殺し合いハウス
ころしあいはうす
概要
ニコニコ動画ユーザー『くろひ』氏によるフルボイス動画シリーズ。
2013年8月31日にPVが投稿され、同年9月7日にシリーズが開始された。
更に2014年1月11日からは続編『騙し合いハウス』がスタート。 現在でも投稿が続いている。
イラストはpixivユーザー『ここのえ蓬』を始めとした絵師達が担当し、他にも多くのスタッフによって制作されている作品である。
謎めいた洋館に閉じ込められた9人の男女による、凄惨なデスゲームを描く物語。
前作『けいおん部でライアーゲームをするようです!』を上回る疑い合いや騙し合い、更に殺し合いがプラスされた奥深く濃い内容となっている。
ゲームのルール
殺し合い
・参加者は10日間を洋館で過ごし殺し合う。
・自分以外の誰かを殺した者は1億円の賞金を得る。
・殺人者を返り討ちにした者も1億円を獲得出来る。
・被害者が賞金持ちだった場合は更にその全額も獲得可能。
・殺人は何度行ってもよい。殺せば殺すほど金額も加算される。
・殺人に失敗した参加者は賞金が半減し、翌日の殺人権を失う。
・賞金はゲーム最終日に支払われる。
マーダータイム
・殺し合いは毎日12時~18時の『マーダータイム』でのみ行える。
・殺人を決意した参加者は、各自室のパソコンから殺したい者を入力し指定する事。
・被害者の指定は名前ではなく、各参加者に充てられた番号(①~⑨)によって行う。
・全参加者は12時にロビーに集合しなければならない。
・集まらなかった参加者はマーダータイムに参加できない。
凶器
・殺人に使用できるのは各個室に置かれた拳銃・ナイフ及び『特殊能力』のみとする。
・凶器はマーダータイム以外では自室に保管し室外には持ち出せない。
・『特殊能力』は参加者に付与された特権であり、効果や発動時間はそれぞれ異なる。
・能力は『絶対服従』『仲間化』『能力拝借』『能力無効化』『鍵師』『番号把握』『能力把握』
『拳銃携帯可能』『ナイフ携帯可能』『復活可能』が存在する。
・誰がどの能力を持っているかは本人しか知り得ない。
ペナルティ
・ルール違反者は3日間、殺人権と能力使用、殺人者への抵抗を封じられる。
・ペナルティ4回に達したプレイヤーは『破棄』される。
登場人物
天海千恵(あまみ・ちえ)
主人公。『小心者』。
蒸発した両親の残した多額の借金を返済する為、ゲームに参加する事となった。
桐生京我(きりゅう・けいが)
傲岸不遜な青年。『獰猛』。
血の気が多く辛辣な性格で、自分のことは話したがらない。
赤木柊一(あかぎ・しゅういち)
サラリーマン。『臆病』。
大人ながら非常に気弱であり、PVでは死亡フラグをぶちまけていた。
仙道玄矢(せんどう・くろや)
自衛隊。『寡黙』。
何を考えているか読ませない雰囲気を持つ、無口・無表情な男性。
神崎晃(かんざき・あきら)
男子高校生。『飄々』。
千恵と同年代に属しており、他人を気遣える気さくな好青年。
伊集院綾斗(いじゅういん・あやと)
小学生。『未熟』。
子供ながら最も性悪な存在であり、自分以外全員を見下して煽りまくる。
柚木優芽(ゆずき・ゆめ)
女子高生。『表裏』。
可愛らしさを強調した少女だが、PV・イラストで後ろ暗さが垣間見える要注意人物。
秋山みなね(あきやま・)
姉御肌な女性。『狡猾』。
名前と容姿は恐らく元ネタの作品から取られたものと思われる。
汐音妃乃(しおね・ひの)
ピアニスト。『毒舌』。
他人の声や生活音を「汚い雑音」と称しており、普段は耳栓を付けている。
福永(ふくなが)
ゲーム開始前から姿が見えない、謎の人物。
ゲームマスターによると逃亡したらしく、末路は大体分かるので参加者も詳細な説明を拒否した。
マスター
進行役である仮面の男。
コミカルな陽気さが目立つ、典型的なデスゲーム運営者。
関連リンク
マイリスト:ハウスシリーズ マイリス