概要
文官、朝廷の人事を司る吏部の副長官である前吏部侍郎で、紫劉輝の側近。
「宮廷随一の才人」と名高い能吏だが、生真面目で頑固な性格ゆえに怒りっぽい。
養父兼上司の紅黎深には、まったく頭が上がらない。
現在の名の名付け親は黎深で、紅家内の争いに巻き込まないようにという黎深の配慮から、紅姓ではなく李姓を与えられた。
「李」は黎深の好きな植物であり、「絳」は紅より深い真紅、「攸」は水の流れる様の意味があり、絳攸が
自分の子であるという誇りと、紅家に囚われずに望む道を生きて欲しいという意味が込められている。
天才的な方向音痴。