概要
語源は戦国時代、明智光秀が主君である、時の天下人である織田信長を討って(本能寺の変)当時の都である京を支配下としたが、その直後に同じ織田軍の司令官であった羽柴秀吉に敗れ、命を落としたことから、非常に短い期間で天下を奪われることのたとえで用いられる。
ちなみに明智光秀が信長を討って、秀吉に敗れて命を落とすまで11日であり、正確に言えば「11日天下」であり、3日で敗れたわけではない。また天下を取ったと言っても、光秀が掌握出来たのは京周辺と近江の元の領地である坂本や安土城くらいで、将軍などになったわけでもないので、本当の意味で天下を取ってたかと言えば疑問ではある。
また、光秀を討ってこのあと天下を統一することになる秀吉にしても、天下を治めていたのはせいぜい15年足らずで、光秀に比べれば長くはあるが、後の徳川家康が開いた江戸幕府が260年続いたことに比べれば、非常に短い天下であった。
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