ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

世界各地に分布する大きさ15センチくらいの深海魚。なんとも変な名前だが、少なくとも提灯には見えない。

  

細長い体型をしており、とりあえず頭の上の何かが特徴。メイン画像の黄色いのがそれで、その変な何かは一応目である。

……が、水晶体(いわゆる瞳)がないので網膜のみが直接板のようについているのだという。そのためか頭に占めるサイズがやけに大きく、写真などで見ると削ったエンピツの先っちょのようにも見える。

 

で、その水晶体がないということは「ものを像として見る機能はない」ことを意味し、目というよりは光感知専用のフィルムみたいなもの。

その分顔のまわりには感覚器官が発達しており、わずかな光がわかれば十分だということらしい。

 

ちなみにチョウチンハダカ科には「三脚魚」ことオオイトヒキイワシナガヅエエソなども属し、彼らもやはり目は悪い。だがこれほど特殊スタイルなのはチョウチンハダカのみであり、稚魚〜幼魚(下の画像)のうちは普通に目があるが、成長すると削ったエンピツになるのだ。

幼魚は背中が曲がっているので、どことなくキセルのような体型。

こんな感じ

チョウチンハダカ稚魚

 

なおボウエンギョミツマタヤリウオのように成長すると仰天チェンジする魚はいくつかいるが、そのボウエンギョやチョウチンハダカ科の魚はいずれも雌雄同体。チョウチンアンコウやミツマタヤリウオのようにオスとメスが分かれた魚もいるが、そうした連中はメスの方が大きくなり、オスは言われなきゃ同種とは思えないような小魚である。

関連記事編集

ヒメ目

関連記事

親記事

チョウチンハダカ科 ちょうちんはだかか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 478

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました