プロフィール
名前 | グンドュラ・ラル |
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身長 | 169cm |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 3月10日 |
原隊 |
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所属 | 第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」 |
階級 |
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使い魔 | 狼 |
固有魔法 | 『偏差射撃』発射から着弾までのタイムラグの間に目標がどう動くかを予測して正確に射撃することができる。 |
使用機材 |
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使用武器 | MG42 |
CV | 佐藤利奈 |
ネットラジオ『連盟空軍広報局公式放送 LNAF.OA.ラジオワールドウィッチーズ』第10回ではエイラ役の大橋歩夕とグンドュラ役の佐藤がパーソナリティーを務めている。
- ドラマパート後半ではエイラが502の異動嘆願書にサインさせられそうになった。このときミーナ隊長からのエイラ宛の手紙に「東の狼が狙っている」と書き、それを読んだエイラがサインを拒んだ。先手を打たれたグンドュラは手を引いたがその時ミーナのことを「西の狼」と呼んだ。⇒『東西の狼』も参照。
イメージモデル
ギュンター・ラル(1918~2009)
所属:ドイツ空軍
撃墜数:275(ドイツ空軍第三位)
見越し射撃の名手。
空戦で2度の重傷を負い、それぞれ長期の入院生活を強いられ、その間前線からの離脱を余儀なくされた。そして、これらの負傷の影響により第一線の戦闘機パイロットとしての寿命を縮めた。なお、1度目の重傷で背骨を3ヶ所も折る怪我を負った際に治療してくれた医師が後の妻のヘルタ。
戦後は再結成されたドイツ空軍に入隊して中将まで昇進。ドイツ空軍総監も務めた。
概要
グンドュラ・ラルは、ワールドウィッチーズシリーズの登場人物であり、『ブレイブウィッチーズ』の一員にして同部隊の隊長を務める。
「ラル隊長」または「ラル少佐」と呼ばれることが多い。
人物像
エーリカ・ハルトマン、ゲルトルート・バルクホルンに次ぐカールスラント空軍第三位(=人類三位)撃墜記録を持つグレートエース(ちなみにネウロイ250機撃墜を達成したのはこの2人よりも早く、全世界で2番目である)。
見越し射撃の名手で、芸術的な空戦技能を持つ。また、問題児扱いされていたハンナ・ユスティーナ・マルセイユの才能をいち早く見抜くなど、鋭い人物観察眼も持つ。
1940年の「小ビフレスト作戦」では第52戦闘航空団(JG52)から派遣されて、西方へ避難する民衆を支援するためベルリン防衛に当たり、作戦完了後は残存兵力を率いスオムスに脱出。翌1941年の「バルバロッサ作戦」に参加するが、同年11月、ペテルブルク近郊での空戦中、撃破したネウロイの破片で視界を遮られるという不運から被弾し背骨骨折の重傷を負い、ブリタニアで療養生活を送る。その後、懸命の治療と不屈の闘志によるリハビリで、9ヶ月後前線に復帰。復帰した当日に早くもネウロイ撃墜を果たし、その月だけで30近い撃墜数を上げた。以後、空戦時には古傷を保護するため、魔法繊維で編まれたコルセットを着用している。
ブリタニアでの療養中、後に第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」(ストームウィッチーズ)隊長となる加東圭子の取材を受けている(アフリカの魔女)。
その後ブレイブウィッチーズ結成にあたり、少佐に昇級の上で部隊の隊長として就任。ブレイクウィッチーズである、ヴァルトルート・クルピンスキー、管野直枝、ニッカ・エドワーディン・カタヤイネンを招聘した。
先述の背骨骨折の後遺症もあるのか、現場指揮はアレクサンドラ・I・ポクルイーシキンに一任しており、自身が戦線に出ることはない。
アニメでの活躍
アニメ第2シリーズの舞台となった、1944年9月の時点でもブレイブウィッチーズに所属しており、雁淵ひかりの才能を見抜いた上で、作品のキーワードの一つである「戦いたければ強くなれ!」の名言を残した。
立場や階級の違いもあってひかりとの直接の絡みが少なかったこと、特に主役回が用意されなかったこと、先述の理由で戦線に出なかったこと、そして自身のクールで無口な性格も相俟ってレギュラーキャラの中ではあまり目立つ役回りではなかった。
それでも終盤では自ら戦線に立って高い射撃能力を披露したり、妹への接し方に悩む雁淵孝美に声をかけたり、ひかりの努力を認めて出撃のチャンスを幾度も与えたりと、ウィッチとしての高い実力に加えて隊長としての適正の高さも見せた。
一方で第7話ではサトゥルヌス祭に際してツリーを用意させたり、シャンパンシャワーを行ったり、ワライタケに当たっていたのに関わらずニパの前では正気を保っているフリをして、その後大笑いするなど茶目っ気のある一面も見せた。
その後、放送された『ROAD to BERLIN』第11話では『ストライクウィッチーズ』側と共演を果たす。本作ではカールスラント奪還作戦「オペレーション・サウスウィンド」の支援のためにアムステルダムの総司令部にひかりとマンネルハイムと訪れた時に、偶然ミーナと宮藤と遠目から見かける。この時、彼女はミーナはもちろん知っていたが、宮藤は「扶桑のウィッチ」と呼んだだけで正確に知っていたかは不明。補足として台詞なしの端役ではあったが、2012年公開の『ストライクウィッチーズ劇場版』にも登場しているため、正確にいうと再登場と言う形となる。