私を常盤台の婚后光子と知っての
概要
レベル4で、能力に「空力使い(エアロハンド)」を持つ。扇子を持ち歩いているが、これは能力を使う時にも使用されるらしい(本編では使う描写はなかったが)。
常盤台中学に通う学生だが、入学時からいたわけではなく、転入生。
アニメ本編では決まって冒頭で何らかの事件に巻き込まれる扱いだったため、彼女の活躍を望む声が多かったが、23話で何と連れ去られかけていた美琴を「私の友人」として駆動鎧の包囲から単身で助け出し、最終話にてようやくレベル4の名に恥じぬ本来の実力を見せ付けた。
よく外見がワンピースのボア・ハンコックにそっくりだと言われる。
13話ではペットにニシキヘビを連れて来た為、ますます似ているとの指摘も。
白井黒子とはあまり仲がよくないらしく、会う度に黒子から疎まれていた。
重福省帆の起こした『常盤台狩り事件』の際には彼女も被害に遭いサインペンでオモシロ眉毛を顔に描かれてしまったが、彼女のプライドが許さなかった為かずっとおでこを扇子で隠し通し、どの様な眉毛にされてしまったのかは結局明かされず終いだった。中の人は加害者である省帆に似たような眉の持ち主を演じたことがある。
最後までずっとかませのような役回りだったが、
最後にいい役割が与えられたので婚后ファンの中には安心した人もいるのではないだろうか。
CV:寿美菜子
原作とアニメでの差異
実は初登場は原作漫画版「超電磁砲」ではなく、スピンオフ元の「とある魔術の禁書目録」8巻。
2学期からの転入生として黒子の前に現れ自分の派閥を立ち上げることを宣言するも、美琴の能力測定の強烈さに驚かされてしまった。
…原作での登場はこの場面のみである。
アニメ化の時点では直接の原作である漫画版「超電磁砲」には一切登場していなかったのだが、当時まだ常盤台中学の名前ありキャラが少なかったせいなのか、アニメでは転入時期を新年度からに設定を変更することで登場している。
そのためアニメでの初登場シーンは「禁書目録」原作での登場シーンを元にしたオリジナルである。
またその影響か、後のアニメ版「禁書目録Ⅱ」では8巻の本来の初登場シーンにあたる部分はカットされている。
アニメ第1期終了から1年以上経ち漫画版「超電磁砲」にも登場。こちらでは原作通り2学期から常盤台にやってきた転校生として登場しており、アニメとはかなり異なったエピソードが展開されている。
航空業界の名門「婚后航空」の令嬢であるという設定が登場。
実は高慢で見栄張りな態度は「自分を立派に見せれば周りは敬服して付き従う」という勘違いから来た友達が欲しいが故の虚勢が多分に含まれていたようで、勘違いに気づき今まで学友を不快にさせていたことに自己嫌悪するなど、本来は気遣いを忘れない素直な性格であることが伺える。
アニメ版よりも美琴に対する思い入れが強く、また黒子に絡む場面はそこまで多くはない。
一方でアニメでも漫画でも、経緯は全く異なるものの湾内絹保と泡浮万彬の二人と親しくなっている。
その後のアニメ2期『超電磁砲S』ではアニメ1期の設定のまま登場しており、アニメシリーズでは原作漫画とは別設定のまま通す方針となったようである。
ただしその状態で原作漫画版の要素も取り入れられ友達思いな部分も強調されており、原作漫画の場面の一部はアニメオリジナルの中で再現し補完されている。
一方で原作漫画版でもアニメオリジナルのエピソードからすると皮肉な発言をするなど、原作漫画版とアニメ版の関係は複雑になっている。
なお劇場版にも湾内と泡浮と共に少しだけ登場しているが、この場面はコミカライズ版でも全く同じように描かれている。
アニメの設定でも原作漫画の設定でも時系列的にこの時点では彼女らは出会っており、どちらを追いかけている場合も問題なく繋がるようになっている。
プロフィール
学年 | 常盤台中学二年生 |
身長 | 163cm |
体重 | 48kg |
スリーサイズ | 84・59・83 |
※「とある科学の超電磁砲BD5巻」特典ブックレットより。
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