李絳攸
7
りこうゆう
『彩雲国物語』の登場人物。
文官、朝廷の人事を司る吏部の副長官である前吏部侍郎で、紫劉輝の側近。
「宮廷随一の才人」と名高い能吏だが、天才的な方向音痴。生真面目で頑固な性格ゆえに怒りっぽい。
武術は護身術程度。16歳で国試に状元（一位）及第し、朝廷に入った。
劉輝の天然ボケに厳しいツッコミ役。劉輝から武官の藍楸瑛と共に紫の花菖蒲を贈られ、国王に最も近い臣下となる。花菖蒲の花言葉は「あなたを信頼します」、紫の花菖蒲には、もう一つの「王の花（秀麗）を守れ」という意味がある。
養父兼上司の紅黎深には、まったく頭が上がらない。吏部では「鉄壁の理性」の異名を持つ能吏だが、
上司が養父の黎深であったことが災いし、「吏部侍郎たる資格なし」として楊修と陸清雅に追い落とされ、さらに瑠花がかけた術で昏睡状態に陥るが、劉輝や養母である百合、秀麗の頑張りで御史大獄前に回復、辛うじて退官は免れ、長期の謹慎処分となった。
元々の名は、黎深より前の養い親がつけた「コウ（光）」。現在の名の名付け親は黎深で、紅家の争いに
巻き込まないようにという黎深の配慮から、紅姓ではなく李姓を与えられた。
「李」は黎深の好きな植物であり、「絳」は紅より深い真紅、「攸」は水の流れる様の意味があり、絳攸が
自分の子であるという誇りと、紅家に囚われずに望む道を生きて欲しいという意味が込められている。
紅邵可を先人として尊敬、心底敬愛している。状元及第時の縁談攻勢が原因で女嫌いだが、秀麗とは親しい。秀麗と結婚して次期紅家当主になることを、紅玖琅から望まれている。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見る
pixivに投稿された小説
すべて見る
Colors（彩雲国物語）#12 悪戯は命取り！？
楸瑛ファンの皆様、毎度申し訳ございません. どうやら奇人変人好きな私はイケメンには厳しいらしいw そして、黒狼・邵可様の気配は普通の人には見えない、ってことで。4,234文字pixiv小説作品
【彩雲国】はじまりの風は、
スパークでの彩雲国ペーパー企画にて出させていただいたものの再録です。 もし絳攸と秀麗が幼なじみだったら、という前提で書いたもの。いつか続きも書きたいなぁ。2,730文字pixiv小説作品- 彩雲国
星流れ、李、揺れて
さてそろそろいいでしょうか？ 冬の華のネタバレ含んでも。 絳攸贔屓のつもりはないんだけど、私にはこう感じました。 ※度重なる加筆失礼。３０日未明、加筆。 これでもう一応この話としては加筆はあり得ません 別の話で、書いてみたいシーンは有りますがね。書くかどうかは、解りません。 そもそも需要があるかどうかが解らない。 需要があれば書いてみたいのは、 楸瑛の葬儀と、絳攸＆楊修とそれから、楸瑛の死後の三つ子。 需要、あります？ もし読みたかったらコメントなどでも需要あるよーと言ってやってください。 今回のはなしについて。 印象的なのは『今の王の心臓』は三人で出来ている（と朝廷官吏は思っている）けれど初めから、劉劉が国を預けているのは李絳攸ただ１人だということ。 だって「璃桜や清雅と政断が違ったときは必ずお前の意見を通せ」 この凄さが解るだろうか。 公子と御史大夫と、仮に２対１になったとしても劉劉は絳攸の判断を由とする、と言うことなんだよ。 公子と、『王の官吏』の長である御史大夫が違う意見を言ったとしても、劉劉の国を、劉輝の夢を、一番解ってくれるのは、、絳攸だということなんだ。 「自分も玉座を投げ出したいと思ったことは多いけれど、李絳攸ほどの者を従わせる（傍にいてもらう）ことができるのは玉座だけなのだから。」という一言とあわせたら、物凄く重みのある。 絳攸と楸瑛どちらが王を思っていたかという話ではなくて、立場の違いによるものなんだけど。あの話のあの言葉はこうでしょ？というのがわたしの中でひとつあってその解釈に自身の希望と言うか願望を+αしました。 あと、静蘭抜きの、楸瑛と絳攸の絆ってあると思ってる。 腐ではなく、普通に。 李が、出逢いの春の象徴の桜の直前に咲くと いうのも運命的な。 李は基本白が多くて。だから冬の雪みたいな花だけど、李に「絳」を合わせると、皆が出会った「桜色」になっていくわけで。 出逢いの春から、皆苦しみながら間違いながら、それでも「攸」（誰にも流れを塞き止められることなく、結局は自分で選んで、自由に）生きたんだよね。 作者はぜったいここまで考えてないんだけどね。 当てはまりすぎて。だからまえの作品でも書いたけど、絳攸が残るのは運命なの。 黎深様、史上最強の名付けセンスだったかもしれない 。 このお話の最後、何故、楸瑛の言葉が『主上』でも、 劉輝が“王様をやってよかったな”と思える『我が君』でもなく、あえて『劉輝様』なのか、それが何となくでいいから読後に伝わってたらこの話は成功。 これは絳攸の話で、劉輝の話で、楸瑛の話であると同時に、『絳攸と楸瑛』の話でもある。 そしてどこまでいっても、三十年、劉輝と絳攸が一緒に居ても、絳攸のことを一番理解しているのは、劉輝ではないのですきっと。 それはそれ、これはこれ。比べるものなんかじゃなくて。多分そのことを、今の劉輝なら解るんだ。6,889文字pixiv小説作品 プロメテウスクラフト 『第1話 雪原の乙女』
彩雲国作者当て企画http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59454172への参加作品（再録） 内容はロボットアニメの第1話風パロディです。 規定文字数が3200文字で、たくさん削らないと収まらなくて苦労しましたｗ 続きは無いですごめんなさい。3,127文字pixiv小説作品- 光明ノ神子姫
李の咲く頃に･･･21
一応今回でこのお話は終わりです。よんでいただきありがとうございました！！水無月ワールド全開ですがどうぞ！！後コラボとかしてみたいと思う今日この頃。6,600文字pixiv小説作品 
拾い子の絳攸が女の子だった話甘味処の逢瀬
※女体化 男装少女として生きてきた絳攸は、百合に着飾ってもらい、楸瑛との待ち合わせ場所に向かった。 黎深は絳攸が女の子だったら過保護になりそうだなーという妄想。9,424文字pixiv小説作品
- 彩雲国
あなたとした約束 ～いつかまた、と願うから～
えーと、出てくるのは絳攸と龍蓮だけなのですが、親子の話であり、同時に双花の絆的な部分もあり、藍兄弟の話でもある。 この話は今までの色んな話とリンクしてます。 時期的には“紅家シリーズ”の、『いつも同じ言葉で』の直前、絳攸が死期の近い黎深に会いに紅州へ向かう直前の夜に龍蓮が来た感じで読んでください 藍兄弟の『弟の笛、浮かぶ月』『指切りは彼方』の流れも組みつつ、 そしてこの話の中で出てくる『以前』とは、 『想い、揺れた夜』のことです。 その上で下記紅家シリーズの流れも組むという。 つまりこれまでの紗羅の話をほとんど読んでないと解りません。 この話を読んで気に入ったら上記したいくつかのお話と、下記の順で読んでください。 紅家シリーズというのはとりあえず絳攸と黎深に焦点当てた話が結果シリーズっぽくなったもののことです。 ※短編が結果的に何となくシリーズになってるだけなので厳密には完全に連作として読むには一作品ごとに多少の縁矛盾や年齢等曖昧な部分もあります ただお話のテーマ的には繋がってる感じですというシリーズです 『それを奇跡と人は呼ぶ』→『信じたものを胸に抱く』→『たった１つの約束』→『その光に導かれ』→『その夜のこと』→『誰よりも愛しい人へ』→『想春馳』→『この願いだけ』→『そして世界は開かれる』→『いつかの日のため』→『ある夜のこと』→『星に願う』→『その、一言を…』→『あおい眼のうさぎたちへ』→『いつか忘れる日々のこと』→『理解も普通も飛び越えて』→『あの日からの約束』→『冬の雫、越えて』→『同じ顔で微笑う』→『いつか、花の下で』→『あなたとした約束』（この話）『いつも同じ言葉で』→『御伽噺に約束を』→『千夜一夜に降りそそぐ』→『追憶』3,264文字pixiv小説作品 
無垢な姫は、世界を見る無垢な姫は、世界を見る38
今回は瑠璃が実力行使にでます！！ いつも読んでくださりありがとうございます。二人の関係はゆっくりですが進んでいきますので～宜しくお願い致します。2,552文字pixiv小説作品
彩雲国物語年越し 2012年作
2012年に、ごくわずかな方宛の年賀状として書いたものです。 はがき1枚分につき、とてつもなく短文ですが、どうしてもここにも載せたくて今回、公開しました。 黎深一家の、年越しの一幕です。黎深様のこういうところ、大好きなのです。 お楽しみいただければ幸いです。295文字pixiv小説作品- 彩雲国
解っていても願っていた
黎深と鳳珠。 あの黎明の訣別に至るより何年も前。絳攸が進士になった時の話。 全然救いになってないけど、きっとこうだと思うんだよ黎深の心境としては。2,520文字pixiv小説作品
