シオン(カゲロウプロジェクト)
しおん
「ごめんね、愛してる」
「季節が巡って大きくなったあなたがいつか世界をその目で好きになる様に」
「今日も1日、平和であります様に」
概要
穏やかで優しく、娘のマリーを心から愛していたが、まだ幼いマリーがメデューサの力を暴走させないように「目を合わせてはいけない」「家の外へ出てはいけない」と言い聞かせていた。
シオンはマリーが成長したときに「メデューサは任意で力の制御ができる」ということを教えるつもりだったようだが、言いつけを破って外に出て人間に襲われた幼いマリーをメデューサの能力によって守った際、その負担に耐え切れず亡くなってしまい、マリーは真実を知らないまま引きこもることになってしまった。
上記のことから分かるようにとても娘想いで、また娘からも愛されていた母親だった。その証に、マリーの「好きな人」の欄には「お母さん」とハッキリと書かれている。
「群青レイン」は 彼女から娘のマリーに向けた愛の歌である。
ちなみに、紫苑の花言葉は、「ご機嫌よう」や「追憶」、「遠い人を思う」や「君を忘れない」、「どこまでも清く」などの意味があると言う。
以下、ネタバレ注意
幼少期は、ツキヒコと共に「カゲロウデイズ」の中に姿を消したアザミを待ち続けて過ごす。
ツキヒコの死後も森の中で生活し、やがて人間の男性との間にマリーを授かる。しかし、マリーが「メデューサの血族」ということで人間から気味悪がられることを案じ、安全の為にマリーが大人になるまで森の中で生活する道を選ぶ。
しかし、ある日人間に襲撃を受け、マリーを庇おうとメデューサの血に残る「対象を石に変える能力」を使った際、その能力に体が耐える事が出来ず絶命する。
その直後、マリーと共に「カゲロウデイズ」に飲み込まれ、アザミと再会する。命の代わりとして「目を合体させる」蛇に適合するも、マリーにその蛇を譲り、外の世界へと送り出した。