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概要

CV:森川智之

アラジンの持つ笛の中に住むジン。青い身体を持つ、アラジンの相棒。

かなりの巨体だが、首から上は別次元にあり、実体化しても、体は首から下しか笛から出て来ることが出来ない。そのため素顔が不明である。アラジン曰く「なかなかハンサム」。

聖宮の番人という、他のジンとは違った特別な存在らしく、別のジンと相対した時も「あなた様」「珍しいお方」となどと敬われていた。

非常にシャイな性格で、ほとんどの女性には触れられただけで真っ赤になって倒れてしまう。

だが、この弱点は慣れることで克服できるもののようで、後にモルジアナには触れても平気になった。

詳細な能力は不明だが、主に巨体と怪力を活かした肉弾戦を得意としている。魔法も扱え、強敵に相対した時は強力な熱魔法を使っていた。

ただし、ウーゴくんの実体化にはアラジンによる膨大な魔力(マゴイ)が必要である(当初何も知らなかった頃のアラジンは「お腹の力」と呼んでいた)。そのため、実体化できるのは一日に三度が限界。それ以上は、アラジンが倒れてしまう。

アラジンが「聖宮」に居た頃からの大切な友人。

気が付いた時から聖宮に閉じ込められていたアラジンと共に過ごしていた、たった一人の人物であり、外の世界に出ることを望むアラジンと軽く争ったこともあるが、その度に、「時期」を待つべきだとアラジンを留めていた。

当初はアラジンを敬うように丁寧な敬語で話していたが、不自由を嘆くアラジンに「外に出る願い以外なら、どんな願いでも一つだけ叶えてあげることができます」と申し出た際に、アラジンが「友達になって欲しい」と願ったことで、気さくな仲となる。

アラジンやアリババ、モルジアナと共に冒険していたが、バルバッドでのジュダルとの戦いにおいてアラジンが殺されるのを防ぐため、暴走する形でジュダルを殺そうとするが、そこへ乱入してきた紅玉の金属器の攻撃によって現実世界から消滅してしまう

その後、意識を失ったアラジンを聖宮に呼び出し、笛に残された最後の力で彼に別れを告げた。

実は、アラジンの守護者でありながら、契約した主は別にいるという。

アラジンの魔力で実体化していたように見えていたが、これも全てはアラジンが自分で魔法を使えるようになるまでの練習だった。ウーゴくんはアラジンの魔力を糧にしつつも、本来の主が残した魔力で動いていたのだ。

詳しくは不明だが、アラジンはウーゴくんにとって「主の移し身」であるらしい。

アラジンに別れを告げた以降も、別次元の場所……「聖宮」で首のみの姿で、スライムのような仲間と共に過ごしており、聖宮を訪れたものと度々会話をしている。

アラジンが何者であるか、何処から来た存在であるのか、未だ不明な謎の多くは、今のところ、彼が抱えていると思われる。

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