プロフィール
名前 | ハンナ・ウルリーケ・ルーデル |
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年齢 |
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身長 | 171cm |
誕生日 | 7月2日 |
原隊 |
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所属 | 国際黒海方面監視航空団(1939年、「ワールドウィッチーズ」) |
階級 | 中尉(「ワールドウィッチーズ」)→大尉(「いらん子」)→大佐(1940年) |
使用機材 |
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使用武器 | 37mm機関砲(「いらん子」「魔女たちの航跡雲」) |
使い魔 | 狼 |
CV | 上田瞳(サイレントウィッチーズ 3 スオムスいらん子中隊REBOOT! プレミアム特装版CD) |
イメージモデル
所属:ドイツ空軍
通称:「スツーカ大佐」「ソ連人民最大の敵」
撃破数:
戦車 519輌
装甲車・トラック 800台以上
火砲(100mm口径以上) 150門以上
装甲列車 4両
戦艦 1隻
嚮導駆逐艦 1隻
駆逐艦 1隻
上陸用舟艇 70隻以上
航空機 9機(1機はJu-87G型の37mm砲による)
急降下爆撃で史上最高の戦果をあげたパイロット。
第二次世界大戦においてドイツ全軍で唯一、黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章(円卓の騎士に準えて、「ルーデル級の化け物があと十二人現れてドイツ救ってくんねぇかな」という総統閣下の願望と彼のアグレッシブさへの諦観が多聞に含まれた勲章、当然そんな化け物がそうホイホイ出て来れるわけもなく受賞者は現状彼一人である)を授与された。
無数の戦車を撃破した、言わば「戦車撃墜王」。「エース・パイロット」の条件(空中戦によって航空機を5機以上撃墜)も達成している。
上記の撃墜数はあくまで公式に記録されたものであり、戦友らの証言によれば彼は自分の戦果を他人の戦果として申告させていたとの事。(活躍しすぎると出世して前線に出られなくなるため)
被撃墜回数は30回。その全てが地上砲火によるものであり、鈍足の攻撃機を更に重くしたクソ機体を操りながらも倍ほども機動性に差のある戦闘機の攻撃をかわしていた。
撃墜される度に病院に放り込まれ、その度に脱走して出撃、何食わぬ顔で帰ってしらばっくれる(そして「誰がやったかわかんない戦果多すぎ」→「お前また勝手に飛んでたろ」と詰められる)常習犯
他にもとんでもない逸話を数多く持ち、その枚挙に暇はない。
ダグラス・バーダーや、第二次世界大戦後に知り合ったピエール・クロステルマンとは生涯の友人となった。
人物像
大戦初期から欧州戦線で戦い続けてきた女傑。15回に及ぶ被撃墜にも屈する事無く飛び続けた不屈の魔女。顔の真ん中に走った大きな傷が一番の外見的特徴(イメージモデルが途中で片足を喪ったため、ストライカーユニットとの設定の兼ね合いでスカーフェイスになったと思われる)。
単純に撃墜スコアで判断した場合、カールスラント四強=シリーズ作中における人類四強(※)の一人。
『スオムスいらん子中隊』
スラッセン奪回作戦に際し(制空権が奪われた欧州戦線では既に鈍足のJu87が活躍できる場所が無かった、という事情もあり)増援としてカールスラント戦線から派遣される。
カウハバへの着任直後、穴拭智子とエリザベス・F・ビューリングに差別的・挑発的な言葉を浴びせかけるが、これは彼女達の反応から実力を推し量る為に意図的に行った事であり、実際には「肌の色で能力を判断する習慣は持ち合わせていない」と嘯く徹底した実力主義者。
ビューリングに対しても過去の確執について特に根に持っておらず、「いらん子中隊」の実力を認めて以降は改めて自分たちの護衛を依頼している。
スラッセン奪還作戦終了後、スオムスでの戦訓を教導するためカールスラントに帰国。なお、次項の『魔女たちの航跡雲』エピソード3冒頭によれば、1939年当時は、オラーシャ領オデッサを臨むオストマルク領に駐屯してた模様。
『魔女たちの航跡雲』
エピソード3・4に登場。初の主役話。
1941年の時点で、第二急降下爆撃航空団(StG2)を率い、カールスラント-オストマルク北中部の国境地帯にてネウロイ撃退に従事している。
(作中の地図の位置から、作戦行動域は史実のオースオリア・ハンガリー領オーバー・ウント・ニーダー・シュレージエン公国相当と考えられる。作中時期である1941年にはタイフーン作戦が実施されているが、その結果次第では敵中に孤立している状態の可能性もある)
既にStG2司令の要職にあり、また「あがり」(魔力減衰期)を迎えシールドが張れなくなっているにもかかわらず、自ら先頭に立って戦っている。
『魔女の世界』記者であるエルネスタ・ニールマンの取材によれば、脚を怪我しながら無断出撃したり(本人曰く「傷の保護というならストライカーの内部、異空間にあるのが一番安全」だそうだが当然痛みはなくならない)、皇帝直々に金柏葉剣ダイヤモンド付き騎士十字章を授与されると共に前線から退くよう要請された時「二度と私に地上勤務をしろと言わないのであれば、ありがたく頂戴いたしましょう」と言上して、居並ぶ帝室・軍・政府関係者を青ざめさせたり、歩けないほどの重傷を負い安静を義務付けられた時には「出撃できない」ことから情緒不安定に陥り、ベッドから這い出して副官のアーデルハイドを呼ぼうとするなど、常軌を逸した素行だった模様。その一方、部下たちをギリギリまで見捨てず自ら救助しに行くなどで、部下(OG含む)からは「最高の隊長」として慕われている。
上官としてルーデルに振り回されたヘルムート・ゲーリング元帥は、「戦いそのものを楽しんでいるようにしか思えない。化け物を圧倒する奴もまた…」と彼女を評している。
取材中に超大型戦車型母艦ネウロイ(子ネウロイを生産する能力を持つネウロイ)の襲撃を受けるや、その主砲がコアに直結していると判断。エネルギー再装填の間隙を縫って主砲からネウロイ本体に突入し、予想通り主砲と繋がる本体内の空間でコアを発見、拳銃で破壊するという、どこぞのジェイソン・ステイサムのような離れ業を見せて撃破した。
「なぜボロボロになってでも飛び続けるのか」というニールマンの問いへの答えは「世界平和」。曰く「十匹、百匹、千匹と倒していけば、いずれ戦いは終わる。子供にも出来る単純な計算だ」。
※エーリカ・ハルトマン、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ、ルーデル、ハイデマリー・W・シュナウファーの4名を指す。