コピンとは謎の生物である。
特徴
究極のモンスターを目指しているという謎の生物。
全長は20~30㎝くらい(アークライズファンタジアだともう少し大きい)。基本的な外見は水滴に似た丸い頭部に点のような目と人間のそれに似た唇、そこに小さい胴と手足が付いている。一説には植物の仲間だという。
その体は水に浸かると縦になが~く伸び、握ればぐにぐにと柔らかい。握りつぶすと気持ちいいそうで、その感触を好む者も多い。
人語を話し、その語り口は基本的に丁寧な口調。自ら記録を残すことも多く、たいてい一人称を「ボク」と記している。
種別
簡単に敵対したときの特徴(ルミナスアーク3の場合)を書いておく。案外厄介。
ヒコピン(火属性)
頭頂部が炎の赤いコピン。ろうそくのように使われることもあるようだ。
戦闘時は両端に火のついたバトンを所持している。
アークライズファンタジアで主人公一行のオトモをするのはこのコピン(CV:代永翼)。
AO値が極端に高く、歩数の少なさを感じさせない。デコピンの連続攻撃が恐ろしい。
ミコピン(水属性)
頭頂部にキノコのかさのようなものが付いている水色のコピン。
基本的にキュアー持ちのことが多いので、真っ先に倒したいところ。
フコピン(風属性)
頭に黄色いプロペラの付いた青いコピン。空を飛ぶ。
戦闘時は槍を持っている。
スピードが高く、攻撃がほぼ当たらない。レジストが低いので魔法で狙っていこう。
ただし、歩数が5ととんでもなく動く。
足の遅い魔法使い組はなかなか厳しい。
キコピン(木属性)
頭頂部に葉っぱのついた緑のコピン。
HPが超多い。攻撃力も高めなので、純粋に倒すのに時間がかかる。
属性をうまく使って処理していくと吉。
ニコピン(光属性)
黄色いコピン。アイデアをひらめくと頭頂部の球体が光るそうだ。
スピードとレジストがとても高いコピン。
できれば必中の物理を持つキャラで倒したい。
ヤコピン(闇属性)
頭頂部に三日月状の物体がついた闇色のコピン。
能力値は低めだが、超長射程の魔法(大体ぐらびてぃあいす)を使うので放置しておくと危険。
接近してもデコピンがあるため、一気に勝負すべし。
はぐれコピン(銀属性)
天使の輪と羽のようなものがついている銀色のコピン。
HPが低いがディフェンスとレジストが超高いため、倒すのが困難。
ゴールドコピン(無属性)
全身金色のコピン。外見は、はぐれコピンの色違いといった感じ。
ルミナスアーク3においてトレジャーモンスター(特定の条件を満たすと出現する強い増援)として登場。
影コピン(無属性)
真っ黒いコピン状の生物。「ギギギ…」「キシャー」と声?を発する。
コピン大好きのアシュレイお嬢様でさえ「気持ちの悪い、黒いコピン」と評する不気味な存在。
特に目立った特長はない。無個性?
関連用語
(50音順)
おでかけコピン
迷いコピンが彼?を発見したレフィに見せてくれる日記のこと。ウルガルド魔法騎士学院の各所で体験したことがつづられており、定期的に公開内容が更新される。なぜかストップボタンでページを選ぶ仕様。
コピンぐるみ
サラの体洗い用人形らしいが、どういうわけだかコピンのエッセンスがつまった依代と化した。
「マジかよ」「マジョなのです」
孤瓶さん(こぴんさん)
幽谷でライラ師匠と共に暮らしているキコピン。一人称が「自分」で語尾に「ですなぁ~」と付けるのが特徴。(CV:代永翼)
コピン長老
見た目はおじいさんのようなひげをたくわえているキコピン。コピンの里の長。(CV:荻野晴朗)
コピン鉄拳パンチ
迷いコピンがアシュレイの代理として不届き者をお仕置きするべく繰り出したワザ。
コピンの里
フルヘイムの某所にある、コピンたちがゆる~く生活している集落。
コピン星屑劇場(コピン劇場)
主人ヴァネッサとはぐれ迷子になったコピンの記録。
目についたロランの後をつけるところから始まる話の他、「アイキャッチ」やら「はぐれコピン相談室」といった謎のコーナーもある。
コピン焼き
コピンのエッセンスが入っているというコピンの頭部の形をした食べ物。もぐもぐと食すヤコピンが印象的。
コピンレース
フルヘイムのカジノの1項目。コピンを走らせ、参加者はその勝敗を予想する。
幸せコピン
コピンの里にいる、葉っぱ占いをしてくれる個体。外見はフコピン。
大根くん
友達を欲するコピンが紹介されたのが一本の大根だった。はじめは戸惑いつつも世話をすることで次第に友情を感じてゆくが…悲しいかな、別れは突然に訪れてしまった。
デコピン
コピンといえばこれと言いたくなるほどに多くのコピンが習得しているスキル。その威力ゆえに恐怖の代名詞となっている。
はぐれコピン相談室
コピン星屑劇場の1コーナー。はぐれコピンがハガキで寄せられた悩みにとても丁寧な口調で回答してくれる。
迷いコピン
ウルガルドの生徒寮の一室に現れたコピン。聖魔女シヴィルの使い魔としてとある封印を守っていたコピンの1体であったが、元の世界に帰る途中で迷子になってしまって学院をさまよっていたという。
その見た目はデフォルトの外見で属性を明記されてないが、本来の主人と慕う人物が闇属性であることから、同じ属性である可能性が高い。(CV:代永翼)
夕暮れコピン
シュトラバールの紅蓮の魔女ヴァネッサの使い魔であるコピン(ヒコピン)の記録。
歴史
基本的なデザインは「ルミナスアーク」シリーズのキャラクターデザインを担当した柴乃櫂人氏が作成。「アークライズ ファンタジア」と「ルミナスアーク3 アイズ」では声があてられている(CVは上記を参照)。
初登場はDSソフト「ルミナスアーク」。以降、同シリーズでは魔女の使い魔として登場している。2と3では温泉バトルに魔女のとりまきとして登場し、強力なスキル「デコピン」で挑戦者を震え上がらせる。
開発元が同じ縁もあってか、Wiiソフト「アークライズ ファンタジア」にも出演。神聖な生物らしいしゃべる謎の生物は、その感触と希少性から貴族が高値で取引しているという。伝言役として登場したコピンは一行に同行し道を塞ぐ岩を壊してくれた。
また、一連のゲームと連動したウェブラジオにコピンと名に付く謎の存在が登場していることも。
余談だが、アークライズファンタジアの主人公ラルクとルミナスアーク3のメインキャラであるディーノにはコピンは何者なんだと苦悩する描写がある。これはCVが同じ中村悠一氏であることへのオマージュなのかもしれない。