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ナイトメアウィザードの編集履歴

2021-06-20 21:45:52 バージョン

ナイトメアウィザード

ないとめあうぃざーど

ナイトメアウィザードとは、『星のカービィ夢の泉の物語』『星のカービィ 夢の泉デラックス』のラストボス。テレビアニメ版『星のカービィ』のラストボスでもある。

ナイトメアウィザードさいごのほしたたかいナイトメアウィザード


概要

夢の泉に現れた「悪夢」。デデデ大王は彼を封じ込めるためにスターロッドを持ち出した。2つの形態があり、どちらもスターロッドの力で倒すことになる。

ナイトメアパワーオーブを倒した後に出現する最終ボス。マントを羽織りサングラスをかけてた悪魔の様な姿であり、カービィシリーズのキャラとしては珍しく魔物然としたデザイン。それでいて人間に近いパーツを持つというシリーズでは異例の姿。


瞬間移動を駆使しながら、星を放ったり体を回転させながら突撃してくる。このボスを倒すとゲームクリアとなる。パワーオーブ形態に比べると、スターロッドの性質を非常に苦手とするキャラクターであり、特にスターロッドの直接の振り回しは彼の放つ星を打ち消したり、体当たりでぶつかってもカービィへダメージが通らなくなる(しかもこれによるカービィ側の攻撃は彼に有効)ため、天敵と言っていいだろう。攻めに躊躇しなければ優位に立てる相手であり、慎重になりすぎるとかえって辛い。

ナイトメアが夢の泉に現れた悪夢である事を踏まえると、夢の泉が流す夢の根源はスターロッドであるため、それが致命的な弱点になるというのはいかにもな設定である。


なお、「夢の泉デラックス」でのナイトメアウィザード戦のBGMは、『タッチ!カービィ』で条件を満たすと「なつかしの曲」として聞くことができるほか、ステージ「スペクタクルスペース」ではアレンジされてBGMになっている。他にも『カービィWii』のラスボス戦に一部フレーズが用いられているなど、カービィのラスボス曲の中では意外と耳にする機会が多い。


なお、『あつめて!カービィ』ではミニゲームの「空中探検隊」の最終ステージで立ちはだかる。従来のゲーム通りナイトメアパワーオーブから始まり、倒すとナイトメアウィザードに変身してカービィを潰しにかかってくる。おまけにこちらでも専用の新たなBGMが設けられている(まさかのナイトメア)。まさかこの作品で彼を拝むことができるとは誰も予想しなかっただろう。

スターロッド以外の力で倒すことのできる作品でもある。


スターアライズでは、ハイネスが「自分たちの一族は『銀河の危機とも言えるおぞましい悪夢』を退けた」らしい。ナイトメアとの関連の有無はわかっていないが、後述の亜種は、異空間ロードを開き闇の王全てを滅ぼし兼ねない存在を呼び寄せているので、悪夢がどのようにして銀河の危機に陥れたか想像に難くない。余談だが、この亜種は呼び寄せた存在の手にかかって朽ち果てている。

また、Ver4.0.0では初期組のドリームフレンズバルフレイナイトに挑むと、BGMが彼のテーマのアレンジになるようになった。夢の泉の物語25周年を意識したかのようにどことなくファミコン音源が入っているように聞こえるエレクトロニカにアレンジされている。


ファミコン版の公式イラストでは歯が普通であり眉毛があるなど、ややコミカルなデザインであるものの、それでも十分悪魔然としたデザインだった。DX以降は眉毛がなくなり、歯が牙になるなど、人間に近いパーツを持たせたキャラクターとしては人外としてのデザインをより強調させたものになった。


本人との関係は不明だが、『スーパーカービィハンターズ』ではアナザーナイトメアと言う亜種が登場する。あちらは、(ゲームシステムとの兼ね合いで)防御面を犠牲にして、耐久力と攻撃の激しさが増している。


アニメ版

CV:銀河万丈

ホーリーナイトメア社の会長であり、「神聖なる悪夢」と言われる邪悪の化身にして"闇の帝王"である。新世代の星の戦士カービィプププランドに定住して以来、デデデ大王を利用して重点的に魔獣(刺客)をたびたび送り込んでいる。生物の洗脳、および魔獣化させる力を持つ。それによってナックルジョーの父親を魔獣化させメタナイト卿と同士討ちなどをさせている。ゲーム版ではマントの下に隠れた体が弱点だったのに対し、アニメでは逆にあらゆる攻撃を吸収してしまう異空間につながっており、どんなに強力な攻撃も無効化する。その上、現実世界におけるナイトメアは明確な実体を持たない。物理的攻撃が通じない以上は無敵に等しく、戦艦ハルバードすら「みじめな兵器」とあしらった。最終回ではフームを利用してカービィをおびき寄せ、無駄に攻撃させ疲弊したところを夢の世界に引きずり込み、始末しようとする。しかしナイトメアの正体は悪夢であるゆえに夢の中の彼こそが本体である事、そしてカービィが夢の中でのみスターロッドカービィに変身できる事を知らなかったのが命取りとなり、大量の星屑に囲われ消滅した。だが、人々の悪夢の化身であるがゆえに彼は不滅であり、「恐怖心がある限り私は蘇る」と消滅後に告げている。この点は、「ナイトメアが現れたゆえに悪夢を見るようになったゲーム本編」の設定とは真逆の関係と言える。


全宇宙規模の戦争に勝ち抜き全宇宙を恐怖のどん底に叩き落とすなど、ゲーム版における彼以上の功績を持つ。


……しかし、その一方で詰めの甘さが目立つ。

徹頭徹尾カービィを狙っており、カービィへの貢献度の高いフームや元星の戦士のメタナイト、カービィと同じく次世代の星の戦士のナックルジョーらの対処を怠りがちで、彼らの対処よりも最優先課題でもないのにデデデ大王の未払金の回収の方を優先する始末。

フームを妨害する目的で魔獣を送らなかったり、ナックルジョーを安易に信用した結果最強魔獣マッシャーを倒された。

それ以外にも、一話完結式であるという都合上魔獣は基本的に単騎しか送れないのは仕方ないにしろ、宝剣ギャラクシアや戦艦ハルバードなどの重大案件でいつものように護衛も増援も無しで魔獣を単騎で送り込んだり(マッシャー回ではいずれも手下付きである辺り一貫性が無い)など致命的なミスを犯している

そのため、彼の最期がこれらの追い打ちを掛ける形になってしまった。


評価

あらゆる攻撃を受け付けない。無尽蔵に魔獣をけしかけ銀河戦士団に圧勝するなど普通にアニメを見た場合、絶対的な力を持つ強大な魔王のように描かれているが、むしろカービィに自らの弱点をさらした上にスターロッドを使われると完全に戦意を喪失してしまいあっさりやられた印象が強くヘタレ、ラスボス(笑)など不名誉なレッテルを貼られがちで正当に評価されてるとは言い難い(弱いとまで言われているがアニメの悪役キャラの中ではそこまで弱いというわけでもない)。もっとも前述の通り、上記ゲームにおいてスターロッドは己の攻撃を全て防がれる上に一方的にダメージを受ける、完全な相手側のワンサイドゲームになりうる武器であり、まさにどうあがいても絶望と言える代物を扱われては、戦意喪失してしまうのも無理はない。それを抜きにしても最終回制作当時吉川監督の奥さんの命が風前の灯火だったため、シナリオが支離滅裂気味になってしまったという裏事情がある。


コミック

デデデでプププなものがたり

第13巻1話「追いかけっこで地獄いき!?」でエンマ大王として登場。

地獄に堕ちたカービィの舌を引っこ抜こうとしたが、間違えて中にいたグーイの舌を抜こうとしたことで逆に天罰を下されてカービィの部下になった。

ちなみに第12巻1話「どっちがしあわせ?」ではデデデ大王に「Hey,This is a pen.」と語る外国人として登場していた。


ウキウキ大冒険

14話「あらたなる脅威」にて登場。

夢の世界にある夢の泉に封印されていたが、デデデ大王に封印の鍵であるスターロッドを盗ませた

ことで封印から解き放たれた(設定がゲームと逆…だなんてツッコんじゃいけない)。悪夢の力でカービィを自身の配下にしようとするが、ノディの妨害により失敗する。その後もMr.ブライトを操ってカービィたちと戦わせるなど他者の夢を介して悪事を働いた。


まんぷくプププファンタジー

コロコロコミック2021年7月号掲載分にて、カービィたちが飛ばされた異世界の魔王として登場。最後はナイトメア側に寝返った勇者カービィごと封印された。


スマブラでは

CV:江川央生(ファルコと兼役)

3DS/WiiU』にてついにアシストフィギュア化を果たす。世界を闇に包み込み、一定時間ステージが真っ暗になる。

意外にもCPUにも効果がある。しかしその特性故複雑なステージとは相性がイマイチなので、彼が真価を発揮できるのは終点などのシンプルなステージ。

カービィシリーズのアシストフィギュアはこれで二人目

カービィ勢のアシストフィギュア


関連タグ

星のカービィ 夢の泉の物語 夢の泉デラックス 星のカービィ(アニメ) ホーリーナイトメア社 カスタマーサービス サングラス  ナイトメア 悪夢


サノス:アニメ版の声の人がMCUの吹替版で演じた宇宙の魔王キャラつながり。


アナザーナイトメア


外部リンク

ナイトメアウィザード - カービィwiki

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