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ルシウス・マルフォイの編集履歴

2023-04-16 20:57:32 バージョン

ルシウス・マルフォイ

るしうすまるふぉい

『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。ドラコ・マルフォイの父にして死喰い人。

演者

映画版演者:ジェイソン・アイザックス

映画版吹替:諸角憲一


概要

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。


ハリー・ポッターシリーズ』に、ハリー・ポッターの敵ドラコ・マルフォイの父として登場。


マルフォイ家当主であり、死喰い人


人物

純血聖28一族であるマルフォイ家の当主。純血主義者。

ウィルトシャーに屋敷「マルフォイの館」を構える大富豪。

魔法省に多大な寄付を施し、コーネリウス・ファッジ魔法大臣の黒幕となっている。


ナルシッサ・マルフォイと息子ドラコを溺愛しており、二人からも愛されている。

しかしそれはあくまで待遇面においてであり、躾や教育に関しては厳しい面も見せる。息子を遠方のダームストラング校に入学させようとしたり、マグル出身であるハーマイオニー・グレンジャーに成績で劣った息子の言い訳を「穢れた血を馬鹿にする前に、それに負けたお前が恥じ入って然るべき(他者を蔑視する前に蔑視できるだけの実力を身に付けろ)」と一蹴したりしている。


ちなみに息子ドラコのミドルネームは「ルシウス」。


ヴォルデモート卿を支持する死喰い人であり、彼が失墜するまではその中でもリーダー的存在であった。神秘部の戦いで倒れた古参のノットをあっさりと切り捨てていることから、彼よりも地位が高い可能性が高い。ヴォルデモートも分霊箱の一つである「リドルの日記」を預けるなど、それなりに信用を置いていた。


死喰い人の知り合いがやたら多く、クラッブ、ゴイル、ノットだけでなくダームストラング校長のイゴール・カルカロフや魔法省の処刑人ワルデン・マクネアともお友達。セブルス・スネイプはお気に入りの後輩。


アーサー・ウィーズリーとは公然と殴り合いをするほど犬猿の仲。


とにかく地位に執着し失うことを恐れる性格であり、必ずしもヴォルデモートに忠実というわけではない。立場を私的な目的に利用することも多い。ヴォルデモートが謎の失踪を遂げた後は「インペリオによった協力を強制された」と言い訳をしてアルバス・ダンブルドアの側に真っ先に帰参した。ヴォルデモートの復活後はそのことを責められている。


来歴

1954年生まれ。誕生日不明。ホラス・スラグホーンの旧知アブラクサス・マルフォイの息子として誕生する。


ホグワーツ魔法魔術学校在学中はマルフォイ家の例に漏れず、スリザリン寮所属。

5年生時は監督生を任されるなど模範的な生徒だった。得意科目などは判明していない。


歳下でブラック家の令嬢であるナルシッサと結婚、息子ドラコをもうける。


時期は不明だが死喰い人のメンバーとなり、そのリーダー的存在となる。しかし前述の通りヴォルデモートの破滅後にはダンブルドア側へと帰参した。


その後ヴォルデモートが復活すると死喰い人に復帰。


しかし神秘部の戦いで失態を晒したこと、そしてリドルの日記が破壊される原因を作ったことでヴォルデモートの凄烈な怒りを買い、失墜。


その後は杖を奪われたり、息子のドラコに「ダンブルドアを暗殺する」という無理ゲー任務を与えられたり、様々なパワハラを受けた。


そんな状況の中でも、ハリーを差し出して復権を図ろうとして義理の姉のベラトリックス・レストレンジと言い争ったりと地位のために足掻いていた。


最終的にはホグワーツの戦いに参加しなかったことと妻ナルシッサがハリーを庇ったことによってハリー側へ寝返った格好になり、さらに戦後は死喰い人残党の捕縛に協力したため無罪放免となった。


偶然もあったとはいえ、散々悪事を働いておきながら、多少周囲から冷たい目を向けられる程度で済ませているのはめちゃくちゃ世渡りが上手いと言える。続編の『ハリー・ポッターと呪いの子』ではドラコがマルフォイ家の当主となっているため、家も没落していない。ぶっちゃけ勝ち逃げに等しい。


マルフォイ家がそもそも中世くらいから純血主義を掲げつつ裏でマグルとも癒着する(マグル保護法=マグルと不必要に関わらないようにする法律にマルフォイ家当主は意外にも反対の立場を取っていたが、施行後は掌を返してマグル蔑視の典型的純血一族をやっている)という余りに狡猾な家風。まさにルシウスは一族を体現した男と言えるだろう。


また、妻ナルシッサも同様だが、そもそも基本的に「家族>自分>純血主義やらヴォルデモート」なのであり、極端な話純血主義や死喰い人の立場も地位のための手段でしかない。闇の陣営についたのは「旗色を明確にしなければ家族が危ない」「闇の帝王が強大なので抗うより従った方が勝ち馬に乗れる」と考えたからだろう。


そういう意味では真に邪悪な男でなく、息子のドラコが人殺しができないのも納得である。


といっても、暴力に頼り、死喰い人として数々の非道を犯してきたことは間違いないが。

また、息子のドラコやその妻アストリア・グリーングラスが改心したのにもかかわらず未だに純血主義を継がせようとしていたり、ヴォルデモート復活などのリスクが高い逆転時計の制作を依頼していたり、反省しているのか微妙な描写も見受けられる(もっとも後者に関してはその真意は明らかにはなっていない)。


」が強い力を持つとされるウィザーディング・ワールドにおいて、家族愛だけは貫いたマルフォイ一家が破滅を免れたのも当然といえば当然の話である。


能力

ベラトリックス・レストレンジの放った呪文を強引に屈折させる技を披露した。これが特別な技術なのかは不明だが、強力な魔女であるベラトリックスに魔法で対抗しているあたり、ルシウスの実力は低いものではなさそうである。


余談・裏話


  • 映画版では作中で死の呪文を初めて使おうとした人物でもある(ハリーの策略によりドビーを解雇させられたことに激高して「アバダ…」と詠唱している)。

  • 映画版でシリウス・ブラックに対して不意打ちできる状況であったにもかかわらず、わざわざ「ブラック!!」と呼んで正面から正々堂々と戦おうとする一面を見せた。

  • 彼の使用しているは45.7センチ(18インチ)であり、作中で長さが明らかになった杖の中ではルビウス・ハグリッドに次ぐ長さ。これはルシウス個人のものではなくマルフォイ家の家宝として当主に代々伝わる杖らしく、オリバンダー製であるかは不明(楡+ドラゴンの心臓の琴線の組み合わせはオリバンダーも扱っている)。ヴォルデモートに借りパクされた挙句、ハリーの杖の対ヴォルデモート迎撃能力である「黄金の炎」によって破壊され、次期当主ドラコの手には渡らなかった。映画版ではルシウスはその後別の杖を使用しており、詳細は不明だがそれが個人の杖である可能性がある。

  • マルフォイ家の資産運用として「魔法界とマグル界の金銭価値の差額を利用して資産を増やていた」と考察され、二次設定として採用されることが多い。


関連イラスト

ルシウス先輩とピアス

青い薔薇Lucius Malfoy

Lucius01仮面の下は


関連タグ

ハリポタ 親世代 死喰い人 マルフォイ家

ルシナル

ドラコ・マルフォイ ナルシッサ・マルフォイ

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