審神者の解釈そのものについて現在意見が多方面に割れている状態です。だからこそ話がややこしくなっているわけで、乱暴な言葉尻や煽るような表現を使えばケンカになるのは必至です。だからこそ話をする時は言葉に慎重になっていただきたいと、そう思ってご指摘しておりました。私個人は乱夢タグを使用することも、審神者とのカップリングタグとして刀×主タグを使うことも、個別のカップリングタグを使用して棲み分けることも賛成ですし、現在そうしたタグづけで作品を投稿しております。そうした書き手から見た一意見として、どうか心に留め置いていただけたらと思います。

そして、そうした煽り合いやケンカを見ることで不信感を覚えるのは「決着がついたら結論に従おう」と思っている人たちや、すでにタグを使って棲み分けを行っている人たちです。今回のように「外側から見たら同じものでもその界隈の中では全く違うもの」を大きなくくりで棲み分けしようとしたときには特にそうです。すでに棲み分けている層は外側からすべてをいっしょくたにして「棲み分けろ」と言われても、これ以上どうしてよいかわかりません。そうした人たちが疲弊して去ってしまい、その結果棲み分けされていないものばかりが残ってしまう自体が発生する可能性が大いにあります。

こういう棲み分け問題を外部から提唱する際に、その界隈にいる人の中から反論というのは必ず出ます。些細な言葉の表現で「だったら○○だっていいじゃないか」「××もそうじゃないか」と言ってくる方がいらっしゃることは、これまで棲み分け提唱をされてこられた方はよくわかっておいでかと思います。そうした時に、簡単に揚げ足を取られるような文言だったり、相手を煽るような言葉を投げつけあっていると、ただケンカになるだけで棲み分けについての具体的な話し合いというのは全く進まないと思うのです。

meiさん>揚げ足を取るようで申し訳ないですが、「興味のない人間から見ると気持ち悪い」わけではなく、「同人文化を知らないまたは同人文化に嫌悪感を持つ人から見ると気持ち悪いと思われる可能性が高い」ものではないでしょうか。二次創作そのものが人を選ぶものであるというのはそのとおりです。このコメント欄で行うことが適当かどうかはわかりませんが、棲み分けを提唱する方みなさんに関わることだと思いますので、私がどうしてこのように細かく言葉の表現について反論と受け取られることをmeiさんに指摘しているかということについて、少しお話したいと思います。

沼の中は温かいさん>非常に個人的な私の意見となりますが、実は私自身はそのつもりでタグを使用していました。刀剣乱舞の二次創作には未実装の刀を「創作刀剣男士」として登場させているものもありますので（個人的な感覚ですが、実在する刀の名を使い刀剣男士としてキャラづけしてあるものを「夢主」と受け止めるのも変な気がしていまして）、そうしたオリジナル創作に近いものにも使用できるタグであるという認識をしております。これ以上のお話が必要でしたら、該当の場所でできればと思います。

スマホからなので簡単に。まず二次創作はすべて特殊嗜好であり、興味のない人間から見れば気持ち悪いものです。健全でも腐でもです。どこまでが許容範囲かは人によりますが、二次創作自体が人を選ぶものだとまずは認識をしてください。そのなかで主人公がオリキャラというのは納得がいかなくてもかなり人を選びます。その自覚がないかたが女さにわ界隈には多いのでこうして住み分け問題になっており、そのため原作名タグは不可にすべきだと考えています。自分の趣味が特殊だと理解していなくてもダメと書いてあるのは誰でも理解できるからです。はっきりいえば特殊嗜好は興味のない人間から見れば気持ち悪いんですよ。今も興味のない人間は夢を気持ち悪いと思っています。言わないのは我慢しているからです。我慢しなさいよ、と夢の方がいうのは傲慢なんです。自覚を持ってください。

私もココで創剣乱舞タグの使い方を完全に決めてしまいたいわけではありません。ただ、創剣乱舞のその他総合化は私の一案で、草案に近いものでしかなく、また刀×主タグの使い方にも関わるかと考えた為、更に案を練り上げる為にも、この案が実用的なものであるかどうか、刀×主タグの使い方に混乱を与えないか等、一度他の方の意見も聞いて見たかったのです。　勿論、創剣乱舞タグの方で意見も募りたいと思っています。

乱夢タグと創剣タグの定義についての話し合いはこちらのコメント欄ではなく、それぞれのタグのコメント欄で行うのが得策だと思いますよ。ここは「刀×主」タグについてのコメント欄ですし、刀×主はあくまでも「刀剣男士と審神者のカップリング」を指し示すタグですので。乱夢タグや創剣タグをジャンルタグの代用として推奨するなら、なおのことこの場だけで決めることではありません。夢は外側からみると「夢」という大きなくくりで全部同じに見えますが、恋愛、友情、嫌われなどそれぞれの嗜好間はまったくの別世界です。そうした夢界隈の具体的な嗜好は、腐向けで例えるならば個別のカップリングのようなものです。刀×主のタグコメント欄で乱夢タグや創剣タグの定義を決めてしまうことは、腐向け界隈全体に影響を与えるタグの定義をA×Bタグのコメント欄で決めてしまうようなもので、後々必ず火種になると思います。

meiさん>「審神者は名称だけしか原作に登場しない」「セリフもないので、そこに独自要素を付け加えるとなると、すべてオリジナル要素ありの作品になってしまう」「だから特殊嗜好である」という区分は危険だと思います。その理論でいくと、たとえ刀剣男士のみしか登場しない作品であっても、「原作に登場しない呼び名を使って刀剣男士同士が会話する」だけで「オリジナル要素ありの特殊嗜好である」ということになってしまいます。回想や特殊会話のないキャラ同士であってもお互いの呼び名が登場しないものもありますし、内番や手合わせ、原作で確認できる近侍の仕事以外に刀剣男士がどのように生活しているか、本丸にどのような生活設備があるか（お風呂や台所など）は、原作には一切描かれていません。二次創作というのは「原作で描写されていない部分を想像で補って」書かれるものですので、「原作に登場しているもの以上の独自要素を付け加えると、すべてオリジナル要素ありの作品になり、特殊嗜好である」という考えの下、「棲み分けすべきである」という意見では納得されない方が多いのではないでしょうか。

加えて創剣乱舞タグの最大の強みは「刀剣乱舞タグと違って刀剣乱腐・刀剣乱夢タグと併用出来る事」です。夢かどうか曖昧だから両方のタグを付ける、という解決方法が取れます。

オリ主主人公で刀×主要素があっても、友情や交流がメインで恋愛はオマケだから夢タグは付けたくない、というような作品もそうする事でとりあえず刀剣乱舞タグからは分離可能になるのでは、と愚考しました。

それと、友情夢とオリ主モノの区別は結構ややこしいものがあるので、このあたりは厳密に定めない……というかぶっちゃけ作者の裁量に任せても良いのでは無いでしょうか？　とりあえず刀剣乱舞タグでなければ良い、作者は夢じゃないと思ってるんですね分かりましたじゃあ創剣乱舞タグですね、という風に片付けられればそれで良いかと。

創剣乱舞を「その他全般用」という扱いにする事でこれ以上の総合タグの乱立を防ぐ＆「ウチの審神者は夢主じゃない」と主張する方を少しでも多く刀剣乱舞タグから分離出来るようにする、という方向です。

個人的には友情夢は昔から夢小説の一つとして馴染みのあるものなので、創剣乱舞タグは「刀剣乱舞タグ・刀剣乱腐タグ・刀剣乱夢タグを付けられない＆付けたくない特殊嗜好の作品全般用のタグ」という扱いにさせて頂いてはどうかと思います。創剣乱舞タグの使用範囲を広げる感じです。　今はあまり存在しないようですが、オリ主とオリ刀剣が本丸や各時代を訪れて回り、そこで原作キャラ達と出会うような形の、原作キャラが完全に現地の村人A化するシェアワールド的な話等、タグ分類に迷う系統の作品は出てくる可能性は今後もあります。　「タグに迷った時はとりあえず創剣乱舞タグ」という風に出来れば、今後起きるかもしれない騒動を多少はマシに出来るのでは無いでしょうか？