概要
Super Imagenative Chogokin の略。
石ノ森章太郎原作の作品を中心に、原型師独自の解釈で立体化したフィギュア・シリーズ。
なお超合金と銘打ってダイカストパーツがアクセントに使われてはいるが、主な素材は軟質素材。
最初はキカイダーを扱った模型ストーリー「キカイダー00」(ダブルオー)を基に発売され、途中からイナズマン、仮面ライダー、ロボット刑事等他の石森ヒーローもラインナップされていった。
初期のものは武器などが付け替えられる、台座付固定ポーズフィギュアだったが、イナズマンではサナギマンとのコンパーチブルが、サイドマシーン付属のキカイダーでは関節可動が搭載され、その後は基本的に組み替え可能な可動フィギュアという形態のものが中心となっていった。
複数体買うので換装ギミックは必要が無いという意見を受け、最近の物は組み換えで別形態になるというギミックは廃する方向となっている。その代わりにオーズの差し替えパーツで能力開放状態になれる、という風に差し替え部品による劇中の能力の再現という方向へと変化している。(一応オーズには名目上はタトバコンボに合わせたデザインのものという事で分割式のオーラングサークルも付属しているので亜種形態への組み換えが可能となっているが、公式では推奨しておらず、分解の際に破損の危険がある)
基本的にはディテールを楽しむものなので、アクションフィギュア程は可動は出来ない。
しかしその後改良が続けられ、徐々に可動範囲は他のアクションフィギュアと比べても見劣りしないものとなっている(最も他のアクションフィギュアの可動も進化しているので、勝っているとはいいがたい)。
また、対象年齢も高く、コンセプト上細かいパーツが多いので、破損や紛失が恐い。
多くの場合、生物的ないし機械的なシルエットやディテールが強調されたアレンジとなっている。
アレンジ具合も様々で、物凄く変わっている物もあればほぼそのままの物もある。
特にオーズは能力開放状態は異形とも言えるほどアレンジされたものとなっている。
また、前述した可動の改良で、可動範囲が少なかったものが新たに作り直されることもある。現在はクウガがディケイドエディションとして、アギト、アナザーアギトがvol.2として作り直された。
ちなみにドラスなどはモノホンを作った方によるもの。
他に初期の固定ポーズフィギュアを思わせる小サイズの匠魂、12㎝へダウンサイジングされた(アレンジが異なったり、本家で出ていないものも存在する)極魂がバリエーションとして存在する。
女性キャラクターの立体化は少なく、仮面ライダーオーズのメズールがシリーズ初の女性怪人の立体化である。
タグとしてのS.I.C
pixivではS.I.Cの模写や自分なりのアレンジを加えた特撮キャラクター(特に仮面ライダー)に付けられる。
主なキャラクター
アンク(腕のみ)