ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン
はいんりーけぷりんつぇしんつーざいんうぃとげんしゅたいん
※タグの文字制限によりタグとして使用することが出来ないため、pixiv内ではハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタが使用されている(現在、文字数内の略称が無いため、暫定的に使われている)。
名前 | ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン |
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身長 | 163cm |
年齢 | 16歳(1944年末) |
誕生日 | 8月14日 |
通称 | 姫様 |
原隊 | カールスラント空軍 第5夜間戦闘航空団 第4飛行隊(司令) |
所属 | 第506統合戦闘航空団「ノーブルウィッチーズ」 |
階級 |
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使い魔 | 黒猫 |
固有魔法 | 『魔導針』 |
使用機材 | ユングフラウ Ju88C-6(C9+DE号機) |
使用武器 |
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CV | 川澄綾子 |
ネットラジオ『501st JFW.OA〜第五○一統合戦闘航空団公式放送〜』では、
イメージモデル
名前:ハインリヒ・プリンツ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン (1916-1944)
通称:「王子」
所属:ドイツ空軍
撃墜数:83(ドイツ空軍夜間第三位)
デンマーク貴族ザイン=ヴィトゲンシュタイン家の生まれで、三人兄弟の次男。
ナポレオン戦争時代のロシア帝国陸軍指揮官陸軍元帥、ペーター・フリスチャノヴィチ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン・バーレブルクの子孫。
幼少期は欧州各地の様々な学校で学ぶが、1932年にヒトラーユーゲントに入隊すると、翌年にはグループ長となり指導部隊、実践隊等を統率し、地域リーダー学校で更なる準軍事スポーツ訓練を受けた。
1937年にバンベルクの第17騎兵連隊に入隊、同年ドイツ空軍に転籍し戦闘訓練学校に入校、翌年将校に任官し少尉に昇進、様々な飛行場での勤務を経て翌年KG54に配属。
1939年、第二次世界大戦が勃発するとフランス侵攻の西部戦線で最初の実戦を経験し、続いてバトル・オブ・ブリテンにKG1所属の観測員として参加。
この間に一旦パイロット訓練学校に戻り、夜間飛行任務に必須の盲目飛行に習熟している事を認定した「'C2'-免許」として知られる「空軍高等パイロット2種免許(Erweiterter Luftwaffen-Flugzeugführerschein 2)」を取得、復帰後は幾つかの作戦を経て夜間戦闘機部隊へ転属。
NJG2に所属し、初戦果を挙げた1942年からNJG5での東部戦線等でスコアを重ね、NJG3を経て1944年1月1日には古巣のNJG2に戻り戦闘航空団司令に任命されるが、1月21日に戦死。
乗機はJu88を好み、Bf109への改変命令が発せられた後も、最初の飛行で技術的問題を起こした事もあり改編に応じなかった。
遺骸は一旦埋葬された後に改葬され、現在はオランダ・エイセルスタインで同じく貴族出身のドイツ空軍夜間エースであるエグモント・プリンツ・ツール・リッペ=ヴァイセンフェルトの隣に埋葬されている。
天性のレーダー感覚や射撃センスから戦闘機パイロットとしては極めて優秀ではあったが、完璧主義者の王子気質で、指揮官・将校の器ではないと評された。
作戦中にレーダー探知した敵機を見失ったという理由で、無線士/レーダー操作員に機内で直立不動の姿勢をとらせた上、三日間の兵舎内禁固処分にした。
年功と階級を振りかざし、出撃を遅らせた上で自身の到着前に既に他の戦闘機が敵機を捕捉していると、無線通信で名乗りを上げ、戦場を譲るよう通達。
その反面、周囲から「王子」と呼ばれることを嫌っており、あくまで一パイロットであろうとした。
ヒトラーに失望し、その暗殺を考えていたが果される事は無かった。
オラーシャに起原を持ち、カールスラントに移住した名門貴族の家系の出自。欧州各国に影響力を持つ名家。幼い頃より貴族として、ウィッチとしての使命を厳しく躾けられて育つ。
正義感が強く、弱者を守る事を使命と心得る一方、出自からやや世間知らずで幼く激し易い一面もある。
無自覚に、自分に出来る事を他人に要求する困ったタイプの天才だが、自己にも厳しい平等さと、生来のカリスマ性や立ち振る舞いから、周囲には一種独特の信者・親衛隊とでもいうべき集団が形成されている。
部下や整備班に対し妥協のない態度で臨む一方で、功あったものに対しては柔らかい態度を見せるなど、人心の掌握に関して天賦の才がある。
整備班員の談『リカバーできる程度の整備ミスをして、ぐりぐり踏まれるところをローアングルで観察するだけのお仕事です。でもやり過ぎるとクビにされるので、その加減の駆け引きが俺を熱くする』
積極果敢な攻撃重視のスタイルで撃墜数を伸ばし、カールスラント3位(=人類3位)の夜間戦闘エースとなった。
年齢や戦功の近いシュナウファー大尉(現・少佐)を一方的にライバル視していたが、彼女の生い立ちや苦労を知ると態度を軟化させ、今では一方的に心の友に認定し陰日向に助けを惜しまない。
シュナウファーからの評『基本コワイ人。時々親切にしてくれるけど、なんでそうされるのかわからない』
ナイトウィッチの無線通信コミュニティを「子供の遊び」と当初は軽んじていたが、シュナウファー大尉の影響もあって、こっそり参加してみようかと画策中である。