「マックス大変身!」
『レベルマーックス!最大級のパワフルボディ!ダリラガーン!ダゴズバーン!』
『最大級のパワフルボディー』
『マキシマムパワーX!』
概要
宝生永夢がマキシマムマイティXガシャットを使って変身したエグゼイドの強化形態。レベルは99。エグゼイドが巨大な「マキシマムゲーマ」を着用した姿となる。デスピサロを連想させる胴体の巨大な顔が印象的。
ガシャットを挿入しレバーを開放することでアクションゲーマーレベル2の姿になると共にマキシマムゲーマを召喚し、ガシャット底面部の「アーマライドスイッチ」を押すことによりマキシマムゲーマがエグゼイドを格納し人形へ変型、エグゼイドの頭部が出現し変身が完了する。
ガシャットの形状、変身後の姿、その強さなど、あらゆる点でこれまでのライダー達とは一線を画している。
性能
パンチ力 | 99t |
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キック力 | 99t |
ジャンプ力 | 99m |
走力 | 100mを0.99秒 |
また身長と体重は256と8ビットで表現できるデータの数が元となった数値となっている。
非常に高い性能を持つものの、前述のパーフェクトノックアウトゲーマーの登場以降は仮面ライダークロノス等の強敵が増えたため苦戦・敗北が多くなってしまっている。
上記のようにスペックは全てが99に関係しており、『エグゼイド』中のライダーどころか平成ライダーシリーズの中でも極めて高い。
一例として、平成ライダー最強クラスのクウガアルティメットフォームにさえキック力以外全て勝り、そのキック力も1t差と僅差である。
走力も群を抜いており、第24話ではモータスバグスターレベル20のバイクを楽々と追い抜いた。ちなみに、仮面ライダーレーザーレベル2(バイク形態)の最高時速が100mを約1.30秒(278.0km/h)なので、バイクを追い越すと言う描写も納得である。
殴り合いでも単純に強く、見た目に反して動きも素早い上、手足は伸縮自在なので攻撃範囲も広い。しかもデータの書き換えまで自由に行えるというチートじみた強さを持つ、まさに『マキシマム』の名に恥じない強さのバグスターの天敵ともいえる形態である。
更にレベル2のスーツが99になっているため、マキシマムゲーマがなくとも上記のスペックで活動ができる模様。しかもマキシマムゲーマはエグゼイドが脱いで分離しても2Pキャラの様に自律行動して本体を援護するというダブルアクションゲーマーの強みを受け継いでいる(実物のスーツの都合もあり、乗り捨てられてそのままというパターンも少なくないが)。
武器としてはガシャコンキースラッシャーを使う。ガンバライジングではガシャコンブレイカーとの二刀流を披露している。
リプログラミング
しかし、その真価は『リプログラミングシステム』にある。
「リプログラミング」を攻撃や必殺技で実行することにより、バグスターの能力の書き換えや、洗脳解除、人間に対してもバグスターウイルスの抗体を生成する遺伝子を除去することが可能。
現状、(特殊な状況であったため比較対象が足りないが)ムテキモードに唯一通じた能力でもある。
ただしその能力は必ずしも使用者の想定通りに働く訳ではなく、劇中で「書き換えられた意識データを元に戻す」リプログラミングを受けたポッピーはラヴリカの洗脳の他、黎斗のプログラミングで封印されていた「元宿主の記憶」も解放されてしまった。
更にパラドに人間の遺伝子を与えて更なるレベルアップを可能にしてしまったり、洗脳されていなかった人物には無効であった。
リプログラミングは他フォームでもガシャコンキースラッシャー(およびパラドクスパーフェクトノックアウトのガシャコンパラブレイガン)とマキシマムマイティXガシャットの力で使用できるが、マキシマムゲーマーは自身の攻撃そのものにリプログラミング効果を付与できる点が最大の特徴である。
考察
貴利矢のPCにはリプログラミングについて「ヒトのDNAに組み込まれたバグスターウイルス因子を消去し、ヒトの正常なDNA配列に再構築する」との記述がある。
パラドの「永夢の遺伝子が組み込まれた」という台詞からも、どうやら「正常なDNA配列」には永夢自身の遺伝子が使われている、つまり「バグスターの遺伝子の一部を永夢のものに(再構築して)置き換えている」と考えられる。
つまり「能力を書き換える」と聞けば強そうだが、実際には「自由に書き換える」ことはできず、特殊な能力を持たない人間の遺伝子に置き換えることでバグスターの能力を「消失させる」ことしかできないのだ(ソルティがアランブラの魔法を使えるようにはできない)。
また現在進行形でゲーム病患者である永夢はバグスターウイルスの抗体を作れる体にはなっていないため、その遺伝子の状態に初期化すればバグスターウイルスの抗体を作れない体に戻せると思われる。
必殺技
- マキシマムクリティカルブレイク
地面を殴りつけ衝撃で相手を空中へ浮かせ、そのままライダーキックを見舞う。
発動はゲーマドライバーのレバー開閉で行う。
- マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
ガシャコンキースラッシャーにマキシマムマイティXガシャットをセットして発動。
ガンモードではリプログラミングの効果を持ったエネルギー弾を発射する。
ブレードモードでは巨大なエネルギー刃を飛ばす。そのまま切りつけるパターンもある。
ガンモードからブレードモードへの連続発動も可能。
劇中の活躍
劇中では初登場の第23話で不死身のゾンビゲーマーレベルXやそのバグスターウイルスをリプログラミングし不死性を剥奪、攻略を可能にし撃破した。さらに黎斗の体内のバグスターウイルスの抗体をリプログラミングし、変身をも不可能にした。
第33話では黎斗の案でクロノスのポーズを一時的に破り、リプログラミングする寸前まで行ったが、天才外科医の突然の裏切りにより不発に終わった。
(この裏切りがなければ中間フォーム時点で実質ラスボスを倒せていたという事になるが、後の展開を見るにゲームは続いていたと思われる)
関連タグ
ゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオン(ネタバレ注意)
仮面ライダーダブル:必殺技が「マキシマムドライブ」。そして「ドライバーの開閉で必殺技発動」という共通点。