ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

9000系の編集履歴

2015-10-29 20:10:35 バージョン

9000系

きゅうせんけい

鉄道形式の一つ

京阪電気鉄道9000系

京阪9000系

京阪電気鉄道(京阪)が7200系をベースに輸送力増強を目的に1997年に投入した車両。当初特急(京阪では無料特急であっても使用車両の差別化を図るためクロスシート特急車を導入している。)にも使える一般車として投入された。座席は登場時セミクロスシートを採用していた。塗装は京阪一般車の基本の緑のツートンに青いラインが入ったものだった。

ラッシュの特急運用での活躍が期待されたが・・・特急運用で使用されるとやはり特急専用車の車両設備(クロスシートとテレビカーそしてダブルデッカー)には及ばず「ハズレ特急」のレッテルを張られてしまった。肝心のラッシュ時の特急運用も収納力がロングシート車には及ばず京阪の策略は失敗に終わる。

2008年の中之島線開業と合わせた京阪のブランド一新計画で全車塗装がされることになり9000系も一般車の新塗装「シティ・コミューター」になることが決定した。それと同時に座席もロングシート化が決定し2008年の終わりごろから改造が始まり2010年1月には全車の改造が完了した。

現在は一般車として本線の運用に付いている。


なお改造時に今まで使われたクロスシートは伊賀鉄道200系の座席に転用された。


阪神急行電鉄9000系

あなたとなら神戸線。(背景のみ)

阪神急行電鉄(阪急)が2006年より神宝線で運用を開始したA-trainベースの通勤型電車。先に阪急京都本線に投入された9300系と同様のデザインだが一部変更がされている。

ロングシートの8両固定編成11本が在籍。

阪急9000系


阪神電気鉄道9000系

阪神9000系(旧塗装)

阪神電気鉄道(阪神)の優等用通勤型電車。阪神・淡路大震災に伴う赤胴車(阪神の優等車輌)の不足分を補うため1996年に川崎重工業で6両固定編成5本の30両が製造された。それまで阪神の車輌は子会社の武庫川車両工業で製造されていたが事態が事態だけあって急遽東急車両(当時)に発注して製造してもらった。外観も今までの阪神車のツートンカラーではなくステンレス車体に一部塗装を施しただけであった。当初は画像のように赤帯だったが、現在は近鉄奈良線乗り入れ工事を実施し、オレンジの帯となった。阪神1000系と連結できる。


相模鉄道9000系

塗装変更前と後

相模鉄道(相鉄)の通勤形電車。導入は1993年から。老朽化の進む大量の6000系電車を置き換えるために8000系電車と並行して1993年(平成5年)から2001年(平成13年)にかけて10両編成7本(70両)が製造された。本系列は同社の8000系よりも後に登場しているが、本系列を製造している間にも8000系を引き続き製造し、並行して導入していったことが特筆される。車両の製造は全車両が東急車輛製造が担当しており、それまで新造車を日立製作所のみに発注してきた相鉄としては異例であった。また、現在のところ、自社開発車両としては最後の型式で、次に導入された新型式10000系電車はJR東日本の車両を全面的にベースにしている。


西武鉄道9000系

正面画 西武9000系

101系の廃車発生品の足回りに新2000系の車体を乗せ、平成5年から製造された西武鉄道(西武)の通勤型電車。新2000系の車体を乗せているが、車内は当時製造中だった6000系に準じたものとなっている。現在では全車池袋線に集結しているが、新製当時の配置は全車新宿線だった。「101系の足回りに4扉車体」という辺り、当時の西武の事情がわかる形式であった。「101系の高性能は捨てるには勿体無いが3扉車は減らしたい」という事情だったと思われる。「目をつぶれば101系」の9000系だが、のちVVVFインバータ車への改造を実施。インバータ車改造済の編成の前面にはブルーの丸いマークが付いている。

現在の9000系は池袋線の地上専用の10両固定編成なので、基本的にすべて優等列車運用に入る。また、9000系は西武所沢で製造された最後の形式になる。


東武鉄道9000系

東武9000系9108F地上運用

東武鉄道(東武)の通勤型電車。東京メトロ有楽町線東京メトロ副都心線東急東横線乗り入れ用で、東武東上線を中心に活躍している。派生形式に9050系がいる。10両固定編成。

東武9000系


東京急行電鉄9000系

東京急行電鉄(東京急行)が導入した通勤形電車。東急では珍しく貫通扉は狭幅。また、一時期の東急のスタンダードとなる顔はこの車輌で始めて採用された。当初は東急東横線に配属されたが、2013年の渋谷駅地下化によって、車体構造が運用に合わないことや、地方私鉄への車両譲渡の目的で東急大井町線に転属し、8090系を置き換え、現在は大井町線に集結。

よく似た顔は同社2000系1000系7700系7915F、上田電鉄1000系、伊賀鉄道200系の一部に見られる。

VVVF制御で、動力車は全車1M。東横線時代は4M4Tの8両編成、大井町線の編成は3M2Tの5両編成で運用されている。


南海鉄道9000系

1985年に南海鉄道(南海)が導入した南海本線初のステンレス車両。6両固定編成2本、4両固定編成5本が在籍。6両固定編成は6連単独運用に入り、4両固定編成は南海の運用規約のため2編成繋いだ8連運用でしか運用できない。他形式との併結も冷房装置の関係で併結しない。


近畿日本鉄道9000系

1983年に登場した近畿日本鉄道(近畿日本)の通勤型車両8810系の2両固定編成バージョン。当初は近鉄奈良線メインで運用されてきたが、転属して現在は近鉄名古屋線メインの運用に入っている。8編成在籍。


営団⇒東京メトロ9000系

帝都高速度交通営団(営団)が製造した通勤型車両。東京メトロ南北線の6両編成。23編成いるが、最後に製造された第22・23編成はデザインを変更した。埼玉高速鉄道東急目黒線に乗り入れる。


京王電鉄9000系

2000年~2009年に6000系置き換えの為に配備された京王帝都電鉄(京王)の通勤型電車。従来車との混結や都営新宿線乗り入れもこなす万能車両で、今では京王最大勢力になった主力車両。8両固定編成の0番台が8編成、10両固定編成の30番台が20編成。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました