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御坂妹

みさかいもうと

御坂妹とは、『とある魔術の禁書目録』および『とある科学の超電磁砲』の登場人物。
目次 [非表示]

「不思議です。昨晩の実験でミサカは死んでいるはずでした。それは1万回以上繰り返されてきた、当たり前のことでした。それなのに、今この瞬間も、活動を続けています。」

「ミサカ達は殺されるために作り出されました。ただそれのみが存在意義であり、生み出された理由でした。しかしお姉様とあの少年によってそれは失われました。」

リストラです。無職です。絶賛路頭に迷い中です。だから、ミサカにも生きることの意味を見出せるよう、これからも一緒に探すのを付き合ってください。と、ミサカは精いっぱいのわがままを言います。」


概要編集

CV:ささきのぞみ


とある魔術の禁書目録』では妹達(シスターズ)編より、『とある科学の超電磁砲』では欠陥電気(レディオノイズ)編より登場。『とある科学の一方通行』には特典映像に声だけ登場する。


御坂美琴量産型クローン妹達シスターズ」の一人。本来の名称(というべきなのか)は「検体番号一〇〇三二号」。美琴と上条当麻に救われる前までは自分の存在を「実験動物」であると称していた。自称する際もこの検体番号を名乗り、「ミサカ一〇〇三二号」と自称する。


妹達の中では最も上条当麻と接触している個体で、「御坂妹」という呼称は彼女と接した上条当麻が付けたもの。勘違いされやすいが上条が本屋に入っている間に一方通行に殺害されたのは彼女とは別の個体(公園で白井黒子が立ち去った直後に現れた個体。『超電磁砲』によれば一〇〇三一号)であり、猫を拾った個体、すなわちこの一〇〇三二号が上条と最も交流がある個体である。


一方通行絶対能力進化計画の最中に上条当麻が介入し、自分を含む約1万人の妹達の未来を救い、また自分たちを人として認めてくれた発言もあって、上条当麻に恋愛感情を抱いており、美琴の前でそれらしい明言をしている。また、一方通行に対しても特に遺恨などは持っていないようで、過去のことについては打ち止めとの間で話がついているから一方通行を責めない、という考えを妹達の共通意見として持っている。そのため状況次第では協力もする。

その後は10039号、13577号、19090号と共に学園都市のカエル医者のいる病院で暮らしており、星座占いや血液型占いをして地味な争いをしていたり、じゃんけんで人気のケーキ屋にケーキを買いに行く担当を決めるなど、割と自由に暮らしている様子。


10031回の一方通行との戦闘経験をミサカネットワークを介して共有しているため、体術は素人程度なら寄せつけないレベルで強い。流石に電撃はシスターズの一員のため能力は落ちているものの、ハッキングをしたり一般的な服装の相手であれば倒せる。そこら辺の不良学生程度なら容易に撃退してしまうことができる。また、鞄の中には護身用なのか銃火器が入っており、打ち止めにゴーグルを取られた際はサブマシンガンが出てきた(流石に実弾ではなくゴム弾を使用したが)。


そして上条当麻から唯一プレゼント(ペンダント)を貰っている。これは打ち止めのイタズラでゴーグルを取られてしまい、美琴本人と見分けがつかなくなってしまったという事情もある。声だけとなると他の個体との区別は相当に困難になり、一方通行は一〇〇四六号との区別がつかずに逆ギレした。

ただわかる人にはわかるらしく、婚后光子は雰囲気が違うことから美琴本人と御坂妹が別人であることを見抜いた。超電磁砲では大覇星祭での事件の後、事件の記憶が消されていない婚后には妹であると紹介され、友人となっている。カエル医者の病院で暮らす御坂妹以外の個体とは見分ける方法があるらしく、超電磁砲6巻のカバー裏漫画にその方法が書いてある。


この一〇〇三二号は公式展開でも扱いがよく、ゲームにおける会話ウィンドウで名前欄が「御坂妹」と表記されたり、劇場版で一人だけ特別な装備をもらったりしているなど、他のミサカより優遇されている。一方、表記はまちまちで、スタッフロールでは「ミサカ妹」、公式のキャラ紹介では「御坂妹」と安定していない。


御使堕し編で御坂妹の姿をしていたのは海の家わだつみの店主の息子、麻黄。アニメでは終始着物を着ていたのでそんな素振りは見せなかったが、原作では中身が男なので海パンにエプロンという傍から見れば裸エプロン同然というとんでもない格好になっていたこともある。御坂妹本人が誰と入れ替わっていたのかは不明。


超電磁投射砲 実験装備編集

御坂机娘

劇場版で数カットのみ、御坂妹が身につけていた装備。

元々は娘TYPEの誌上連載「いまどきのムスメカ」で明貴美加がデザインしたものが本編に輸入された形。

非公式だが、「元は妹達の装備として作られたもので、低レベルの欠陥電気を補完するための機械」「超電磁砲ではなく超電磁投射砲」「連射能力もそこそこあったので実験に投入される予定だったが、計画が凍結になったのでテストのみで終了した」という設定でデザインされている。背面メカなどの意匠は美琴用にデザインされたものとほぼ同じで統一してある。


劇場版に登場した装備がこの設定を引き継いだのかは明らかではないものの、黒鴉部隊の地面を埋め尽くすほどの兵器群を一気に吹っ飛ばす威力を見せた。

バンダイスピリッツアーマーガールズプロジェクトで御坂妹の装備として立体化もされている。ただし可動しない。一応、やろうと思えばfigmaに装備を流用できるので、figmaに背負わせれば可動させられる(figmaはシスターズの設定と同じ20000体しか存在しない上シリアルナンバーが振ってあるため、正真正銘御坂妹のfigmaと呼べるものは世界に一体しか存在しない。劇中と完全に同じ組み合わせが可能なのは、世界に一体しかない「一〇〇三二」のミサカを持っている人だけである)。



容姿・性格編集

御坂美琴のクローンのため外見はほぼ同じで、服装も彼女と同じ常盤台中学の制服を着用している。ただし、美琴のように電子線を肉眼で見ることが出来ないため、額に専用のゴーグルをつけており、必要時(主に戦闘時)に装着する。また、瞳は禁書目録および幻想収束ではハイライトがなくベタ塗りのジト目、アニメ版超電磁砲Sと超電磁砲Tでは他のミサカと同様、目の描かれ方が美琴と同じ。中盤のヒロインなのが理由か。

容姿がほとんど変わりないため、事情を知らない人が美琴と一緒にいるのを見ると双子と間違えられたり、同一人物だと勘違いされたり、どちらが姉かわからなかったりする。


また、美琴とは違い短パンは穿いておらず、ちょっとした動作でパンチラする。

しかも縞パン。ただいつも縞パンというわけではないようで、気分次第で変えているらしく、紐パンを履いている描写が原作にある。


性格は、オリジナルに比べてあまり感情を表に出さず、おとなしくほぼ無表情。美琴がエヴァで言うアスカ(ツンデレ)なら、御坂妹はレイ(クーデレ)に例えられる存在。そして羞恥心などは持ち合わせていないので、パンツを見られてもまるで気にしないし、脱げと言われれば公衆の面前だろうと平気で脱衣する。全裸を見られても恥ずかしがる素振りすら見せない。


ただし無表情ではあるが無感情ではなく、実際はオリジナルである美琴似の性格をしている。ガサツで短気なところや小動物を可愛がるところ、正義感の強いところなどはよく似ている。

その一方、軍用の量産兵士として生み出されあまり外には出てこなかったために社会経験に乏しく、少し世間知らず。上条がヒヨコのお菓子を食べようとしたところ、それを本物のヒヨコと勘違いしてショックのあまり絶叫して上条に電撃を浴びせたことがある。


一人称は「ミサカ」。また、他の妹達や妹達全体のことも「ミサカ」と呼ぶ。二人称は「あなた」、美琴のことは「お姉様」と呼ぶ。逆に美琴本人からは「妹」として扱われているものの、結構気ままでマイペースなところがあるため時折姉を振り回している。

御坂妹曰わく、美琴は「確かに彼女は年齢にそぐわない幼稚な趣味で、ガサツで短気で喧嘩っ早くて、そのくせ好きなものを好きとも言えない天邪鬼ですが、ミサカのために命も捨てようとした困った姉です」とのこと。

語尾に「とミサカは~(細かい説明)に…(動詞)します」と付ける。


なお、上記の外見や性格口調などは他の妹達(1~20000号)も同様の設定。


関連イラスト編集

まったく いったいどんな神経でミサカs


関連タグ編集

とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲

妹達シスターズ

MNWミサカネットワーク

縞パン 素直クール

御坂姉妹 御坂三姉妹

御坂美琴 ミサカ10032号 打ち止め 番外個体

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