基礎データ
進化
タツベイ → コモルー(レベル30) → ボーマンダ(レベル50)
概要
小型の竜の姿をしたポケモン。
空を飛ぶ事にあこがれており、何度も高い崖から飛び降りた結果、岩をも粉々に砕く強靭な石頭になった。どれほど頑張っても空を飛べない悔しさを晴らすかの如く、頭突きで岩を砕いているのだという(ただし、空への憧れは自身の遺伝子の影響によるものであり、頭突きによって細胞や遺伝子を刺激しているとする説もある)。
頭でっかちなので、転んだら稗田八方斎のように起き上がれなくて悶えそうである。
体重がフカマルの2倍以上あるのも、大半は頭の重さだと思われる。
ゲームにおける特徴
初登場は『ルビー・サファイア』。
ホウエン地方ではりゅうせいのたきにある最奥部の部屋でのみ低確率で出現する。出現場所を特定しづらくトレーナーも1人しか使ってこないため、中々見つけられない人が多かった。
その他の地方でも山や崖などの高地に多く出現し、平地では殆ど見かけない。やはり飛び降りる修行をしているのだろうか。
『プラチナ』や『HGSS』でモンスターボールから出る時のモーションは一見の価値あり。
ステータスは攻撃が高め。
ボーマンダと違い、特性「いしあたま」により自力で覚える「すてみタックル」を無反動で撃てる。これは進化形コモルーも同じ。
しかし、『ダイヤモンド・パール』で「ドラゴンクロー」(タイプ一致で「すてみタックル」と同威力)が物理化したため、有効範囲の関係もあって実質すてみタックルは下位互換となってしまい、いらなくなってしまった。
……のだが、この技は後々とんでもない活用方法が見つかることになる。
ちなみにボーマンダの図鑑説明の中に「火を噴きながら空を飛ぶ」という文があるためか、ほのおタイプを持ってないポケモンの中では珍しく「ひのこ」をレベル技で習得する……のだが、XYまではLv25という誰得な遅さの習得であった(しかもレベル技で習得するほのお技はこれ以外無かった)。
流石にこの遅さには問題があったためか、ORASからはLv4というほぼ初期技と変わらない早さになり、さらにLv44で「かえんほうしゃ」を習得するようになった。
……ただ、そこまで育つより前に技マシンを拾っている方が早いケースが多いかもしれないが。
ポケモンGOでは
2018年2月10日、第3世代実装第4弾の1匹として登場した。
やはりというべきかレアキャラで、出現率は同期のダンバルより少し高い程度。
平地出現なのでミニリュウのように水辺など特定の場所で粘るという手が使えないのが辛いところ。
天候ブーストは強風なのだが、その天候の場合そもそも外に出歩くのが少し厳しいのであまり無理をしないようにしたい。
タマゴからも孵化するが、これまた一番レアな10kmタマゴからしか孵らないので、入手は困難。
そんなタツベイであったが、2019年4月13日にとうとうコミュニティ・デイの対象に選ばれたことが発表された。これにより、街中に大量のタツベイが出現することが予想され、このイベントに参加してアメ集めに勤しめば、今後進化・育成にそこまで苦労しなくなることだろう。
また、これに先駆ける形で同年3月29日からはギラティナ(アナザーフォルム)の復刻に合わせる形でレイドボスにも選ばれている。レベルは★1とソロでも手軽にクリアできるので、コミュニティ・デイへの準備もかねて挑戦してみても良いだろう。