メンバー
- 掟ポルシェ(ボーカル、楽器、説教担当)
- ロマン優光(ディレイ担当)
- ヤギー文光(客への暴力担当)
特徴
当初、ニューウェーブはあくまで打ち込みはオブリガード程度であり、主役はバンドによる演奏であった。しかし、「あらかじめ録音されたバックトラックを使用し、生演奏は一切無しで唄を歌う」ライヴを行うミュージシャンが増加した今、そうしたインタラクティブ性の確保が難しい状況にあった。が、このユニットはディレイを使ってリアルタイムのサウンドエフェクトを演出すると共に、掟による積極を導入することで初期ニューウェーブのようなインタラクティブ性を確保することに成功する。この音楽性が一部の物好きにハマり、現在もアンダーグラウンドシーンで蠢いている、売れる気配のないバンドである。
ユニット名は、掟ポルシェが小学生時代、書道の時間に「ロマンポルノ」と書いたところ、担任の女性教諭に睨まれ、慌てて「ノ」に「゛」を書き足して「ェ」を付け加え、「ロマンポルシェ」としたエピソードに由来している。
当初は「ロマンポルシェ」として活動していたが、2000年頃からユニット名に「。」をつける。あのアイドルが元ネタなのは言うまでもない。
そんなミュージシャンなのに、一度だけゴールデンタイムでパフォーマンスをしたことがある。そう、あの音楽番組『HEY!HEY!HEY!』である。どうやら、プロデューサーが間違ってブッキングしてしまったのが出演理由らしい。当然、あの番組にでても全く売れる気配がない。それでもBBCで彼らの代表曲『全裸で書いたラブレター』のPVが「日本のポップアートの代表」として紹介されたことからか、海外からの受けはいいようだ。でも、日本では全く売れない。
なお、メンバー全員がこのバンド以外の仕事が売れているというのも大きな特徴である。
関連タグ
NARASAKI ・・・ エンジニアを担当していた