AC版北斗の拳においての死の象徴。
これが流れると大抵の場合相手は死ぬ。
概要
元はアニメ版の主題歌「愛を取り戻せ」のインストアレンジのBGMであり主に次回予告などで使われていたBGM。
そのイントロ部分を文字化したもので、本来の主題歌で「YouはShock」の部分のメロディーである
アーケード版北斗の拳において
AC版北斗の拳には「死兆星システム」というものががある。
7つの星(北斗七星)を模したゲージは互いに満タンの状況からスタートし特定の攻撃を当てるなどをして減らすことが出来る。
そしてこれが0になるとゲージの脇にある死兆星のランプが点灯する。
死兆星点灯時には「一撃必殺奥義」を放つ事が可能になり当たれば体力がいかに残っていようが文字通り一撃で倒すことができる。
その一撃必殺奥義が命中した際に流れるBGMがテーレッテーとなっている。
外せばゲージ全消費などのリスクはあるものの大半のキャラがコンボに組み込む事が可能なため、
リスクとして大きく作用しておらず対戦では頻繁に耳にする機会がある。
またこのBGMは最終ラウンド且つ両者体力ゲージが一定以下の状況において究極奥義(いわゆる超必殺技)を放っても流れる。
命中すればほぼ確実に勝負は決するので戦いのクライマックスの象徴としての演出といった所か。
ちなみにこちらのテーレッテーは技がガードされようが関係無く流れるため、そこで決着がつかなくてもBGMは流れ続け戦いは続行される。
このゲームのテーレッテーは大半が一撃必殺奥義命中時に流れるためこの状況自体が割と貴重であり
お互い瀕死の決着直前という事もあってアツくなれる事請け合いの演出である。
参考動画
上記動画の35~36秒あたりで使われるトキの「北斗有情破顔拳」は
各キャラに搭載された一撃必殺奥義の中でも一目で分かる図抜けた性能を誇り、
稼動当初は対戦ではトキが容赦無くこの技を放ちゲームセンターは一躍テーレッテーの炎に包まれていた。
現在では研究が進み一撃必殺奥義が投げ技であるハート様を除くどのキャラもコンボからガンガン一撃必殺奥義を入れる姿を目にするようになり
特にユダの「血粧嘴」はトキに匹敵する性能を誇ることが発覚した。
その影響
北斗有情破顔拳のインパクトは絶大であり、ゲームをやったことの無い人でもこの技は知っているという人もおり、
顔文字やAAまで作られるほどの知名度であった。
MUGENでも上記の技のパロディを実装したキャラが多い。
また、BLAZBLUEのX-BOX360版では、本作における一撃必殺技「アストラルヒート」で相手をKOすることで
「テーレッテー♪」という実績が解除される。
これは北斗の拳とBLAZBLUEの製作会社が同じアークシステムワークだからこそのネタと言えよう。
なお、最新作のCONTINUUM SHIFTでは同様の条件を満たすと解除される実績は「蒼に染まるまで~♪」になっており、
こっちは同作の主題歌のフレーズからとなっている。流石にテーレッテーをパクるのは権利的にまずかったのだろうか…。
更に東方非想天則では、最終ラウンドで霊夢が夢想天生を使用して相手をKOすると、テーレッテーが流れる。
正確に言うと、東方妖恋談のアレンジなのだが、その冒頭が明らかにテーレッテーである。
このスペルカードの元ネタも北斗神拳の奥義「無想転生」であり、二つの意味でパロディ(ダブルパロ)である。
参考動画
[nicovideo:sm7950910]
イラスト
やはり、その印象からか破顔拳関係の絵にタグが多い。