「やっほう。殺しに来たよ、第一位」
概要
CV:加隈亜衣
御坂妹や打ち止め等の妹達(シスターズ)とは異なる生産ライン『第三次製造計画』(サードシーズン)で造られた御坂美琴のDNAクローン。
一方通行の「たとえ何があったとしても、妹達や打ち止めといったクローン達を傷つけない」という信念を逆手に取った学園都市の暗部により、一方通行を抹殺する為だけに造られた。「打ち止めの抹殺」という命令も与えられていたため、仮に彼女に一方通行が殺されてしまった場合は打ち止めも殺されてしまうため、どのみちアクセラレータの信念に反するというジレンマを強いる。
製造されたのが何時なのかは具体的には明かされていないが、他の妹達が持つ生存本能を持たず命を軽く考えていること、妹達が生存本能に目覚めたのは上条が一〇〇三二号を助けてからであることから、8月21日の上条と一方通行との戦闘以降であると考えられる。
外見は妹達とは異なり、御坂美琴よりも成長した段階になっている(高校生くらい)。本人曰く、成長促進剤が違うかららしい。初登場時は白いピッタリとした戦闘服に、顔全体を覆うゴーグルを着用していた。打ち止めや妹達のような「~とミサカは…」といった特徴的な喋り方はしないが、口調は過激で、非常に腹黒い性格を持つ。一人称は「ミサカ」。
美琴のDNAクローンであるため、ミサカネットワークの一部を共有している。ネットワーク内の悪意的な思考・感情(怒り・憎悪・嫉妬など)を強く抽出する特徴を持ち、番外個体の意思に反して行動してしまうこともある。それがたとえ「一方通行と一緒に買い物に行きたい」という些細なものだったり、「買い食いをする」という悪意と呼べるのかも怪しいものであっても…
一方通行と初めて対峙した時は上位個体である打ち止めからの命令を拒否するため、特殊なシートやセレクターを体内に埋め込んでいた。
このセレクターは一種の自爆装置という側面も有り「殺さずに無力化する」という方法を一方通行が取った場合、目の前で炸裂させて自殺することで精神攻撃を仕掛けるという悪辣な罠が仕掛けられている。
能力は美琴や妹達と同じく『電撃使い』だが出力の面でオリジナルには他の妹達同様及ばない。それでも『欠陥電気』の妹達を上回るレベル4程度(妹達はレベル2〜3程度)の出力を持ち、2億ボルト程の電圧は操れる。そして鉄釘を超電磁砲と同じ様に打ち出す技もある。
一方通行によって返り討ちに遭う形で無力化され、セレクターを炸裂させて自身の死を見せつけることで彼のメンタルに深刻なダメージを与えた。
その後、一方通行の能力によって救命され同時に体内のセレクター等も除去された。
以降は一方通行と共に行動し、現在は一方通行・打ち止め・黄泉川愛穂・芳川桔梗と共に学園都市に在住している。私服がないため、芳川が福引で当ててきたアオザイを私服代わりに着ている。また、プライベートは結構ズボラでだらしないようで、テレビゲームを好む一方掃除を頼まれてもサボったり、洗濯機をまともに使えなかったりする。
一方でオリジナルである御坂美琴同様に可愛いものには目がない様子。ゲコラーなのかは不明だが、黒夜海鳥をイジりの対象としており、遭遇してはあれこれとイジり倒すので恐れられているとか。
オリジナルである御坂美琴や妹達(ミサカ一〇〇四六号)とは顔を合わせたことがあるものの、上条当麻とはほとんど顔を合わせていない。これは上条の存在そのものが「悪意」を持って作られた彼女の存在に大きな影響を与えてしまうから。
pixivでは原作で登場した当時は投稿数は少なかった。
登場した際の作中の状況が状況だったので、少し待たざるを得なかったのだろう。
関連タグ
雁淵ひかり・・・中の人繋がりで、彼女の所属部隊の隊長の中の人はお姉様と同じ。
各巻のボス
エイワス→番外個体→ミーシャ=クロイツェフ