チェリー(煙草)

ちぇりー

かつてJTが製造、販売していたタバコである。

概要

チェリーとは、JTが製造、販売していた紙巻きタバコである。

東日本大震災の際に工場が被災したうえ、

販売数が少なかったため、2011年5月12日に廃盤となった。

1904年発売の初代チェリーと、

1970年発売の二代目チェリーが存在した。

初代チェリー

1904年7月1日に官製煙草として発売。

バージニア葉を中心としたバージニアブレンドのタバコであった。

戦時中も「桜」として販売されていた。

なお、「風立ちぬ」の堀越二郎がこのタバコを愛飲している。

喫味

バージニアブレンドのためタバコ本来の味が強かったそうである。

甘い味がするとも言われている。

二代目チェリー

1970年に日本専売公社から発売。

パッケージデザインは先代から引き継ごうとするも比較調査の結果、

変更となった(背景色が変わったのみだが)。

また、葉のブレンドも変わり、アメリカンブレンドとなった。

喫味

苦いがフルーティーな味がするそうである。

ドライフルーツのような味とも言われている。

タール15mg、ニコチン1.1mgと重いタバコであるにも関わらず、

すんなりと吸えてしまうタバコであったそうである。

後継銘柄

廃盤となったため、愛飲者にとって問題となっていた。

候補としては、

・セブンスター

・ハイライト

・ホープ

がある。

別名・表記揺れ

CHERRY

関連タグ

煙草

詳細