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概要

世界各地に分布する大きさ15センチくらいの深海魚。なんとも変な名前だが、少なくとも提灯には見えない。
  
細長い体型をしており、とりあえず頭の上の何かが特徴。メイン画像の黄色いのがそれで、その変な何かは一応目である。
……が、水晶体(いわゆる瞳)がないので網膜のみが直接板のようについているのだという。そのためか頭に占めるサイズがやけに大きく、写真などで見ると削ったエンピツの先っちょのようにも見える。
 
で、その水晶体がないということは「ものを像として見る機能はない」ことを意味し、目というよりは光感知専用のフィルムみたいなもの。
その分顔のまわりには感覚器官が発達しており、わずかな光がわかれば十分だということらしい。
 
ちなみにチョウチンハダカ科には「三脚魚」ことオオイトヒキイワシナガヅエエソなども属し、彼らもやはり目は悪い。だがこれほど特殊スタイルなのはチョウチンハダカのみであり、稚魚〜幼魚(下の画像)のうちは普通に目があるが、成長すると削ったエンピツになるのだ。
幼魚は背中が曲がっているので、どことなくキセルのような体型。
こんな感じ

チョウチンハダカ稚魚


 
なおボウエンギョミツマタヤリウオのように成長すると仰天チェンジする魚はいくつかいるが、そのボウエンギョやチョウチンハダカ科の魚はいずれも雌雄同体。チョウチンアンコウやミツマタヤリウオのようにオスとメスが分かれた魚もいるが、そうした連中はメスの方が大きくなり、オスは言われなきゃ同種とは思えないような小魚である。

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