが急所を外されていたため助かり、再び大吾と合流する。
ミレニアムタワーでの最終決戦では、極道として生き様をかけ冴島と対決。序盤は善戦するが圧倒的な実力差は覆すことができず敗北。
評価
冴島のラスボスに当たるが、「金村興業」若衆という格の低さはラスボスの中でこれまでのシリーズで一番下であり序盤に秋山や花に助けられるというなんとも情けない描写もある。
冴島との因縁も薄く、むしろ被害者的な立ち位置で、彼を殴る理由が少なく、盛り上がらない。「4」の評価が賛否両論の一因を担うことになってしまった。