概要
パリ(Paris、巴里)は、フランスの首都であり、市内の人口は約219万人、都市圏人口は約1,184万人であり(2010年現在)、世界屈指のメガシティである。パリでは絵画から彫刻、流行、音楽に至るまで、さまざまな芸術の世界的な中心地として名を馳せている。「芸術の都」「花の都」などと呼ばれてその文化的影響を世界に与え続け、結果、世界屈指の観光都市ともなった。
因みに日本の都市に例えると京都市に例えられることが多く、逆にフランス人も京都に大使館を立てることが多い。
歴史
紀元前3世紀頃、ローマ軍カエサルによるガリア遠征によって、セーヌ川の中ノ島、シテ島にあった砦ルテティアとして歴史に登場する。パリの名は、その地方に勢力を張っていた「パリシィ族」に由来する。
ローマ治下のガリアからゲルマン民族の大移動を経てフランク王国の一部となる。9世紀、フランク王国の解体過程でデーン人の襲撃を受ける。これと戦ったパリ伯ウードが人気が高まり、やがてパリ伯ユーグ・カペーがフランス王となると、必然的にフランス王国の首都となった。
19世紀末から20世紀初めまで、パリはベルエポック(“よき時代”という意味)と呼ばれていた。1889年に催されたパリ万博でエッフェル塔が建設。その当時は近代建築物が次々と生み出された時代である。
観光名所
見どころは山ほどあるが、有名どころを紹介する。
エトワール凱旋門
ナポレオンがアウステルリッツの戦いに勝利した記念に建設を命じた建築物。1836年に完成した。
エッフェル塔
1889年の万国博覧会に合わせて完成した、高さ324mの街のシンボル。景色の移り変わる日没前後の眺めは特に美しい。
シャンゼリゼ大通り
幅100m、全長2kmの大きくて華やかな並木道。凱旋門からロンポワンデシャンゼリゼまでカフェやブティックなどが立ち並ぶ、歩くだけでも楽しい華やかな通り。ナポレオンの葬送、ドゴール将軍のパレードなど歴史的シーンの舞台でもある。
モンマルトルの丘
パリで一番高い丘。セーヌ川右岸にあり、サクレ・クール寺院、テルトル広場などがある。
ルーヴル美術館
16世紀から3世紀以上に渡って宮殿として建築が進められた建物には、1793年以来古代エジプト、メソポタミア、ギリシア、ペルシア文明の発掘品など考古学品が集められ、その充実ぶりは大英博物館を凌ぐ。モナリザなど有名な展示は行列ができる。
オルセー美術館
ルーブル美術館と並ぶ美術館。1848~1914年の絵画を中心に、印象派絵画などの著名な美術品を数多く集める。
ヴァンセンヌの森
パリ中心部から東に4kmほどの場所に広がる森林公園である。北側には11世紀に築かれたヴァンセンヌ城が今も残る。
ノートルダム大聖堂
セーヌ川の中洲、シテ島にある14世紀に造られたカトリック寺院。初期ゴシック建築の最高傑作と言われている。「Notre Dame」とは聖母マリアのこと。多くのロウソクが灯る薄暗い寺院内に、バラ窓と呼ばれる巨大なステンドグラスから内部に光が差し込む光景が幻想的で美しい。
(以上の記事は『Wikitravel』などより、引用・編集しました。)
歩く際に要注意点。
ご存知の通りパリではスリが多発しており多くは集団で襲い掛かってくる。大体が、アフリカ系やアラブ系が多く、力づくで狙われることが多い。狙われる人の傾向としては現金を多く持っている東アジア系(日本、韓国、中国など)と旅行中は鞄を背中に背負うことが多いアメリカ人が狙われることが多いことに注意した方が良い。さらにパリ地下鉄はニューヨーク並に汚い地下鉄であることや浮浪者が多いため、臭いとスリには十分注意したい。
ついでにスリが多い場所は、ルーブル美術館周辺とパリ地下鉄が多い点は留意しておこう。
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