ソフト帽
そふとぼう
「ソフト帽」とは、帽子の1つ。
概要
「ソフト帽」とは、クラウン(頭頂部の中央部分)にクリース(縦に折り込んだ窪み)のあるホンブルグ型の「中折れ帽」の1つである。
もっぱらフェルト製であるため「フェルトハット」とも呼ばれている。
主に、平常時に被られる紳士用の帽子で、「シルクハット」や「山高帽」などの固い帽子とは対にあたる。
第二次世界大戦の前頃までは、公務員や会社員の間で最も一般的に愛用されていた。
1969年のフランス映画「Borsalino」でアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが被っていたため、マフィアのシンボルアイテムとして認識されることもあった。