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ひたちの編集履歴

2014-12-23 08:00:40 バージョン

ひたち

ひたち

JR東日本の特急列車。ここでは同一区間を運行する「ときわ」に関しても解説する。

概要

「ひたち」「ときわ」はともにJR東日本特急列車で、常磐線で運行する。

ともに同一の車両で同一区間を走るが、「ひたち」は停車駅が少なく「ときわ」は停車駅が多い。


運行区間品川/上野~土浦/勝田/高萩/いわき
運行路線上野東京ライン/常磐線
車両E657系(勝田車両センター/10両)

列車名の由来は、ひたちが茨城県の旧国名「常陸」(ひたち)から、ときわが「常陸」と「磐城(いわき)」(福島県東部浜通りの地域名)をひっくるめた地域名「常磐」の訓読みから。

ともに国鉄時代から使用されている名称で、「ひたち」は2代目(「スーパー/フレッシュひたち」を除くと3代目)、「ときわ」は2代目である(沿革の項目で詳述)。


特急料金についてはグリーン車・普通車とも独自の料金制度が組まれており、普通車については座席指定券ですべての席から指定でき(従来は指定席車両のみ)、座席未指定券で空席を利用するという従来になかった座席制度を設けている(前売り料金に両者の差異はない)。


運行概況

2015年3月ダイヤ改正時点では「ひたち」15往復、「ときわ」下り23本、上り21本の設定がある。

東京側の発着駅は上野と品川の2パターンあり、朝は全列車が上野発着、日中は全列車が品川発着で夕方以降は「ひたち」が品川発着、「ときわ」が上野発着となるが、下り「ひたち」の設定がなくなる夜間は「ときわ」の一部が品川始発となる。

「ひたち」は朝ラッシュ時に出る下り2本が上野始発である以外はすべて品川発着で、「ときわ」は日中の7往復と夜間の下り2本が品川発着、他の14往復は上野発着である。


停車駅

列車名停車駅
ひたち品川、東京、上野、(土浦)、水戸、勝田、(大甕)、(常陸多賀)、日立、(高萩)、(磯原)、(勿来)、泉、湯本、いわき
ときわ品川、東京、上野、(柏)、(佐貫)、(牛久)、(ひたち野うしく)、(荒川沖)、土浦、石岡、友部、(赤塚)、水戸、勝田、(東海)、大甕、常陸多賀、日立、高萩、磯原、勿来、泉、湯本、いわき
  • 「ひたち」:土浦は朝と夕方以降のみ停車、大甕、常陸多賀、高萩、磯原、勿来は2~4駅停車
  • 「ときわ」:朝の上りは柏通過(それ以外は下り1本を除き停車)、佐貫、牛久、ひたち野うしく、荒川沖、赤塚は朝の上りと夕方以降の下りのみ停車、東海は1往復のみ通過

沿革

「ときわ」(初代)は1955年快速(のちに準急急行)、「ひたち」(初代)は1963年に急行として運行開始。

1967年に「ひたち」は「ときわ」に統合され、一度消滅。

1969年に上野~平(現・いわき)間臨時特急として「ひたち」(2代目)が復活し、翌年から定期列車となった。

当時、既に常磐線は全線電化されていたにもかかわらず運用の都合からキハ80系気動車が投入されていたが、1972年485系へ置換えられ、本数が増加、運行区間も仙台まで延伸された。

1985年、「ときわ」が「ひたち」に格上げ統合されて消滅。

JR化後、1989年651系が投入されると、同系を使用する列車が速達型の「スーパーひたち」となった。

さらに485系の置き換えを進めるべく1997年にはE653系が「フレッシュひたち」の名称で投入され、翌年をもって485系は撤退。

「ひたち」は「フレッシュひたち」に継承され、「スーパーひたち」との2本柱となる。

長らくこの体制が続いたのち、2012年からE657系が投入され、翌2013年をもって651系・E653系は常磐線から撤退。この時点では列車名称の変更はなかったが、2015年からはスーパーひたちが単に「ひたち」(単なる「ひたち」としては3代目)、フレッシュひたちが「ときわ」(2代目)と変更された。併せて東京側の発着もそれまではすべて上野発着だったのが、一部列車で品川発着に延伸されている。


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