ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ファフナーの編集履歴

2015-11-18 10:54:39 バージョン

ファフナー

ふぁふなー

アニメ『蒼穹のファフナー』に登場する機動兵器の総称、または同作品の略称。

概要

人類が地球外生命体フェストゥムに対抗するために開発した機動兵器

フェストゥムの持つ読心能力を防ぐことができる。また、装甲にコアの力を流すことで対象を空間ごと零次元に捻じり切るワームスフィアを同化して受け流すことが可能。

Alvis製、人類軍製合わせて合計12種のファフナーが存在する。

ティターン・モデル、ノートゥング・モデル、ザルヴァートル・モデルにはフェストゥムのコアが使われている為に大量生産は出来なかったが、続編EXODUSの時期には問題は解決されている。


ちなみに、ファフナーとは北欧神話に登場するファフニールからとっており、武装名も北欧神話に関連したものばかり。


登場作品と各モデル

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT以前

Alvisによって開発された全てのファフナーのプロトタイプ、及びその後継機。草創期の機体のためとても実用に耐え得るような代物ではなく、激しい同化現象により多数のパイロットを犠牲にした。

開発者の離島などが重なり開発が行き詰まるが、ティターン・モデルが実戦投入を余儀なくされたことで皮肉にも問題点の洗い出しに成功、Alvisのファフナーが実用段階へ至る。

以降の機体も含め、コア搭載型は文字通り保有するフェストゥムのコアの数しか製造できない。

エーギル・モデル(ゼロファフナー)

暴走事故により凍結。

ティターン・モデル(第2世代)

RoLの主役機、全4機。実戦投入を余儀なくされ全損

ノートゥング・モデル(起動実験)

完成だけはしていたが・・・


蒼穹のファフナー Dead Aggressor

ティターン・モデルとそのパイロットパイロットたちジークフリード・システムを機体から撤去、外部から管制を行うことでようやくまともに戦闘できるようになった。それでも確実にパイロットの命を蝕む上、防御力はスフィンクス型消滅時のワームスフィアですら機体が損壊する程度であった。しかし後に情報の概念を理解したミョルニアから渡されたデータにより、最終決戦の前に同化の抑制とワーム耐性が大幅に向上する。

ノートゥング・モデル

格闘用に腕部の装甲板を増設、ジャンプ・急停止・急旋回用のスラスターを搭載。

腕部装甲板の代わりに肩部にハードポイントを設置し、重火器による後方支援が得意とする。

  • 防御特化型:Mk.V

大型シールドを展開するイージス装備を搭載した機動侍

飛行用ユニット及びリフトエンジンスラスターを搭載。ファフナーの特性上、空戦型の搭乗者は他のノートゥング・モデル以上に限られている。


人類軍製ファフナー

離島した技術者によって人類軍にて開発された量産型ファフナー。コアを搭載しないため性能は低かったが、それでもフェストゥムにある程度対抗可能となった。パイロットへの負担はAlvisのものよりも軽く、生産数の問題もクリアされている。

量産型。20mと極端に小型で、パイロットの適性の低さを考慮し武器腕となっている。人海戦術中心で約30000機が製造された。

エース用の少数生産機。それでもメガセリオンで約800機、ベイバロンで約200機が量産されている。

ザルヴァートルとは救世主の意。

ヘブンズドア作戦(蒼穹作戦)に向け、接収したノートゥング・モデルから抜き取ったコアで開発された決戦兵器。

異なるコンセプトの2機が建造されたがザインはAlvis(一騎)に持ち逃げされ、ニヒトはフェストゥム(イドゥン)に強奪されてしまう。

どちらも同化・再構成されて外見が変貌。人工フェストゥムと言っても過言ではない性能を発揮する。

変貌前からの機能かは不明だが、コア周りの常気性永劫導電回路によって周囲の物質を同化しエネルギーへと変えている。


蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

人類軍製ファフナーは未登場。フェストゥムに奪われていたマークニヒトがAlvisの手に渡ったのみ。

ノートゥング・モデル(改修)

外見上は迷彩塗装が施され、左側スタビライザーと左膝のナンバリングが廃止された。

蒼穹作戦で得たデータから改修が施され、機体性能やワーム耐性もさらに向上。パイロットの負担も大幅に軽減され、瞳が赤くなることも無くなった。

また、パイロットの補充に伴いMk.IX、Mk.X、Mk.XIIが実戦に投入される。

設計段階から練り直された新造機。装甲や大型スラスターが追加されている。機動力が高く、低空飛行も可能。開発者はパイロットの義母だが決して職権乱用ではない・・・はず。


エーギル・モデル(改修)

これまでのデータにより欠点が解消され、実戦投入が可能となった。各部のエネルギー兵器と100mの巨体により圧倒的な殲滅力を誇る。


蒼穹のファフナー EXODUS

Alvis製ファフナー

新しいパイロットに合わせて新造された、かつて損壊した機体の同型機(フュンフは開始時点では無事)。既存機共々島のミールによって更なる強化を施され、同化現象抑制とマークザインと同じ同化によるエネルギー生成機能を獲得した。更にパイロットによって異なる超次元現象(SDP)を発し、フェストゥムの能力を部分的に使用可能となった。

マークドライにコントロールされる無人機。咲良のSDPにより、戦闘時は本来の数以上に出現する。

未来で戦い続けた羽佐間カノンにより設計された新モデル。

胸部にカノン式アクセラレータを搭載し、SDPの増幅と新同化現象の軽減を実現している。肩アーマーの追加や発光部の増加など、見た目にもヒロイックなデザインとなった。

エインヘリヤルとは北欧神話に登場する、ワルキューレによってヴァルハラへ召し上げられた英霊達。


人類軍製ファフナー

コアの供給手段を得た(と思われる)人類軍が開発したコア搭載型の新型。各モデルとも用途に合わせたバリエーションが存在する。性能は向上したがパイロットへの負荷も増大、マカベ因子投与もあり搭乗者の寿命を大きく削っている。無印時代と違って派閥で塗装が異なり、ナレイン将軍旗下の機体は所謂UNブルーで塗装されている。

ザルヴァートル・モデルの大量生産型。ただしコア出力不足でオリジナルに性能は劣る。

3種の中で最も継戦能力に優れる中隊指揮官機。

メガセリオン・モデルの発展後継機。ジークフリート・システムとのクロッシング維持や状況把握を行う。

性能面は3種で最も高い大隊指揮官機。

  • パワーズ・モデル:オリンピア・エンジェルス(陸戦型)、アリエル(空戦型)、エイワース(防御重視陸戦型)

グノーシス・モデルの発展後継機。適性のない人間もドーピングで無 理 矢 理乗せることができる。

他モデルと並んだ画面を見る限り、主力量産型でありながらティターン・モデル(50m)と同等かそれ以上の大きさ。


武装

近接兵装

  • ルガーランス

中世の騎兵が使う馬上槍に似た形状の武器。敵に突き刺した状態で開き、レールガンを発射する事で内部から破壊する。作中ではマークエルフ、ベイバロン・モデル、マークザイン、マークドライ、マークアハトが装備した。実は扱いが難しい。

マークザインの場合、機体の腕と同化させることで威力を強化させており、近距離で叩き込むはずのプラズマが最早ビームと形容できる威力に変貌した。

それそういう武器じゃないから!

劇場版では外見は変わらないが、核融合プラズマを撃てるようになり、射撃兵装として使用できる。射撃能力を得た代わりに構造の複雑化(柔軟な金属フレームと樹脂やゲルを硬く脆いセラミックでコーティング)で折れやすくなってしまった。


ところが、『EXODUS』9話「英雄二人」では更なる間違った使い方を披露した。

具体的に挙げると、ルガーランスを中心に町一つ分を同化結晶で覆ってディアブロ型に同化された人間を引き戻し(そのうちの半数は生存している)流星と見紛う様なビームを放って戦域のフェストゥムを殲滅する。

ここまで来ると笑いが止まらないものである。


  • マインブレード

ノートゥング・モデルの基本装備。炸薬式の短刀。基本装備のせいか威力はさほど期待できない。

そもそもフェストゥムとの長時間の接触は如何にノートゥング・モデルといえど同化は免れないため積極的に使用することは想定されていないと思われる。

EXODUSではドミニオンズ・モデルのジョナサン機が、これをノコギリのように大量に並べた剣を使っている。


  • ピラム

先端に刃が付いた鞭状の武器。全体に高磁圧を発生させ、刃部分で敵を貫いたり、鞭部分を敵に絡みつかせたりして動きを封じる。

マークドライが使用していた。


ファフナーよりも長い大剣。刃の部分はプラズマで形成されている。

マークエルフやマークアインが使用。EXODUSでは発展型のレヴィンソードとなり、主にスサノオがルガーランスとの二刀流で使用した。


射撃兵装

ノートゥング・モデルの基本装備。三点バーストの自動小銃。基本装備のせいか威力はさほど期待できない。作中ではマークゼクスとマークアハトが使用した。


ファフナーから供給されるエネルギーで磁力を発生させ、その反発力で弾丸を発射させる武器。

加速器のサイズに伴い銃身は大きいが、その分射程は長い。

主にマークエルフが使用。劇場版ではマークジーベン、EXODUSではマークノインも使用する。


  • ゲーグナー

マシンガンタイプのレーザー銃。短いインターバルでの連射が可能だが、一定回数連射するとエネルギーの再チャージが必要となる。ゲーム版では残弾分のエネルギーを一気に放つ事も出来る。

また、純粋なエネルギー兵器故に自動で弾数が回復するため唯一弾切れの概念が無い武器でもあった。

作中ではマークフィアーとマークエルフが使用した。


  • プラズマライフル

連射力の高いプラズマを放つ武器。主にメガセリオン・モデルが使用。


  • ドラゴントゥース

遠距離用狙撃ライフル。炸薬式なのでレールガンに比べて機体のエネルギーロスも少なく、信頼性も高い。地上でしか運用する事が出来なかったが、EXODUSでは改良されて空中でも使用できるようになった。(というよりマークジーベンに合わせたといったところか?)

主にマークジーベン、マークザイン(装備と言うか添えただけ)、マークツェンが使用。

第一次蒼穹作戦ではマークザインの同化によって強化され、北極ミールの破壊に成功した。


  • ガルム44

ファフナー専用ライフル。必要に応じて、大口径の火砲、フル・セミオート、3点バーストに切り替える事が出来る。銃身下部に二発のミサイルを装備している。

マークアハト、メガセリオン・モデル、マークドライ、マークザイン、トローンズ・モデル、ドミニオンズ・モデルが使用。


小型のサブマシンガン。レールガンタイプであるため、薬莢はない。

マークドライやベイバロン・モデルが使用。


両肩に装備する大口径レーザー砲。酸化剤タンクと燃料タンクがあり、燃焼ガスからレーザーを取り出す。結構大がかりな装備である為、専用のハードポイントを持つマークフィアー(OPのみ)とマークアハトが使用した。 EXODUSでは同型のマークノインも使用していた。

なお、可燃物タンクが搭載されてる関係上被弾には滅法弱く、最悪大爆発を引き起こす危険性がある。


フェストゥムの身体組成を崩壊させる気化燃料を放出する火炎放射器。拡散度と射程の調整が自由に行える反面、大型ゆえに取り回しはあまりよくない。主にマークノインが使用した。


  • ガンドレイク

ルガーランスと同系統のプラズマライフルを内蔵した剣。かつてティターン・モデルが使用していた武装をノートゥング・モデル用に調整したもので、主にアマテラスが使用する。

後に第三次蒼穹作戦で春日井甲洋及び彼と共に復活したマークフィアーの手に渡り、初っ端からワームウェッジを発射してウォーカーの左腕を吹き飛ばす活躍を見せた。さらには銃身に剣のような形状の長大なワームスフィアを纏わせフェストゥムを片っ端から屠り、作戦の最後ではウォーカーをぶった切って消滅させた。そういう武器じゃねえからコレ!

やっぱりルガーランスの系譜だったと言うところか。


特殊兵装

  • レージングカッター

ノートゥング・モデルの基本装備。腕部から発射されるワイヤーアンカー。主に敵を束縛するときに使用する。EXODUSではアマテラスがガンドレイク投擲後に使用する。


  • イージス

マークフュンフの標準装備。光学シールドを展開し、フェストゥムのワームスフィアを弾くほどの高い防御力を有する。蒼穹作戦では小型化した物をマークドライとマークアハトが使用した。

EXODUSではレールガンと同じ要領でエネルギー弾を発射可能になった。

同型機のツクヨミも装備し、ドミニオンズ・モデルやパワーズ・モデルも簡略型を装備したバリエーションがある。。


ファフナーの支援航空機。ファフナー本体および各種装備の輸送を主に行うほか、ミサイルや火砲など多数の武装も備えており空戦もこなす。

通常はジークフリード・システムを通した皆城総士の遠隔操作によって運用されるが、直接人が搭乗して操縦することも可能。ちなみにTVシリーズ1期では一騎の家出に使われて以降は一切出番がない

劇場版ではマークドライが装備し、専用のカラーリングもされている。


機体に内蔵されている気化爆弾。着弾寸前に液体燃料を空気中に放出し、大爆発を引き起こす。

小型の核爆弾とも呼ばれ、使用する際は大体絶望的な状況なので作中では自爆装置としての認識が強い。


  • ショットガンホーン

背部ユニットに格納した刀身を展開し、それにエネルギーフィールドを纏って突撃する。刀身自体もルガーランスのように展開することができ、内部にプラズマ砲を備えている。

使用者の立上芹が変性意識の影響で頭突き攻撃を繰り出すようになったので、機体の頭部保護を目的とした苦肉の武装。実質的にマークツヴォルフ専用。

通称:カブトムシ


関連タグ

蒼穹のファフナー 鷲尾直広 フェストゥム

エーギル・モデル ティターン・モデル ノートゥング・モデル

メガセリオン・モデル ベイバロン・モデル グノーシス・モデル ザルヴァートル・モデル

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました