プロフィール
公式紹介
ブリタニア駐在の武官を父に持つ扶桑陸軍航空隊所属の扶桑撫子。生粋の陸軍一家のご令嬢。
普段はおっとりとして周りからも一歩引いていることが多いのに、こうと決めるとテコでも動かない一面をごく稀にみせることも。
使い魔は三毛猫。
人物像
ルミナスウィッチーズのメンバー。扶桑皇国の東京生まれ。陸軍一家の出身で、駐在武官である父の赴任に伴って2年前からブリタニアに暮らしている。
気弱で極度の緊張しい、引っ込み思案な性格ながら、自身の信念を貫こうという場面では強い意志を見せて行動力を発揮する人物である。
- ミラーシャの使い魔に無理やり服を引っ張られて道案内に連れてこられても、(戸惑いはしつつも)嫌な顔一つせず付き合ってやるほど優しく人柄が良い(悪く言えば気弱な性格)。
- 一応はウィッチでありながら、理由は不明だが軍を辞めようとしており、ミラーシャから「ポンコツウィッチ」の人物と評されている。
- 夜間飛行経験は20時間のみ、基礎体力が無いような描写もあり、戦線に加わった過去も見受けられない。新部隊員入隊面接の際には志願してきた音楽隊メンバー分の料理をジョーと共に作り料理の腕を披露するも、顔見知りでない初めてのメンバーと多く接したことで精神的に憔悴してしまうなど、気力の面でも弱点を抱える。
- 一方で、頑として自分の決めた意志を貫徹させようとする側面もあり、歌声を聴いて惚れ込んだジニーを音楽隊に入れるために、入隊意思がないにもかかわらず面接会場に赴く・夜間飛行経験がほとんど無いのに夜間の空中からのジニー捜索に参加するなど、自らのポンコツさを乗り越えて想いを貫けるところもある。
- 駐在武官の令嬢という生い立ちからか、各国の情勢や地理、ウィッチに関する知識が豊富で、初めて会ったばかりのジニーがナイトウィッチであることを看破している。
- 1944年現在はブリタニアで暮らしており、扶桑の実家には祖母が一人で残っている。
- 着用している被服は史実における日本陸軍の防寒作業衣と襦袢(シャツ)。
- 扶桑皇国陸軍の飛行第三戦隊に所属。一方で音楽隊に参加する以前の原隊での描写は劇中で一切描写されておらず、名目的な所属であった可能性もある。
- (「飛行第三戦隊」は、史実においては九八式軽爆撃機、九九式双発軽爆撃機などを装備した爆撃、偵察を行う部隊で、反跳爆撃を導入したが1944年のレイテ島の戦いで連携ミスなどの要因により作戦に参加した18機が全て撃墜され指揮官戦死という壊滅的な被害を受けた)
- 後にアニメ第5話で「飛行機が苦手」であることが判明した。極端な高所恐怖症のために、元の部隊でのウィッチとしての活動にはほとんど参加出来なかったのかもしれない。陸戦ウィッチへの転属は考えなかったのか…?
- ジニーを歌唱部隊員として推薦するために音楽隊の面接に向かったが、そこでミラーシャと再会。共にジニーの捜索を行った後、ジニーから「でも、いのりちゃんだって歌いたいよね?」「いのりちゃんの歌も素敵だったよ」と告げられ、自身も音楽隊に入隊することになる。
- 音楽の素養があり、音楽隊では作曲を担当している。ピアノが弾けるほか、箏を習っていた経験がある。
使い魔
使い魔は三毛猫のおこげ。
ジニーの使い魔モフィが気になるのか、よくちょっかいをかけている。
同じく猫の使い魔であるリオともよく絡みがある。
モデル
「ブルースの女王」の異名を持つシャンソン歌手の淡谷のり子(1907-1999)と推測されている。
- 第二次世界大戦中は兵士への慰問活動に従事していたが、軍歌とモンペを拒否してドレスを纏いブルースを歌って故郷へ帰れぬかも分からぬ兵士たちを励ました「不屈の人」と伝わっている。
- 「こうと決めるとテコでも動かない」性格は上記のエピソードから来ているものと思われる。
関連イラスト
関連タグ
ワールドウィッチーズ ルミナスウィッチーズ 連盟空軍航空魔法音楽隊
ヴァージニア・ロバートソン…ジニーの歌声に一目ぼれしたことでいのりも音楽隊に加わる。
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ、サーニャ・V・リトヴャク…歌とピアノが得意なウィッチ繋がり。二人とも501JFWストライクウィッチーズに所属する。
犬房由乃…505JFWミラージュウィッチーズに所属する扶桑陸軍ウィッチ。元々は扶桑海事変にも参戦経験を持つ陸戦ウィッチであったが、後に空戦ウィッチに転科した。