CV:山路和弘
概要
第9話と19話に登場する、臨床心理学が専門の元大学教授。
大学制度だ廃止されてからは俗世を離れ、埼玉県秩父市の山奥に居を構えている。
虚飾にまみれたホロを嫌い、ありのままの自然の姿を好む。
かつて、公安局の刑事に向けた犯罪心理学の特別講義を受け持ったが、受講生の犯罪係数の上昇からその任を解かれた。
その見解を狡噛慎也は高く評価しており、解任後も2人の交流は続いた。
趣味は料理とコテハン(固定ハンドルネーム)で参加する匿名掲示板のブラウズ。
(『PSYCHO-PASS オフィシャルプロファイリング』参考)
なお第22話(最終話)のエンディングに、公安局内で禾生壌宗と話しているであろう雑賀の後姿が映っている。
これは小説の中で狡噛が別れ際に雑賀に告げた「命を大事にしてください」という言葉が理由であると思われる。
(狡噛)「雑賀先生に一つだけお願いがあります」
(雑賀)「なんだい」
(狡噛)「命を大事にしてください」
(雑賀)「…………」
雑賀の顔から微笑が消えた。狡噛は続けて言う。
(狡噛)「公安局から取引があったら、のってください。『執行官をやるくらいなら処分されることを選ぶ』……そういう決断は潔くても無責任だ」
(小説下巻より抜粋)
※アニメではこの台詞はカットされている。
2期の3話にて再登場。自ら収容所へ出頭したことが判明。