彼女の正体
彼女の正体は神話固体にして幻想の存在である「ドラゴン」。
自らを殺してくれる存在「英雄」と「愛し合う事(殺し合う事)」を求めて主人公の元へ少女の姿でやってきた。
一人称は「己(おれ)」。口調や態度は偉そうだが、純粋に恋に幻想と憧れを抱く乙女でもある。
彼女の首にある宝石のようなものは「竜の逆鱗」。弱点でもあり最も敏感な性感帯でもある。
ちなみに英雄殿の戦闘形態は『全身が黒い甲冑で覆われ巨大な剣を振るう』
名称について
彼女の名前は原作では「ヒロイン」で固定名称は無い。いわゆる「名無し」。公式の人気投票でも「ヒロイン」。
「ニトロ+ロワイヤル(以下、ニトロワ)」では「ドラゴン」と名称されている。
「恋するドラゴン」とは、カードゲーム『Lycee』での彼女のカード名である。
MUGENにおいても他のドラゴン関係のキャラと区別する為に、この名称が使用されている。
他には「竜」「ドラゴン娘」「白(下着の色)」「ゲニ殺し娘(後述)」などと呼ばれている。
MUGEN及びニコニコ動画では
ニトロワにおける戦闘タイプは波動昇竜タイプだが、癖が強く若干扱いにくい。
MUGENにおいては原作と比べてアッパー調製されて使いやすくなっている。
しかし、MUGENにおける彼女の存在は、シングル戦よりもタッグ戦において真価を発揮したのだ……。
ゲニ殺し娘とは?
大規模MUGEN大会「ゲジマユタッグ大会」においてランダムセレクトで選ばれたドラゴンの相方ゲーニッツを味方であるはずの彼女が敵ごと焼き払った事に起因する。
ドラゴンのゲージ技「鏖殺の吐息」は相手に突進して命中したら乱舞技をかけその後、蹴り飛ばすと同時に竜の姿になり相手をロックして、炎の吐息を浴びせる…という技である。
しかしこの技は、タッグ戦で発動した場合、MUGENでの処理の関係上、最後のロックをかける部分で味方をもロックしてしまいその技名の如く(鏖殺=皆殺し)味方にもダメージを与えてしまう味方殺し技と化してしまった。
ちなみにこの大会のコンセプトとして、ゲージが常時MAXで戦う状態(通称:ゲジマユ)になっている為、ゲーニッツは何度も鏖殺の吐息に巻き込まれる事になった……合掌。
こうした結果、ドラゴンについたあだ名が「ゲニ殺し娘」である。
しかし、この件がきっかけで彼女の人気や知名度は急上昇し、今ではニコニコMUGENにおけるニトロワ勢の人気ナンバー1である。
そしてそれ以来、ドラゴンが試合で負ける度にコメントで『ゲニ「ざまぁwww」』…等とコメントされたりする。
自重しろゲーニッツ。
他の代表的被害者達
当然、ドラゴンの吐息に巻き込まれた哀れな相方はゲーニッツだけには留まらず他にも沢山存在する。
その中でもニコニコMUGENにおける代表的被害者を紹介する。何故かラスボスキャラが多い。
天草四郎時貞
サムライスピリッツのラスボス。
彼の技はゲージが溜まりやすく、その為何度も鏖殺の吐息の餌食になってしまった。
(技を使う→ゲージが素早く溜まる→鏖殺発動→天草巻き込まれる…が繰り返される為)
Dragonclaw
MUGENオリジナルキャラクター。
MUGENを代表する彼も吐息に巻き込まれた。しかも一部ではドM疑惑まで囁かれている……頑張れドラクロ。
毛利元就
戦国BASARAシリーズに登場する武将の一人。
MUGENでは、彼の技は全てが味方殺し技である為、逆にドラゴンを倒してしまう場合もある。
が、やっぱり燃やされて焼きオクラに…。
アッシュ・クリムゾン
KOFアッシュ編の主人公。
勝利ポーズがドラゴンと似通っていたりする辺りタッグとしての相性はいいのだろう。
だが、燃える。
アナザーブラッド
機神飛翔デモンベインの登場キャラ及び、ニトロワのラスボス。
彼女の場合、他の被害者とは違いタッグの相方としての被害者ではなく、戦闘開始時のイントロ時にドラゴンに瞬獄殺で倒される役(通称:バイト)。
それだけならベガでもやっている事だが、ドラゴンが鏖殺の吐息を放てば何故か倒れている彼女も一緒に燃やされてしまうのだ。
MUGENの仕様故巻き込まれるのはしょうがない事だが……それ故に「最も過酷なバイト」と称されている。
しかし、彼女のイントロ時には逆にドラゴンがバイトとして彼女にフルボッコにされている。
ニトロワでの会話イベントでも、二人の仲は良さげなので仲良く喧嘩しているのかもしれない。
しかしそんな中
ドラゴンと真に相性のいい相方が登場した。その名は…
デスアダー
彼は「カイザーナックル杯」にて彼女とタッグを組み、戦いを勝ち抜きながら、一度として鏖殺の吐息に巻き込まれなかった。
何故なら、デスアダーの3ゲージ技「EXドラゴンファイヤー」は極めて無敵時間が長くゲジマユ状態だと何度も連発する。
その間に、ドラゴンの鏖殺の吐息のロックを上手い具合にすり抜けている為、デスアダーは鏖殺に巻き込まれないでいた。
ドラゴンの鏖殺の吐息に合わせて召喚されるデスアダーの黒竜、白と黒二体のドラゴンの織り成すドラゴンブレスは、二人の相性の良さを被害者達に見せ付けるかの如く……もうお前ら結婚しろ!
しかし、これが成立するのはゲジマユ状態限定。通常ならば、デスアダーでも当然燃える。
……だが思い出してもらいたい。
ゲーニッツはゲジマユ状態でありながらドラゴンの鏖殺に巻き込まれまくった。
一方、デスアダーはゲジマユ状態で鏖殺を回避しまくった。
結論:回避出来ないゲーニッツが悪い。
……言うまでも無いが、以上は全てMUGENでの各種大会での話であるので、原作とは一切関係無い。
それぞれの原作のスレなどで話題に出すと荒れる元なので絶対にやめよう。
余談
ちなみに彼女、ToLOVEるのヒロイン「ララに姿が非常によく似ている。
いわゆるカップ焼きそば現象なのだが、彼女らの登場作品の登場時期が近い(約2か月程)ので、本当に偶然かどうか疑ってしまう。