概要
元々はダンテの父親スパーダの剣であり、彼の形見でもある。
兄のバージルが持つ閻魔刀とは対照的な雰囲気を放つ武器である。
見た目は銀一色の大剣といったところ。鍔に当たる部分の両側の中央に髑髏の彫刻がなされている。
因みにこの髑髏の目は時々赤く光る。閻魔刀と同じく意志を持っているのかは不明。
ただダンテの命令には極めて忠実であり、さながらペットの犬と飼い主のような感じである。
ブーメランのように敵に投げられたり、バージルの手によって自分の主に突き刺さられたり、ダンテの手によって衝撃波のようなものを三連続で出されたりと、色々な使われ方をしている。
ダンテはこの剣をチャンバラスタイルで使いこなしている。バージルも若干チャンバラスタイルで操っていたりする。
閻魔刀に比べてこのリベリオンは特にこれといった説明がされていない。特徴もあまりない。
良くも悪くも、標準的な剣といったところであろうか。
エボニーアイボリーという二丁拳銃を携えながらリベリオンを振り下ろすダンテは、まさしく最強のデビルハンターと呼ぶにふさわしいといえるだろう。
特徴
前述したとおり、あまり特徴がない。抜きんでた能力はこれといってないが、閻魔刀よりは扱いやすい武器であり、様々な攻撃(トリッキーな攻撃やゴリ押し)ができることは一つの利点であるといえる。普段はダンテの背中に背負われている。
また、連続攻撃に長けており目にも止まらぬ速さで敵を粉砕することや連続高速突きなどもできる。
耐久力も並はずれており、ダンテがリベリオンに乗っても、その体重をもろともしない。
因みにダンテのデビルトリガーを発動させる役目も担っている。
性能はフォースエッジと似通っている部分が多々ある。
デビルメイクライ4のデザイナーの話では当初コートの背にある髑髏型ハーネスがガッチリ噛み付く事で固定するギミック設定だったらしい。
魔剣リベリオンの軌跡
伝説の魔剣士スパーダの手から息子のダンテへと受け継がれる。
店の名前を決めていない若りし頃のダンテの相棒となる。
ダンテがバージルに敗れ、バージルがリベリオンをダンテに突き刺した際に、リベリオンはダンテの血を大量に受けて覚醒する。以後、ダンテはデビルトリガーを使えるようになり、リベリオンは覚醒と同時に形状が鍔の部分の髑髏の口や柄の部分の頂点の突起が開き、そして鍔の部分の側面の突起が少し斜めに開いた状態に変化した。尚、この覚醒の時に髑髏の目は赤く光っていた。
ダンテがバージルにリベンジを果たした後は、しばらくフォースエッジに出番を奪われる。
ムンドゥスを倒した後のダンテと再び相棒として数々の依頼をこなしていく。
ダンテがフォルトゥナへ依頼出張した際にもリベリオンはダンテと共に戦った。
そして口数が少なくなったダンテはデュマーリ島にもリベリオンを連れてくる。
因みにこの時のリベリオンの鍔の部分の横の突起は完全に真横になっている。これが所謂リベリオンの完全体といったところなのだろうか。
持ち主の強さに比例してリベリオンも強くなっていくのかもしれない。
現在もリベリオンはダンテと共に活躍中である。