概要
『ストライクウィッチーズ』に登場する当時のドイツ(ドイツ帝国/ナチス・ドイツ)をモデルにした国家。首都はベルリン。
欧州中央部に位置する大国で、実在のドイツ帝国に類似した領域を持つ。早くからネウロイとの戦闘を続けており、その陸軍力は欧州随一を誇る。今次大戦においても人類連合軍側の中心的な戦力となっている。しかし、アニメ版開始の時点では国土のほとんどがネウロイの勢力下に落ちてしまい、多数の国民、皇帝一家、技術者や産業が南リベリオン大陸の南端にあるノイエ・カールスラントに疎開することになった。常に準戦闘状態にある軍事国家であり、軍人の地位は高い。同時に凝り性の民族性を持ち、現皇帝フリードリヒ四世の新しい物好きな気性もあって、高い技術によって数多くの高性能な兵器を生産している。大規模な撤退戦「ビフレスト作戦」以降、残存兵力を集結させて奪還作戦を繰り広げている。ガリア・ヴェネツィア解放後も未だにネウロイの手に落ちていると考えられるが、劇場版ではライン川西岸のラインラントが解放されて人が居住しているような描写がある。
第3期ではジェラルド・S・パットン大将の指揮のもと、ベルリン奪還に向けた大規模な反攻作戦が行われる。だが、実施が間近に迫る中、補給拠点のアントウェルペン港が氷山型ネウロイによって港湾施設に大きな被害を受けたため実施が延期となる。復興が中々進まなかったが、カールスラント北部に無傷な港があるキールに拠点変更。ネウロイの支配下だったが奪還し、そこを拠点とした反攻作戦「オペレーション・サウスウィンド」が実施される。
一度目は予想外の反撃で失敗したが、二度目は決戦兵器・陸上巡洋艦ラーテを投入し、最終的にはネウロイの巣「ウォルフ」を501JFWによって撃破され、ベルリン奪還を果たす。だが、南部には別のネウロイの巣があるため、完全にカールスラントを奪還されていない。
帝政カールスラント出身の人物(50音順)
太文字はアニメ・ドラマCDに登場した人物。()は最新階級。
ウィッチ
カールスラント空軍
- アドルフィーネ・ガランド(少将)
- ヴァルトルート・クルピンスキー(中尉)
- ヴェンデリーン・シュレーア(大尉)
- ウルスラ・ハルトマン(中尉)
- エーリカ・ハルトマン(中尉)
- エディータ・ロスマン(曹長)
- オティーリエ・キッテル(少尉)
- グンドュラ・ラル(少佐)
- ゲルトルート・バルクホルン(少佐)
- ハイデマリー・W・シュナウファー(少佐)
- ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン(少佐)
- ハンナ・フィリーネ(大尉)
- ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ(大尉)
- ハンナ・ルーデル(少佐)
- フーベルタ・フォン・ボニン(少佐)
- ヘルマ・レンナルツ(曹長)
- ヘルミーナ・レント(中佐)
- マリア・マグダレーネ・ディートリヒ(曹長)
- ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(中佐)
- ヨハンナ・ウィーゼ(大尉)
- ライーサ・ペットゲン(少尉)
カールスラント陸軍
- シャーロット・リューダー(軍曹)
- フレデリカ・ポルシェ(技術少佐)