概要
新約 とある魔術の禁書目録9巻の魔神オティヌスによって作られた世界に登場した、
ミサカネットワークの総体としての大きな意識。それぞれの個体を物理的末端と称す。
分かりやすく言えば、2万以上の妹達の意識や自我をまとめた存在。
性格は他の妹達に比べ明るく、滑舌。(感情豊かの方が正確か)
なお、サードシーズンのために番外個体は含まれない。
見た目は旧約本編3巻にて、上条が助けられなかったミサカ10031号の姿を借りて登場。
口調は語尾に☆をつけたりもするが、/return、/escapeなど英単語が付く。
詳細
オティヌスによって作られた、幸せに満ちた世界で登場したが、本人曰く、
・オティヌスは生者と死者を明確に区切って魔術を発動
・自分は2万で1つの有機システムで、生きているミサカと死んだミサカの情報を蓄えており、生きながら死んでいて、死にながら生きている
とのこと
生者とも死者とも呼べない存在であるため、オティヌスの魔術の影響を受けてなかった存在。
正確には影響を受けるのが遅れたのだが。
つまりオティヌスによって作られた世界で、唯一上条にとっての『元』の世界の記憶を保持し、上条の事を覚えている存在。(オティヌスを除く)
但し本編に出た総体は、半分以上殺害された妹達の結果さえも「学習の一環」としてきた思考生命体であり、幸せに満ちたこの世界では2万全ての妹達が救われているため、総体は『元』の世界とは大きく異なってしまうようである。
消滅はないが、確実に別のような存在になってしまうらしい。
作中での活躍
心が折れかかった上条当麻に、作中初めて上条を「上条自身の願いのために戦う」ように、焚きつけた貴重な存在。
今まで誰かのために戦っていた上条が初めて・・という事でファンは歓喜している。
またこのようなヒロインは作中でも初登場のため、この『総体』が正ヒロインでも・・という声もちらほら。
新約9巻によって、正ヒロインはオティヌスと、総体でいい、という意見が増えている。