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CLANNAD

くらなど

Keyの恋愛アドベンチャーゲーム。またそれを原作とするアニメ、コミック。 人生、それと便座カバー。
目次 [非表示]

概要

CLANNAD』は、keyが制作した恋愛アドベンチャーゲーム(全年齢対象)。2004年4月28日にWindows版が発売されて以来、多くのデバイスで移植版が発売されている。キャラクター原案は樋上いたる


テーマは家族である。

Kanon』や『AIR』に比べると複雑なフラグ管理がなされており、ギャグ要素も満載であるが泣けるところでは泣ける、という泣きゲーとしての一面はKeyの前2作に引き続いている。恋愛アドベンチャーゲームといえど、主人公の恩師である幸村俊夫や友人である春原陽平なども攻略対象である点もあり、果てには恋愛するのが当人でなく友人であるルートも存在しているのも、異色であると言えよう。

本作は主人公である岡崎朋也が学園のヒロイン達や友人等との交流を描く「学園編」と、古河渚と付き合った上で主人公の卒業後を描いた「AFTER STORY編」の2つに分かれている。また前編・後編を併して複雑に絵描かれゆく人の物語から、ネットではCLANNADは人生という言葉さえ生まれた。


2005年にオフィシャル小説『CLANNAD 〜光見守る坂道で〜』が発売。原作のシナリオライターにより執筆されたサイドエピソード集となっていて、原作の内容を捕捉するものになっている(後にドラマCD、コミック、PlayStation Portableでビジュアルサウンドノベルとして発売)。


2006年発売のPlayStation 2版からフルボイスとなった。これ以降、ボイスキャストはアニメ、ドラマCDを含め、一貫して固定されている(主人公と端役を除く)。



家庭用移植版

PlayStation2版はインターチャネルより2006年2月23日、PlayStation Portable版はプロトタイプより2008年5月29日、Xbox360版は2008年8月28日、PlayStation 3版は2011年4月21日、Android版は2012年9月18日に、PlayStation Vita版は2014年8月14日に、PlayStation 4版は2018年6月14日に、Nintendo Switch版が2019年7月5日に発売されている。


アニメ

東映アニメーション版

劇場版アニメとして、東映アニメーション制作により出崎統監督で2007年9月15日に公開された。独自の解釈とアレンジが施され、原作と趣が異なる。キャラクターの設定は一部変更され、楽曲は映画独自のものが使われた。ちなみに後述のテレビアニメ(京都アニメーション)版とのストーリーの関連はない。


京都アニメーション版

京都アニメーション制作によるテレビアニメ第1期『CLANNAD -クラナド-』は、2007年10月〜2008年3月に放送された。こちらは原作に可能な限り忠実に作られている。

作中で使われるBGMもゲームのものをそのまま使用されている。

第1期は学園編での古河渚ルートを軸に、伊吹風子と一ノ瀬ことみルートのエピソードが組み込まれているが藤林杏と坂上智代ルートは展開的に統合不可能なため後にそれぞれ「もう一つの世界」というサブタイトルでパラレルストーリーとして制作された。


BS-TBS(放送当時はBS-i)およびTBSMBSCBCにて全22+2話が放送。


第2期として『CLANNAD ~AFTER STORY~』が、2008年10月から2009年3月にかけて、先の4局に加えてRKB毎日放送の計5局にて全22+2話が放送。

こちらは原作のアフターストーリーがメイン。


コミック版

CLANNAD オフィシャルコミック』が「月刊コミックラッシュ」にてみさき樹里作画により2005年から、「電撃G's magazine」にてしゃあの作画により2007年から、『CLANNAD ~光見守る坂道で~』が「コミデジ+」にて藤井理乃作画によりそれぞれ連載された。



ストーリー

ある町を舞台にして起こる、不良として知られている岡崎朋也と、彼が通っている私立光坂高等学校で出逢う人達との交流と成長の物語。


登場人物


Afterstoryのみ


複雑なためか名前などに誤字が多い。→CLANNAD誤字まとめ


原作ゲーム主題歌

オープニングテーマ

  • 「メグメル」

作詞 - riya / 作曲・歌 - eufonius / 編曲 - kiku / Mix - 大久保将

エンディングテーマ

  • 「-影二つ-」

作詞 - 魁 / 作曲・編曲 - 戸越まごめ / 歌 - riya

  • 「小さなてのひら」

作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 戸越まごめ / 歌 - riya

挿入歌

  • 「Ana」

作詞 - 萩原ゆう / 作曲 - traditional / 編曲 - 戸越まごめ / 歌 - Lia


劇場版

オープニングは原作と同様。

エンディング

三種類メドレーする。

  • エンディングテーマ「小さなてのひら 〜eufonius Ver.〜」

作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 菊地創 / 歌 - eufonius

  • エンディングテーマ・イメージソング「マルメロ 〜fildychrom〜」

作詞 - riya、作曲・編曲 - 菊地創 / 歌 - eufonius

  • エンディングテーマ・挿入歌「だんご だんご だんご」

作詞 - 出崎統 / 作曲・編曲 - 猪股義周 / 歌 - 付属光坂高等学校在校生


TVアニメ版

主題歌

  • 「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」(オープニング)

作詞 - riya / 作曲・歌 - eufonius / 編曲 - 菊地創

  • 「だんご大家族」(エンディング)

作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - たくまる / 歌 - 茶太 / コーラス - 真理絵、くない瓜、Rio、Morrigan、藤枝あかね、茶太、たくまる

挿入歌

「-影二つ-」と「Ana」は同一。

  • 「風の少女」

作詞 - Key / 作曲 - 戸越まごめ / 編曲 - MANYO / 歌 - riya

  • 「オーバー」

作詞 - Key(麻枝准) / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - MANYO / 歌 - riya


外部出演

key作品クロスオーバーアニメ『かぎなど』に主要メンバー全員登場。

設定上時間軸は本編だが、スピンオフである『智代アフター』も関連しているため智代(アフター仕様)、とも、坂上鷹文河南子の4人が登場している。そのほか、シーズン2では諸事情によりアニメ出演をカットされた柊勝平14年目にして初めてアニメ出演を果たしている

なお、出演キャストはアニメ版基準だが、幸村を演じた青野氏は故人の為、多田野曜平氏が代理を務めている。


トリビア

  • 京アニ版の『CLANNAD -クラナド-』はBS-TBS(BS-i)オリジナル作品として放送するつもりだったが、なぜかTBS系列主要3局でも放送される事が放送開始一ヶ月半前に急遽決まった、というエピソードがある。

  • 前2作の初出が18禁の所謂エロゲ(ただしエロ要素は薄め)だったこともあり、また後に18禁のスピンオフ作品もでており、誤解されることも多いが、この作品自体はエロゲではない。今となっては忘れられているが、実は3年半も発売が遅れてようやく完成した難産のゲームだった。
    • 開発が難航した一因はシナリオライターがバイク強盗に襲われ負傷したからである。


関連イラスト

「叶えてくれて、ありがとう」お昼ごはん

CLANNAD人生

俺は大好きだあああああ!!!!シャクッ


関連タグ

key クラナド 麻枝准

演劇部 それと便座カバー 泣きゲー

智代アフター


コラボタグ

Fate/CLANNAD(Fateシリーズ)


関連作品

超時空世紀オーガス ラーゼフォン 魔法少女まどか☆マギカ

並行世界、多次元宇宙を扱った作品で、幾つもの世界については本作とアイデアが似ている。



外部リンク


他の言語版の記事

CLANNAD(英語・English)

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