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シルバーカラスの編集履歴

2014-04-01 20:58:24 バージョン

シルバーカラス

しるばーからす

シルバーカラスはサイバーパンクニンジャ活劇小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物の一人。

◆忍◆ ニンジャ名鑑#142【シルバーカラス】◆殺◆

対人兵器を貧民に対して使い人体実験する非道行為「サイバーツジギリ」のプロ。

企業がテストを依頼するどんな武器でも扱うが、

自身が信頼を置きここぞというときに用いる武器は、

何の変哲もないカタナ「ウバステ」である。

ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)


「俺には実際時間が無い。隠しやしないさ」」

人物

登場エピソードは第1部「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」。

暗黒経済組織ソウカイヤのエージェント・笑い爺を通して新型対人兵器の試作品テストを市井の人間に対して行う『サイバーツジギリ』を生業とする凄腕のニンジャ。

言葉の端々にニヒリズムを漂わせ、指定ノルマを厳守し目撃者も容赦なく始末するクールなプロフェッショナル。

しかし可能な限り女子供を標的とするのは避ける、相手に先手を取らせてから攻撃する、始末した相手には必ず念仏を唱えるなど良心の欠片も見せる。

平時はカギ・タナカと名乗り、ノナコという馴染みのマイコがいる。

ヘビースモーカーであり、既に生産が終了していた『少し明るい海』という銘柄の煙草を好んで吸っていた。


不治の病(末期の肺がんと思われる)に侵されており、医者からも「オタッシャ重点」と宣告されている。

半年も無い残り僅かな余命をどう生きるかについて自問自答していたある日、ソウカイヤのニンジャに追われるヤモト・コキと出会い、気まぐれで彼女を助けてしまう。

ニンジャとして覚醒したばかりでカラテの心得すら持ち合わせていないヤモトを放っておけず、彼は「自分の最後のワガママ」と称して共同生活をしながら自らのカラテ『イアイドー』を彼女に伝授していくのだが・・・。


◆投票◆スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ

彼とヤモトの交流と別れを描いた『スワン・ソング~』は時系列には『ラスト・ガール・スタンディング』の直後のエピソードに当たる。

多くのヘッズの涙腺を爆発四散させた名作エピソードの一つであり、2012年5月に行われた第二回エピソード人気投票で2位に輝いた。

書籍版第二巻にも収録されている。


シルバーカラス自体は本編での登場よりも先に名鑑などでその存在を語られていたのだが、その語り口から当初はヤモトにウバステを奪われるだけのサンシタ・ニンジャと思われていた。

しかし本編に登場すると、あっという間にヘッズによる『抱かれたいニンジャ』のトップランカーに上り詰めた魅力的な人物である。


容姿

フードを被り前を締めるとニンジャ装束に変形、メンポ(面頬)が自動装着される特殊な上着を着ている。

ハードボイルドな雰囲気を漂わせたニヒルな容貌に描かれることが多い。


ジツ・カラテ等

サイバーツジギリに用いられる武器は試作品なために欠陥や故障が実際多く、いざというときのためにカタナ『ウバステ』を常に携行している。

ツジギリのターゲットに指定されるのは一般人だけでなく、武装ヤクザやニンジャが指定される場合もある。

ツジギリストの中でもシルバーカラスはそういった手合いを相手にしてリスクを一定以下のレベルに抑えて任務を遂行することができた稀有な存在であり、実際劇中では一エピソード中に五人ものニンジャと交戦しながらその全てを撃破していることから、相当なワザマエの高さが伺える。

イアイドー

シルバーカラスが使うカラテの流派。ニンジャとなる以前からタオシ・ワンツェイ=センセイの下で修行していた。

その教えはニンジャ化したばかりでカラテが使えずそれまでジツ頼りだったヤモトに伝授され、彼女の中で新たに生き続けることになる。

ウバステ

何の変哲もないただのカタナ。後にヤモトの手に託され、彼女の愛刀であると同時にイアイドーと併せて彼女とシルバーカラスの絆の象徴となる。


関連タグ

ニンジャスレイヤー ヤモト・コキ

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