概要
初代「ストリートファイター」と「ストリートファイターZERO」シリーズに登場するキャラクター。
初代とZEROシリーズを比較すると外見やキャラ設定が明らかに違っている。
初代でのバーディー
外見はモヒカンでパンクスタイルな服装を着たチンピラっぽい白人のような巨漢である。
ボクシングやプロレスなど様々な格闘技で活躍していたが、圧倒的な強さゆえに戦う相手が
いなくなり酒場の用心棒を務めるようになった。
ZEROシリーズでのバーディー
穴の空いたモヒカンと褐色の肌をしていて、両手の手錠を繋ぐ長い鎖が外見上の大きな特徴に
なっている。体格も初代以上に大きくなっている。ザンギエフやエドモンド本田の
などには髪型を理由に対抗意識を燃やしている。
卑劣で残虐な手口のためにプロレスをはじめとするあらゆる格闘技界から追放されたため
パブの用心棒として燻っていたが、麻薬組織シャドルーの存在を知りストリートファイトで
自身の力量をアピールしながら何とか接触を試みる。エンディングではベガから実力を
認められ予定通り構成員となるが、そのままシャドルーを乗っ取ろうと新たな野心を燃やしてゆく。
ZERO3ではすでにシャドルーの一員となっており、ベガを倒して、サイコドライブを奪取して
組織を乗っ取ろうとする。ただ、ベガはバーディーの目論見をさほど気にしてはおらず、ある程度は
自由に泳がせている。しかしエンディングではその装置を試したもののサイコパワーが無いためか
逆に力が抜けてしまい、そこに来た春麗とナッシュに連行されてしまうという報われない
オチを迎える。小悪党的なキャラはM.バイソンとかぶるためか、バーディーのほうが若干狡猾な
キャラになっている。また、目の前に在るのがサイコドライブだと知らずに破壊したうえに
「ベガにお金もらってなかった」と言うM.バイソンに対して呆れる描写がある。
中平正彦の漫画では、格闘を捨てようとしていたリュウを船上での麻薬取引の際の用心棒に
雇う。アウトローではあるが、リュウと闘い敗れた自分に母親以外に自分を認めてくれたリュウに
感激している。 殺意の波動に目覚めたリュウを止めるべく、刑事である春麗と自発的に共闘して、
自分の身を犠牲にすることも辞さなかった。 更にリュウの豹変ぶりに涙まで見せるなど
原作と違って人情味に厚くなっている。ちなみに、シャドルーとは関わりを持ってない。