プロフィール
公式紹介
軍人としての志と誇りを胸に、どんなときにも規律を重んじるカールスラント女子。
ナイトウィッチではないけれど、使い魔のモモンガは夜行性なので夜目は抜群!
だけど朝はちょっぴり苦手。
概略
マリア・マグダレーネ・ディートリヒ(通称マリア)は、カールスラント出身のウィッチであり、連盟空軍航空魔法音楽隊に所属する“歌うウィッチ”・ルミナスウィッチーズのメンバーである。
虚弱ながら真面目な人柄で、理論派な少女。
原隊は、バッキンガムシャー州デナンに駐留する「在ブリタニア カールスラント第65戦闘航空団」であった。
人物像
- 朝に弱く、日中も調子が悪い時間が多い虚弱体質。そのため「ちょっぴり苦手」どころか軍務に支障をきたすレベルの朝寝坊の常習犯。あまりにも朝起きられないことで原隊から戦力外通告を受け、音楽隊にやってきた。
- ※本編の描写(午前中の不調、頻繁に貧血になる、飛行中の立ちくらみによる気絶・・・等)から起立性調節障害に類する体質であることが推測される。現在は学童期の子供に多く見られる疾患として知られているが、当時は疾患機序の解明も治療法も確立していなかった。
- 軍務に不真面目という訳ではなく、教本の内容に明るく規律を重んじ、飛行理論についてもかなり習熟している。
- 「~であります」といった軍人口調で話すが、軍人気質に染まりきった人柄というわけでもなく、基本的には丁寧に接する。
- 階級は、平ウィッチ(軍曹)の多い音楽隊の中ではジョーと並び曹長となっている。ただし、曹長への昇進自体が「たまたま、砂漠で迷っていた狐のおじさんを助けただけ」の棚ぼた昇進で、実力に見合ったものではないと認識しており、なるべく階級を誇示しないように振る舞っている。
- 音楽隊ではアクロバット演目考案を事実上任されている。演目の考案においては「高度で革新的な」プランを常に模索しており、音楽隊の舞台をより華やかに進化させるための一翼を担っている。アクロバット演目の訓練に際しては鬼軍曹の如く真面目に取り組んでおり、カールスラント女子の系譜を感じさせる。
- 着用している軍服(下左)のモデルとなったのは、ドイツ国防軍空軍のフリーガーブルゼとシャツ(下右)。史実の軍服に由来するのは帝政カールスラントのウィッチでは初めて(アフリカ軍団用被服由来のエディタ・ノイマンと過去に着用していた設定があるエーリカ・ハルトマンを含めると3人目)である。
- 虚弱体質の影響で夜型であり、眠れぬ夜にはナイトウィッチの無線を聴いて過ごしていた。その関係でナイトウィッチの用いる周波数を把握しており、ジニー捜索の際には一役買って出た。
- 当初はダンス担当に割り当てられ、マナと共に振り付けの考案を行う任務に就いていた。理論派であるためさまざまな振り付けを考えることはできても、実践してお手本になることは苦手。航空ショーを演目に加えるようになってその演目考案も担当するようになる。
使い魔
使い魔はモモンガのフロッケ。
モモンガは空飛ぶ夜行性動物であり、その生態がウィッチ本人にも影響を与えている、ないしは親近性がある生態だったために使い魔となったであろうことが窺える。
航空用のゴーグルと帽子を被っている。主の動きを真似て動いたり、かなり賢い様子が見られる。
ドヤ顔の可愛い使い魔である。
モデル
- ドイツ人歌手・ハリウッド女優の「マレーネ・ディートリヒ」は、本名がズバリ「マリア・マグダレーネ・ディートリヒ」である。
- ドイツ軍のベオグラード放送で21時57分から流されたことにより、放送を聴くことを禁じられていた筈の連合軍兵士からも愛された楽曲「リリー・マルレーン」を持ち歌としていた事で有名。
- 本人は反ナチスという立場であり、1939年にアメリカ市民権を取得して1943年からUSO=米国慰問協会の一員として活動していた。
余談
当初の声優は花江もも氏であったが、2020年10月15日に健康上の理由で治療に専念するため休業する発表がされ、2021年1月8日に「しっかりと治療に時間をかけることが最重要」と判断されてルミナスウィッチーズより卒業することになった。
同年3月27日に、後任として古仲可奈氏がマリア役のキャストを務めると発表された。
関連イラスト
関連タグ
ストライクウィッチーズ ルミナスウィッチーズ 連盟空軍航空魔法音楽隊
マナイア・マタワウラ・ハト ...音楽隊の振り付け担当同士(マナマリア)
下原定子 - 夜間視のみで、魔導針に頼らないナイトウィッチ繋がり。
フランチェスカ・ルッキーニ、エーリカ・ハルトマン - 寝るのが大好きなウィッチ繋がり。この二人はディートリヒと異なり「寝るのが好きなだけで、起きられないわけではない」ことに注意。また、規律嫌いで悪戯好きな点はディートリヒと対照的。