JR西日本が運営する山科駅(京都府京都市山科区)から近江塩津駅(滋賀県長浜市)までの74.1kmを結ぶ鉄道路線。路線名は琵琶湖の西を走ることによる。
概要
北陸本線・日本海縦貫線方面への短絡線として建設され、1974年7月20日開業。翌1975年3月ダイヤ改正で北陸方面への優等列車はそれまでの米原駅経由から大半が当線経由に改められた。全線が高架・トンネルなどで立体交差化された高規格路線であり、特急電車は最高速度130km/hで運転されている。1985年には381系を使用した高速試験により、現在まで国鉄・JR在来線の最高速度記録である179.5km/hが記録されている。
一部区間ではかつて並行区間で営業していた江若鉄道の路盤を転用している。