プロフィール
名前 | グレイス・メイトランド・スチュワード |
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愛称 | グレーシー |
年齢 | 23歳 |
出身 | リベリオン合衆国 |
担当 | 連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ隊長/プロデューサー |
階級 | 少佐 |
誕生日 | 5月20日 |
身長 | 165cm |
CV | 小松未可子 |
人物像
リベリオン合衆国陸軍の少佐。ウィッチとしての現役時代はリベリオン義勇軍としてダンケルク撤退戦やバトル・オブ・ブリテンなど数多くの戦闘に参加していた古豪であるが、「前線から離れて2年を経っている」というセリフの通り劇中では既に20歳を過ぎており、(黒江綾香らと異なり)魔法力を完全に喪失している模様である。
- 彼女のオフィスには現役時代に授章したと思われる勲章が掲げられている。またフェリシア・ルイーザ・グレスリーが初対面で「孫がお世話になった」と語ったことから有名なエースウィッチであったことが推測できる。
- ウィッチ引退後は「歌が人を救う」という信念のもと、様々な理由から戦闘に参加できないウィッチを集めた「航空魔法音楽隊」の構想を打ち立て、予算と隊員集めに奔走する。
- しかしながらプレゼンテーションといったデスクワークが苦手なようで、軍の会議では(501JFWによるガリア解放前という時期もあって)まったくと言っていいほど関心を持たれなかった。フェリシア女史には「駆け引きが苦手」と指摘されている。
- 着用している軍服のモデルは、史実のアメリカ陸軍で第二次世界大戦の頃に使用されていた婦人部隊用制服。男性用の勤務服「ピンク・アンド・グリーン」とよく似ているが、胸ポケットは飾りで腰ポケットは切れ込み型という違いがあった。ただし、世界観の違いにより作中では女性であっても右前のジャケットになっている。また左胸には依然としてパイロット章が輝いている。
そうした歴戦のウィッチとしての側面の一方で、どこか抜けたところもあるようで、音楽隊のアイラ・ペイヴィッキ・リンナマーと新隊員受け入れについて意見を交わしたときには議論に夢中になるあまり食事の用意を忘れる、その際には料理が苦手なことを暴露される……など、人間味のある描写がなされている。
- 本人曰く「直感で行動する性格」とのこと。
音楽隊では基本的に「隊長」「グレイス隊長」と呼ばれており、愛称の「グレーシー」で呼ばれる場面はない。
モデル
アメリカ人俳優のジェームズ・メイトランド・スチュワード(1908-1997)と推測される。
- 1935年に俳優デビューを果たすものの、第二次世界大戦が勃発するとアメリカ陸軍航空軍に志願する。B-24爆撃機のパイロットとして活躍し、1945年には大佐へ昇進。最終的に少将に上り詰める。
- 戦後は戦争映画への出演を断り、ヒューマン・コメディーなどのジャンルで引き続き活躍した。
余談
- 使い魔は(第8話での描写から恐らく栗毛の)馬(但し品種は不明)。
- 第1話冒頭で描かれた現役時代(ダイナモ作戦)の描写では、着用している被服は上記のものと異なり、シャーロット・E・イェーガーが第1期で着用していたものと同様の服装で、使用火器も同じくM1918。
- 使用機材はP-40b。
- タイトスカートを着用しているのは、ウィッチーズ世界におけるズボンが基本的に「作業服または体操服」という扱いの服装であるためで、北郷章香や坂本美緒らと同じく汚れ作業を伴わない後方でのデスクワーク主体の業務に就いていることが推定される。
- 第1話冒頭で共に登場した2人の部下(クレジット上では「グレイスの部下A」「グレイスの部下B」)は、最終話でそれぞれ私服姿および現在のグレイスと同様の軍服姿で登場しており、魔法力を失ってから退役し一般人に戻った者、軍に留まって奉職している者とそれぞれの人生を歩んでいる事が分かる。
- 名前については不明だが、2人の使い魔については「バッファロー」「グリズリー」であることが明かされている。
関連イラスト
関連タグ
ストライクウィッチーズ ルミナスウィッチーズ 連盟空軍航空魔法音楽隊
ヴィクトリア・ウルバノウィッチュ:ブリタニア空軍に所属するオストマルク出身の航空ウィッチ。使い魔がトラケナーでダイナモ作戦に参加し、比較的高い年齢(1944年で21歳)と設定面で共通する点が多い。
アンジェラ・サラス・ララサーバル:504JFW所属のウィッチで使い魔が軽種のアンダルシアン。
加東圭子、フレデリカ・ポルシェなど - 20歳を超えて魔力が減衰したエクスウィッチ繋がり。加東圭子はシールドを張れなくなったが、ストライカーユニットでの飛行や戦闘自体は可能。フレデリカ・ポルシェはウィッチとしては引退したが、技術者として現役。