概要
アンサリヴァン騎竜学院 の学生のひとり。高飛車・やかましい・ひどい妄想癖の持ち主と、人間性で言えばはっきり言って「学院きっての問題児」とされるアッシュ・ブレイクの方がはるかにまとも。
レベッカ・ランドールとは、親が使用人と主人の関係。ゆえにレベッカから「おまえうちの使用人の娘だろ」と突っ込まれると弱い。
アッシュのことを「銀麗の騎士」と勝手に思い込んでいたが、聖ヴァレリア教会で発生したテロに巻き込まれた際、それを確信してしまったことで、まんまと生徒会の一員になることに成功した。その後もことあるごとにアッシュに迫っては、彼に大迷惑をかけている。最たるものは、自らのパートナー竜・リアンノンと、生徒会の一員であるルッカおよびそのパートナー竜・ガウェインを道連れに、彼の部屋に自爆テロを決行したことであろう。
しかもそのパートナー竜・リアンノンからバカにされ、身勝手な行動をとられてしまうことがある。故にアッシュから「リアンノンは飼い主に似てるなー」とあきれられたことがある。
こうして書くと、碌な人間でないように思えるが、実は聖ヴァレリア教会のテロ事件の際、本人がいながら、「私がシルヴィア・ロートレアモンだ!」と、自らの身の危険を顧みずに大嘘こいてシルヴィアを守ろうとした。この姿を見た彼女は、自分のふがいなさを思い知らされることになる。もっとも、ジェシカがこの教会に居合わせたのは、アッシュがらみの妄想が現実のものになるよう、神に拝み倒すためだった・・・・・・。やはりこの人らしい。