御坂美琴のクローンの中でも、最も最初に生み出された個体。
レベル5の完全体を目指して製作され、他の妹達とは性質等が異なっている。現在はミサカネットワークからは寸断されており、その行方は妹達にも分からない状態になっている。
ドリー
とある科学の超電磁砲では、食蜂操祈が幼少期に「才人工房(クローンドリー)」の研究施設にて、「〇号(プロトタイプ)」と呼称される彼女らしき人物と出会っており、その時の外見年齢は中学生くらいで、性格もオリジナルの御坂に近い明るいものであった。ちなみに一人称は「ミサカ」ではなく「私」である。身体に延命を目的としたインプラント処置が施されており、また実験によって受けたものと思われる、幾つもの傷がある。
友人である「みーちゃん」を失った結果、塞ぎ込んでいた所を、食蜂が「心理掌握」を使ってみーちゃんに偽装した結果、明るさを取り戻すが、病状が悪化してしまい、研究者達の手で回収され、その時に初めて食蜂の存在を知る事になった。その後、食蜂は〇号が死亡したと伝えられており、彼女が美琴に関わろうとするのも、〇号との関わりが大きいと思われる。
その「みーちゃん」とは警策看取のことであり、〇号を失ったことが大覇星祭編における彼女の凶行の源となった。
〇号は既に死亡しているが記憶と経験を次いでいる個体がおり、学園都市内のある研究施設に囚われている。
ちなみに彼女は大覇星祭で起きたとある事件解決後、食蜂と警策に救出されたようだが、その後の動向は現在の所、不明である。
担当編集者曰くドリー(とドリー妹)と00000号(フルチューニング)は別人とのこと。
計画前の0号であるドリーたちと量産型能力者計画の0号であるフルチューニングという違いらしい。